今日の写真は、中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティの、住宅地にある自宅近くで見かけた Yellow Warbler (イエロー ワーブラー)で、この辺りでは珍しくない一般的な種類です。
このワーブラーの体長は13㎝と小さく、この国に多く住むハチドリとほぼ同じ大きさで、枝から枝へと活発な動きを見せ、写真に収めるのに割と苦労する鳥です。でも人をあまり恐れませんから、驚かさないようにゆっくりと近づけば逃げたりしません。
自宅周辺は都市内といえども自然が豊かで、更に各住宅の敷地にはバナナやヤシ、パパイヤなど果物がなる庭木が多く、その果物を目当てに鳥や虫が集まります。ですから住宅地であっても野鳥が多く、週末に歩く自宅周辺の散歩コースでも、多くの種類の野鳥たちに出会うことができます。
そんな事情から今日の写真ですが、ワーブラーは自然の木の枝でなく、人家のフェンスに停まっている場面になっており、そして大きな写真の背景はヤシの木の葉となっているのです。
3枚目の小さな写真は、住宅地の舗装された道路の端で餌を探している場面です。
このワーブラーの最大の特徴は、そのかわいらしい姿と共に、この写真からも想像される愛らしいしぐさにあります。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。