写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ アルツンハ遺跡公園の野鳥たち

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから、車で北西に1時間ほどの所にアルツンハ公園があります。これは太古のマヤ文明が残したピラミッドを中心とした遺跡群を保存公開している場所です。園内には複数のピラミッドが広場を中心に配置されており、そのどれにも頂上まで登ることができます。また公園は周りを深いジャングルに囲まれており、各種の野生動物に出会う機会があります。中でも野鳥の種類は豊富でバードウオッチャーには見逃せないポイントの一つとなっています。今日の写真はその公園に行ったときに撮影したものです。1枚目はオリーブスローティッド パラキートで、この国で最も多く見られるインコです。ベリーズシティ市内でも普通に見ることができます。2枚目は、これによく似た鳥の種類が多いため名前を特定できません。枝に着いた虫を捕っていますが、多分ベリーズシティ市内では見たことがないと思います。

 3枚目はアルツンハ公園からの帰りに、道路沿いの電線にいたロードサイドホークです。その名の通り道路端でよく見かけます。私の想像ですが、道路で車の事故にあった小型の動物たちを狙っているのではと思います。このタカはとても見かけが精悍で美しい鳥です。

 4枚目はアルツンハ遺跡公園内の一つのピラミッドです。広場をこれらのピラミッドが囲っているのですが、ここではどんなイベントが行われたのでしょう。背後には緑濃いジャングルが見えています。
 カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離250mm、35ミリ版換算375mm、ISO 800、F 6.3、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 背景はジャングルの橋

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから、車で西に30分ほどの距離に今日の写真の場所があります。この場所は特に観光地という訳ではないのですが、緑の自然があふれ、たくさんの野生生物に出会えることから週末によく訪れました。幹線道路からそれることが無くてもいろいろな動物に出会えるのです。特に野鳥に関してはその種類や数が多いことから車窓からでも撮影が出来ることが多々あります。1枚目の写真の橋はこの国最大の河川であるベリーズ川に架かるもので鉄製です。ただ床も鉄板ですから車が通ると大きな音がします。でも周辺に人家が無いことから特に問題はありません。川沿いは他に比べて特にジャングルが深く野鳥を含めて動物をたくさんいるのでしょう、この橋周辺は私の野生観察のウオッチングポイントになっていました。

 2枚目は橋のすぐ近くにあるマンゴーの大木で、この樹上で多くのグリーンイグアナが休んでいます。橋に立つ我々と彼らとの距離は近いのですが、危害を加えられないのを知っているようで、いつものんびりと日向ぼっこをしています。私が知る限り、この地点が最も近くで多くのイグアナを観察できる場所です。この写真には5匹が写っています。

 イグアナのオスは成長するにつれて体色が変化し、最後にこのようなオレンジ色になります。体長は1mを優に超え、顔周りや背中の飾りがとても眼立つ立派な外観ですね。
 1枚目の写真の撮影機材は Sony Cyber-shot WX5です。1枚目の撮影データは焦点距離 4.3 mm、35ミリ版換算 ? mm、 ISO 200、F 7.1、1/800sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2025年1月11日散歩道のカワラヒワなど

 2025年1月11日は、昨日までに降った雪がまだ道路以外に積もっており、銀世界です。しかし朝から晴れ渡り空気は冷たいものの太陽の光で大分融けました。午前中に雪の残る文殊山に登りましたが、めぼしい鳥たちに出会うことができず、見かけたのはいつも通りのエナガホオジロだけでした。午後に自宅周辺の散歩に出ましたが、コースの一部はまだ誰も通っていないところがあり雪が深く長靴が必須でした。今日の写真はその時のものです。上の3枚は麦畑の草むらで出会ったカワラヒワたちです。1枚目はオスで、2枚目はオスより体色が地味なメスです。カワラヒワたちは私が近づくと、一斉に地面からこうして枝に飛びあがり、警戒しながら私の通過を待っていました。彼らを刺激しないように静かに通り過ぎようとしました。しかしその途中、足元からキジのオスが飛び立ち、その音でカワラヒワたちも一斉に飛び去ってしまいました。

 カワラヒワたちが居た近くの電柱の天辺に、この写真のノスリが停まっていました。以前は近くにあった高い木の上にいることが多かったのですが、その木が今はないことから、こうして電柱の上に場所を変えたのかもしれません。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/1,250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 1月8日の散歩道のクロジなど

 今日の写真は先日1月8日に、岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩した際に出会った鳥たちのご紹介です。その時の写真については既に当ブログで当日に載せているのですが、今日はその続きということです。1枚目はクロジのオス2羽です。クロジの体色は個体差が大きいようでこの写真のような、くすんだ青黒色のものから、もっと青色が強く、背中の茶色い部分の割合が少ないというのが居ます。当ブログでご紹介した1月2日に松尾池で出会ったのがそれでした。見比べていただくと良く分かります。同様にクロジのメスの体色の個体差も大きいように思います。

 2枚目はアオジですが、クロジたちのすぐ近くにいました。彼らは好む餌や習性が似ているのでしょうか、混群していることが多いようです。アオジも体色のバラツキが見られるように思います。

 3枚目は遠くの空に舞っていたノスリです。今年の冬は、ノスリがいつも停まっていた高い木が切り倒されて無くなってしまったことから、彼を見かける機会が少なくなっています。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 500、F 5.0、1/250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2025年1月9日散歩道のアトリなど

 2025年1月9日は、昨夜に降った雪が草木の上に積もり道路以外は白銀の雪景色になっていました。そして一日中、時折晴れ間がのぞくものの断続的に粉雪が舞っていました。今日も山へ行くのをあきらめ、自宅周辺の散歩に行くことにしました。写真はその時に撮ったものです。1,2枚目は今シーズン初めて出会ったアトリです。彼らは30羽ほどの群れで電線に停まっており、時々一斉に飛び立ち辺りを回ってからまた元の場所に戻ったりしていました。ハヤブサなどを警戒しているのかもしれません。2枚目の写真の通り群れの中にはスズメも混じっていましたが数はアトリより少なかったように見えました。

 3枚目は昨日も出会いましたが、昨日の場所から500mほど離れたやはり根尾川沿いの藪の中にいました。私に気付くと地上から枝に飛びあがり警戒していました。写真手前はオスで、後ろにいるのは多分メスです。

 4枚目は根尾川から飛び立ったマガモのオスとメスです。私は彼らが水面から飛び立って初めて気づきました。ですからカメラをスタンバイして向けるまでに時間がかかり、せっかくのチャンスを逃しました。背景に白く写っているのは山の斜面にある木の上に残った雪です。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.5、1/1,000sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2025年1月8日散歩道のクロジなど

 2025年1月8日は、朝から晴れたり曇ったりで午後には雪がちらつく不安定なお天気でした。午前中は小ぬか雨が時折降っていたことから文殊の森公園に行くのをあきらめ、自宅周辺の散歩に出かけました。散歩道は草木の上に昨日の雪が積もって一面白くなっています。こんな日は野鳥に出会える確率が上がると期待していました。そしてその通り根尾川沿いの農道で多種の鳥たちに出会うことができました。今日はその時の写真です。1,2枚目は今シーズン初の散歩道でのクロジとの出会いです。1枚目はオスで、2枚目はメスです。彼らは道路に落ちている草木の実をついばんでいたのですが、私が近づくと笹薮の中に逃げてしまいます。そこで私はそこに立ったままじっとしていると、彼らは藪から出てきて餌をついばみます。クロジ、アオジともに基本的にはフレンドリーな性格ですから、こちらが静かにしていれば飛び去ってしまうようなことは、まずありません。クロジは地味ですが美しい体色をしていますね。

 3枚目はクロジたちの近くにいたアオジです。今回の散歩ではいつもと違いクロジの数の方が多かったように見えました。ただし、アオジは藪の中に隠れていましたから、単にそう見えただけかもしれません。

 4枚目はお待ちかねのベニマシコで、今シーズン初の出会いです。アオジやクロジの近くにいて、混群を作っていたような気がします。この写真の個体はオスなのかメスなのか分かりません。顔に少し赤い羽毛部分がありますから今年生まれの若いオスかもしれません。私が知っている限りメスに赤い部分はないと思います。今日は残念ながらベニマシコを撮れたのはこれだけでした。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道のアオゲラなど

 岐阜市近郊にある自宅の周辺は、地形が変化に富んだ自然豊かな場所であることから一年を通して様々な野鳥を見ることができます。今日の写真は自宅周辺を散歩した際に出会った鳥たちです。撮影日はこれらの写真総てが1月12日のものです。1,2枚目は柿畑にある渋柿に来たアオゲラです。渋柿は渋みが強いことから鳥たちやサルも食べませんが、完全に熟すと甘くなりますから鳥たちの貴重な冬の餌になります。アカゲラはそれほどでもないようですが、アオゲラは好物のようで、毎日のようにこの木に現れます。

 渋柿の熟した実を好物としているのはツグミも同じです。アオゲラは通常一羽でやって来るだけですからそんなにたくさんは食べられないのですが、ツグミは集団でやって来ますからすぐに食べ尽くしてしまいます。彼らは皆で分け合ってなんてマナーは持ち合わせていません。他にはメジロが来ます。

 4枚目は散歩道の笹薮の中に撒いた米ぬかに来たアオジです。この米ぬかは、この辺りに出没するイノシシやシカを捕らえるための罠におびき寄せるために撒かれたものですが、アオジにとっては思わぬプレゼントですね。アオジはこのエサに夢中で私がかなり近づいても気にしていませんでした。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/1,000sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。