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写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

背景はベリーズ動物園の Harpy Eagle(ハーピーイーグル)

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 中米ベリーズにこの国唯一の動物園があり、海外からの観光客に人気で、ツアーのコースの一つに入っています。
 この動物園は、様々な理由で野生で生きていけなくなった動物たちを保護している施設で、園内の檻はできる限り自然に近い環境にしてあります。

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 そして動物園の見ものの一つが、クロヒョウジャガーと並んで、現在絶滅危惧種に指定されているとおり希少な種類となった Harpy Eagle(ハーピーイーグル)です。
 この鳥は園内の説明によれば、小さいころから人間に飼われ、もう自然に戻れなくなったとのことで、これまで何度も野生に戻すことを試みたられたそうです。
 この日本名オウギワシのケージには、通常通り地上からと、更によく見えるようにと配慮されたバルコニーが造られており、この世界最強と言われるワシを近くで観察することができるようになっています。
 またこのゲージは割と広く作られていることから、狭いながらもワシが羽ばたいて飛ぶことができます。この鳥の翼を広げた雄姿は素晴らしい見ものだと思います。
 今日の写真はそのバルコニーで、背景にオウギワシを入れた記念写真です。現在ではこのワシを見ることが難しくなっていることから、ここは貴重な動物園なのではないでしょうか。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Fine Pix F200。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算28mm、ISO 200、F3.3、1/52sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズのジャングルのホテルの Yelloe-winged Tanager (イエローウイングド タナガー)

f:id:photolifenet:20170522221413j:plain   このブログの昨日の記事でベリーズにあるジャングルのホテルを紹介ました。その中で、ホテル敷地内にある樹木が訪問者たちにとって魅力的な餌となるのであれば、彼らは自然と集まってくるのだろうと思います。


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 このホテルには特に珍しい樹木があるのではなく、この国ではごく普通の、花の咲く木や木の実がなる木ばかりで、それがまばらに配置されています。
 このホテルの周りは深いジャングルですから、もともと野鳥の密度は濃く、その彼らがまばらに植わった木々を訪れるのです。野鳥観察には木々がまばらにあることが重要で、これがうっそうとしていると、鳥たちの声は聞こえても姿を見ることができまないのです。
 今日の写真は、ホテル敷地内の我々が泊まったコッテージの、玄関ドアの前に植えられているパームツリーを訪れた Yelloe-winged Tanager (イエローウイングド タナガー)で、体色に鮮やかさはありませんが、鳥には珍しい青色で、ジャングルの緑の中でよく目立ちます。
 熱帯地方にはどこにでもあるパームツリーは、時期になると赤い実をたくさんつけ、その時には様々な種類の鳥たちがこれを採りに来ます。
 ところでこのタナガー、この鳥も人をあまり恐れないため、かなり近くで撮影が楽しめる種類です。
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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

 

ベリーズのホテルで出会った Ivory-billed Woodpecker (アイボリービルド ウッドペッカー)

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 昨日のこのブログ上で、ベリーズのジャングルの中に建つホテルを紹介し、そしてそこで見られる野鳥たちを話題にしました。

 このホテル (Bocawina Rainforest Resort) は国立公園の中にありますから、このホテルに到着する前にまず、国立公園に入るためのゲートを通り、そこで入場料を払う必要があります。

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 ホテル敷地は例外ですが、その他の公園内は森林等の開発は全く行われず、また鳥獣は保護の対象になっていますから狩られることはありません。それもあってか野鳥たちの種類と数は豊富で、バードウオッチングには天国のような環境であると同時に、ジャングルの巨木があちこちに見られ、訪れた人たちを魅了します。

  私もこのホテルを訪れて初めて本格的なベリーズのジャングルに触れ、他ではなかなか見ることができない珍しい鳥たちに出会いました。読者の皆さんの中で、もしベリーズ、そしてジャングルやこのホテルに興味がある方は連絡をください。情報を提供します。

 さて今日の写真ですが、このホテルの敷地内で見かけた Ivory-billed Woodpecker (アイボリービルド ウッドペッカー)で、街中では見られませんが、ジャングルでは比較的よく見られる種類です。この鳥も人間をそれほど怖がらず、私がカメラを持って近づいても餌探しに夢中でした。印象として人間など眼中にないようです。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 

ベリーズのジャングルのホテルの Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)など

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 中米ベリーズは、かつてはサトウキビ栽培が主な産業でしたが、近年は観光業が盛んで、この国の外貨獲得の主流になりつつあります。

 観光資源は美しいカリブ海、マヤ時代の遺跡、そしてジャングルなどの素晴らしい自然環境です。海外からの観光客はこれらを楽しむために訪れるのですが、中にはバードウオッチングを目的にする人もたくさんいます。

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 町から離れたジャングルには、こういった人たちを対象にしたホテルが整備されており、今日の写真の舞台もそんなホテルの中の一つです。

  このホテル、この国最大の都市であるベリーズシティから車で2時間半ほどの位置で、敷地は国立公園の中にありますから、周りの自然は開発されることなく保存されています。

 通常ジャングルの中のホテルは野鳥を集めるための餌台が設置されており、観光客たちが容易に鳥の観察を楽しめるようにしてあるのですが、このホテルにはそれがわずかな規模しかありません。

 ホテル敷地内には実や花をつける樹木がたくさん植えられており、それを目当てに野鳥がたくさん訪れますから、餌台は必要ないほどで、実際餌台を訪れる鳥はわずかです。

 でも敷地内を歩くとあちこちで野鳥たちを見ることができ、今まで訪れた中で、このホテルが野鳥の種類も数もずば抜けて多いのです。それにやはりどの種類も人をあまり恐れません。ここはバードウオッチングの天国だと思います。

 今日の写真はホテル敷地内にあるバナナの木に来た Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)と、下の小さな写真は、上の大きな写真にも頭が少し見えていますが、やはり同じ木に来た Yelloe-winged Tanager (イエローウイングド タナガー)です。

 このキツツキは特に珍しくはなく、街中でも電柱に営巣するほど一般的な種類ですが、ジャングルで見るとまた違った美しさを感じます。

 ところでこうしてバナナを食べる野鳥たちは、バナナ農家にとっては迷惑な害鳥かもしれませんね。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

背景は新緑の華厳寺参道

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 昨日今日ととてもお天気が良く、2日とも空に雲はほとんど見られず空は青く澄み渡り、野山の緑がひときわ輝いて見えます。こんなにさわやかな5月の一日、どこかに出かけないわけにはいかないということで、困ったときの谷汲山華厳寺に向かいました。

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 華厳寺参道の両側には多くの古風な和風建築の店が並び、並木は桜ともみじが交互に植えられ、その枝葉がとても若々しく、そして美しい緑色を見せてくれています。

  日本には春の桜と秋の紅葉が二大行楽時期があります。近頃は海外からもこの時期を目指して多くの観光客が訪れているそうで、この時ばかりはどこの名所も人でいっぱいになります。ここ華厳寺も例外ではありません。

 そして、それらに次ぐ美しい日本といえば、この今の新緑の季節ではないでしょうか。新緑の中に身を置いてみると分かるのですが、鳥は歌い、若葉は希望にあふれているように芽吹いています。

 今日の写真は、谷汲山華厳寺参道で撮った一枚で、ドラマチックな光に恵まれました。下の小さな写真は境内の輝く新緑です。

 それにしてもフルサイズセンサーカメラと、高性能大口径レンズの組み合わせは素晴らしいと思います。この透明な空気の中を表現する臨場感と、美しいボケが実現する立体感は、他の組み合わせでは中々実現が難しいのではないでしょうか。

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 撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron 28-75 F2.8XR Di SP。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換算50mm、ISO320、F6.3、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズの自宅上空を飛ぶトキたち

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 中米の国ベリーズに住み始めて、街中でも様々な生き物が普通に生活し、人間と野生生物が共存していること、その野生生物と人の距離がとても近いことなどに驚いたことについては、このブログ上で何度も話題にしました。

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 更に自宅に住み始めてもう一つ驚いたことがあります。それは今日の写真の通り、日が沈む前の時間になると、南東の方角から北西に向けて、たくさんの水鳥たちが自宅上空を通過することです。多い時には、下の小さな写真の通り、60羽ほどの群れが素晴らしいスピードで飛び過ぎます。

  それらの水鳥はシロトキとコサギが多いのですが、シロトキは白い体色に、くちばしと顔の赤とのコントラストが美しく、また弾丸のように飛び去るその姿は何度見ても飽きません。

 コサギの群れの場合は、シロトキに比べて飛び方が遅いためよく観察できますし、彼らの白い体に黒いくちばしと脚、それに黄色のつま先のコントラストがこれまた美しいのです。

 ベリーズ市内の住宅地にある自宅上空で、毎日の夕方にこの野生のショーが見られるのですから、着任当初はこの豊かな自然に本当に驚いたものです。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズの人を恐れない野鳥たち Great Kiskadee (グレート キスカディ)

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 今日の話題は、昨日に続いて人を恐れない野鳥たちについてです。

 中米の国ベリーズに住んでいた頃の話です。最大の都市の住宅地にある自宅の敷地は広く、オープンスペースがたくさんありますが、植樹はそれほどされておらず、まばらにヤシの木やアーモンドの木があります。

 でもこの視界を遮らない程度の樹木は野鳥の発見が容易で、敷地内にいればすぐ目につく利点があります。

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 もともとこの辺りには野鳥の種類や数が多く、少ない庭木であってもたくさんの野鳥たちが訪れますし、この敷地内で巣を作り、子育てをして暮らす種類もいます。

  今日の写真のGreat Kiskadee (グレート キスカディ)は人の住む周辺で生息する習性があり、巣を人家の軒先や窓の格子などに作ります。この点は日本の雀とよく似ていますが、体格は大きく、ムクドリツグミ程の大きさです。

 キスカディの特徴は、とても気が強く、時には自分よりもはるかに大きなタカを追い回したりするほどで、そしてまた人をあまり恐れません。

 上の写真は自宅敷地内で撮ったのですが、ノートリミングで鳥がこの大きさに写っています。下の小さな写真はその一部をトリミングしたのですが、彼の瞳に写っているのは、空を背景にした撮影者の私ではないかと思うほどの近さです。

 キスカディは気が強いから人を恐れないのではなく、人は自分にとって害にならないと信じ込んでいるように思えます。

 ここでは人と野生の信頼関係が成り立っているのですね。本当にうらやましい限りです。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/350sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。