写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ソウシチョウとの出会い

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 岐阜市近郊にある自宅周辺を、カメラを持って毎日散歩するのが日課になっているのですが、冬の時期は、時には氷点下にあることもあり寒いのですが、それでも休まずに出かけるのは寒さを上回る魅力があるからです。
 その魅力とは野鳥との出会いで、この散歩を始めてからそれまで見たこともない様々な種類に出会うことができました。その珍しい種類の筆頭が今日の写真のソウシチョウです。

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 今年の1月、その日の未明に降った雪がまだ残る 寒い日でした。いつものように散歩コースを歩いていると、杉林の高い枝の間に数羽の鳥が見えました。枝葉の隙間からのぞく体の色は、これまでに見たことのないカラフルなものです。すぐにカメラを向け撮ってモニターで姿を確認したところ、なんと図鑑でしか見たことのないソウシチョウでした。
 こんな自宅近くにいることが信じられませんでしたが、彼らを美しくとらえたいと夢中でシャッターを切りました。今日の写真はそれらの中からの3枚です。
 ソウシチョウに関する記述をウィキペディアから以下の通り抜粋しました。

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 「インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等に移入。
日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。現在、関東、東海、近畿、中国、四国、九州の各地で繁殖が確認されており、関東では筑波山、近畿では六甲山系、九州では九重山系によく見られる。なお日本以外ではハワイ諸島で観賞目的で放鳥されたことがある。」
 「本格的に日本に入ってきたのは1980年以降であり、日中国交正常化にともない、本種の中国大陸からの輸入が激増したことが原因として挙げられる。また本種は雑食性でもあり、扱いやすいことも輸入増加の原因になったと思われる。さらに本種の価格は非常に安価だったため、外来生物法が施行されるまでは、どこのペットショップに出向いても本種の姿が確認できた。そうして在庫を抱えたものの、販路や多額に及ぶエサ代に困って遺棄(放鳥)に及んだ悪質なペット販売業者があったようである。」
 私が見たのは7~8羽の群れでしたから、多分この近くで繁殖しているものと思います。この冬も彼らに会えるのを楽しみにしています。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 コスモスと樽見鉄道

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 先日このブログ上で、コスモスの写真を撮りたいと基礎三川公園に行ったのですが、あいにくの休園日だったことから、そこから近いなばなの里へ行ったお話をしました。
 なばなの里は去年も訪れており、コスモスがきれいに咲いていたのを知っていましたから期待が大きかったのですが結果は惨憺たるもので、3度の台風接近でコスモス畑が被害を受け、お世辞にも美しいとは言えないありさまでした。
 いつもなら自宅から歩いていける場所にコスモス畑があったのですが、今年はなぜかそれがありません。そこだけでなく今年はコスモスを見る機会が少ないように思います。

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 コスモス写真はもう無理かと思いながら、車で少し範囲を広げてを探していたところ、今日の写真の場所に行きつきました。行ってみて、そういえばここもコスモスの撮影スポットだったと思いだしました。最初からここに来ればよかったのです。
 写真はコスモス畑の横を走る樽見鉄道で、日本ののどかな里の秋の風景ですね。背景に立ち上る煙は、山口にある住友セメント工場のものです。その背後には山頂が削られた石灰の山が見えています。
 これからしばらく晴天が続くそうですが、このコスモス、長く咲いてくれることを願っています。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離17.8mm、35ミリ版換算48mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 背景は思い出の景色

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 昨日のことですが、秋になるとなぜか故郷が懐かしくなり、行ってみたいと思うようになります。私の故郷といっても、車で15分ほどの近さですから、いつも故郷にいるのと大して変わりはないのですが。
 しかし少年時代の移動は総て徒歩でしたから、車を使う今の距離感とはだいぶ違います。今から思うと生活圏は限られていましたが、しかしその分、隅から隅まで、どこに何があるのか、よく知っていたのだと思います。

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 当時の行動範囲は自宅のある集落周辺と、小学校とその学校への通学路やその周りでした。春、夏、秋、冬と毎日の遊びの活動が変われば訪れる場所も変わります。
 今回訪れた場所は、根尾川沿いに広がる河川敷にある畑と、田んぼが広がる集落の川向うに行くための橋でした。
 川はこの地区の根尾川で最も広い河川敷を持つ場所で、広い河原があるのですが、当時とは川の流れが大きく変わっており、昔の面影が全くありません。今は河原一面に草が生い茂り、チドリやセキレイと共に見た、あの白い石が転がる美しい景色は無くなっていました。

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 一枚目の写真の背景は、川向うに行くための吊り橋で、当時は木造でした。鋼鉄製は安全で長持ちですが、風情がないですね。川の水の透明感は最高です。
 二枚目は、集落の中の道端に咲いていたのですが、当時は花に注意を示さず、道端にどんな花が咲いていたのか思い出せません。
 3枚目は流れが大きく変わった川ですが、この部分はかつて比較的緩やかに流れ、川面に石を投げて遊んだのを覚えています。先日のアケビはこの近くで採りました。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離25.6mm、35ミリ版換算70mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ サベグレ谷のハチドリたち

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 今日の写真は中米コスタリカのハチドリたちです。
 以前にもお話ししましたが、コスタリカは熱帯地方にあり、国土が太平洋とカリブ海に挟まれ、海岸から山岳地帯の標高差が大きいことなど、地形と気候が変化に富んでいることから、動植物の多様性が進んでいる世界でも有数の国なのです。

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 この多様性が顕著に表れているのが昆虫や野鳥の種類の多さで、たとえば今日の写真のハチドリはこの国だけで50種類以上に上ります。
 同じく中米にあるベリーズは、ハチドリの種類が図鑑には21種類のみで、コスタリカの半分以下です。

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 2国間のこの種類の数の差は、自然環境の差によるもので、最も大きな違いは国土の標高差だと思います。コスタリカの場合は海岸の0メートルから3000mを超える山があるのですが、ベリーズは国土のほとんどが平坦で、山地には低い山しかありません。
 ハチドリは海岸地帯から標高が3000m近くの高さまで生息していますから、土地の高さの違いが様々な種類を生み出しているのだと思います。

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 今日のハチドリたちの撮影場所は、コスタリカケツァールが多く住むことで有名なサベグレ谷にあるホテル、サベグレホテルの敷地内です。
 ハチドリはジャングルの飛ぶ宝石と言われていますが、何度見てもその美しさに目を見張ります。

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 使用機材のカメラは Sony α550、レンズは Sigma AF70-300 Apo 。大きな写真の撮影データは、焦点距離180mm、35ミリ版換算270mm、ISO 800、F7.1、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 懐かしいアケビの実

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 岐阜市近郊にある自宅から、もう少し山間部に入ったところで私は生まれ育ちました。
 私がまだ少年だったころ、自宅周辺だけでなく、日本全体が今の子供達には想像できないほどに何もない時代でした。当時の自宅周辺にテレビがいきわたり始めたのは、私の小学校時代でした。

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 金曜日のプロレス中継とディズニーワールドのテレビ番組が隔週交代で放送されていましたを覚えていますし、NHKのジェスチャーや、何とか3人組、民放の3匹の侍、大村崑鞍馬天狗などを懐かしく思い出します。
 その当時の子供たちのおやつは、畑や庭木になった柿、スモモ、グミ、ビワ、ナツメ、サクランボなどで季節になると我先に採りに行ったものです。
 また野山で採れる野生の木の実も重要なおやつでした。代表的なところでは野生の栗でしたが、桑の実、野イチゴなども楽しみでした。でもその中でも一番のごちそうは今日の話題のアケビです。

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 昨日、幼馴染と共に故郷の河原に行ってみると、物知りの彼が簡単に見つけてくれたのですが、あの懐かしいアケビが、畑の端にある雑木の中になっているではありませんか。今日の1枚目の写真がそれで、太い蔓からいくつもぶら下がっています。3枚目の写真がその雑木です。
 既に大きく開いたものは、中身を鳥にでも食べられたのか空になっていましたが、少し開きかけたのもは、2枚目の写真の通りちゃんと中身があります。
 何十年振りかのアケビを、ワクワクしながら食べてみると、懐かしい味でしたが昔ほどの甘みを感じることができません。現代の美食に慣れてしまったのか、自然の甘みを感じなくなった自分を寂しく感じてしまいました。

 現代の子はこんな薄味で果肉の少ない果物、食べないでしょうね。我々にとってはごちそうだったのですが。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離67.5mm、35ミリ版換算184mm、ISO 400、F 4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ フィールドスコープを通してのケツァール

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 中米コスタリカの観光の主力はエコツーリズムで、今では世界的にコスタリカ観光の代名詞になっているほどです。でも中米の他国にエコツーがないのかと言えば勿論そうではなく、コスタリカがいち早く宣伝と整備をうまくしたというに過ぎないのかもしれません。
 例えばトゥーカンのような美しい鳥にコスタリカでは簡単に出会えませんが、パナマでははるかに容易に見ることができますから、コスタリカの自然環境が他国より優れているとは言えないのです。

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 それにコスタリカには、グアテマラベリーズホンジュラスにあるマヤ文明の象徴であるピラミッドは一つもありません。その点、例えばベリーズのように、多様性に富んだ深いジャングル、何万と集まる水鳥たちの湿地帯などと共に、紀元前のピラミッド遺跡をめぐることができます。
 ただし今日の写真の、世界で最も美しい鳥と言われるケツァールを確実に見たいのなら、これはもうコスタリカをおいて他にありません。コスタリカではそれほど高くないガイドを頼めば、ほぼ確実に火の鳥に出会うことができるのです。
 今日の写真はガイドの持つ高級なフィールドスコープを通して、私のコンパクトデジタルカメラで写したケツァールです。1枚目はトリミングしてありますが、2枚目がオリジナルの画像です。

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 このガイドの持つフィールドスコープの性能は素晴らしく、肉眼では見えないような遠くのケツァールを間近でで見せてくれますし、肉眼よりもクリアーではないかと思うほどの見え具合なのです。どうですか今日のこの写真、これがコンパクトカメラの画像とは到底思えません。これはひとえにフィールドスコープの高性能に依るものなのです。
 観光客はガイド料を払いながら、お目当てのケツァールを遠くからしか見えなくとも、このガイドの持つフィールドスコープを通して見るクリアーな画像のケツァールにいつしか満足してしまいます。そして彼らガイドは、クリアーな画像のケツァールを、客の持つコンパクトカメラに収めてくれますから誰からも、見えたには見えたけどあまりにも遠かったといった文句は出ません。
 ガイドたちが3000ドル以上の大金を払っても、高性能なフィールドスコープを入手する理由がここにあるのではないかと勝手に思ってしまいました。

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 使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F100fd。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算29mm、ISO 400、F3.3、1/150sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 フィールドスコープはスイスメーカーのスワロフスキー製。

コスタリカ サベグレ谷で出会ったハチドリたち

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 日本の人々にとって、中米はそれ程なじみのある地域ではありませんが、流石に運河で有名なパナマくらいはご存じかと思います。因みに中米とは北から順にベリーズグアテマラホンジュラスエルサルバドルニカラグアコスタリカパナマの7か国を指し、メキシコは含まれていません。

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 中米はベリーズを除いて基本的に山岳地帯で、太平洋とカリブ海に挟まれ、多雨でジャングルが多く、緑の濃い自然が豊かな地域です。気候は熱帯に属しますが、標高の高い所では一年を通じて過ごしやすい気候に恵まれています。
 さて日本人にとってパナマの次に有名なのが、エコツーリズムが盛んなコスタリカではないでしょうか。コスタリカは狭い国土ながら2つの海に挟まれ、国土の標高差が大きいことから動植物の多様性に富んでいます。コスタリカだけでも野鳥の種類は900種に及ぶといわれています。

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 コスタリカは他の中米諸国に比べて比較的治安が良く、またエコツーで有名なだけに観光施設が充実し、奥地へのアクセスもいいことから、日本からも多くのツアーが組まれ、沢山の人が訪れます。
 その目的の多くは探鳥ツアーで、お目当ては世界一美しいといわれ、手塚治虫火の鳥のモデルになったといわれるケツァールです。その鳥を実際に見てみると、確かに野鳥ファンにとって一度は見ておきたい美しさを持っています。

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 そういったエコツアーの人々がコスタリカを旅して驚くのは、コスタリカの行く先々で見られるハチドリで、その種類の多さと美しさに感動するはずです。そしてさらに驚くのは彼らは人を怖がりません。今日の写真のレンズ焦点距離データを見ていただければご理解いただけると思います。
 今日の写真は、コスタリカケツァールツアーで有名なサベグレ谷で出会ったハチドリたちです。コスタリカではハチドリだけでも50種類以上が生息しています。
 4枚目の写真は花の蜜を吸うハチドリですが、蜜が花の奥深い所にあることから、花の根元に穴をあけて、そこからくちばしを差し込みます。

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 使用機材のカメラは Sony α550、レンズは Minolta AF100-300 Apo 。大きな写真の撮影データは、焦点距離150mm、35ミリ版換算225mm、ISO 640、F4.5、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。