写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ ベリーズズーの野鳥たち

 中米の国ベリーズの、この国唯一の動物園ベリーズズーが、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの距離にあります。動物園周辺は森ですがうっそうとしたジャングルというほどではありません。しかし動物園敷地内はジャングル然としており、その中に様々な動物たちの檻が配置されています。各檻の間隔は広く取られていますからジャングルの中を散策するような気分を味わえます。檻の中の動物は勿論興味深いのですが、檻の外にいる動物も見ることができ、ある時はコヨーテが通路に居たことがありました。また野鳥も多く内部で探鳥するのも楽しみです。今日の写真は動物園内で見かけた野生の鳥たちです。1枚目はリニエイテッド ウッドペッカーで、頭の赤色が印象的なキツツキです。ジャングル外の人家近くでこの鳥を見ることは皆無ではありませんが、稀で珍しいことです。

 2枚目はこちらも野生のサマータナガーのオスで、全身が紅色のとても目立つ鳥です。この鳥はベリーズシティ市内でも見かけることがあります。それにしても全身が真っ赤というのはすごいですね。この鳥も他と同じで人を怖がりません。

 3枚目は檻の中ですがベリーズシティ市内でもよく見かけるホワイトフロンテッド パロットで、ハトほどの大きさの中型のインコです。この檻の中には様々な種類のインコが飼われています。ちなみにこの動物園では小鳥は飼われておらず、これらのインコが最小の野鳥たちです。

 カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 5.6、1/250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 雪の日のカケスとノスリ

 岐阜市近郊にある自宅の周辺は、地形が変化に富んでおり自然が豊かなことから一年を通して様々な野鳥を観察することができます。しかし夏に比べて冬の時期の方が野鳥に出会う機会は断然に多く探鳥の楽しみが増します。今日の写真は1月の7日と8日に出会った鳥たちのご紹介です。1枚目は7日に自宅近くの文殊の森で出会ったカケスです。この日は空は黒い雲に覆われ、小雪の舞う寒い日でした。

 2枚目は翌日8日の自宅周辺を散歩した際に出会ったノスリです。前夜までに積もった雪を背景に高い梢で獲物を探しているようでした。ノスリやカケスは留鳥ですが、自宅の周辺で見られるのは春先までで夏になるとその姿を見ることはなくなります。カケスは標高の高いところに移動するのでしょうが、ノスリはどこへ移動するのでしょうか。

 3枚目は8日の散歩道の様子で、中央に見えるのは柿畑の中の農道です。新雪でまだ誰も歩いていませんし、そして珍しいことに動物の足跡もありません。こんな日にノスリは何を見るけるのでしょうか。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ ルホウステイルド ジャカマル

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから西に車で30分ほどの所に集落があり、そのそばにバブーンサンクチュアリーという公園があります。これは現地の環境程団体が管理するもので園内ではユカタンブラックホエールモンキーがいます。そのホエザルはここだけに生息しているのではなくベリーズ全土で見られ、ベリーズでは特に珍しい動物ではありません。彼らは人間に非常に慣れており民家の庭木や屋根でも見られます。今日はその園内で撮ったもので1枚目はルホウステイルド ジャカマルです。この鳥は何にも似ていないようで、多くの鳥たちの特徴を併せ持ったような不思議な姿をしています。多分数の少ない珍しい種類です。

 2枚目は園内の低い木に停まっていたルビークラウンド ドーブです。彼らはどことなく幼く見え、近づいても逃げようとしなかったことからも、多分巣立ちしたばかりの子供たちだと思います。

 3枚目は園内で撮ったものです。背景にヤシ科の木が写っていますが、この木には多くの実がなります。現地ではこの木の実の油を取り出して販売する計画を立てていました。そのプロジェクトは今どうなっているのでしょうか。ベリーズのような発展途上国では雇用が少なく、特に地方では深刻です。

 カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 5.6、1/250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

コスタリカ 背景は古い教会

 中米の国コスタリカの首都はサンホセで、ここは標高が高いことから熱帯地方に位置しながらも過ごし易い気候で、11月頃には朝晩が寒くなり上着なしではいられなくなります。それはちょうど日本の秋のような気候でとても過ごし易い街なのです。また他の中米諸国に比べて比較的治安が良いことから、基本的な用心さえ怠らなければダウンタウンでも散歩が可能です。今日の写真は、そんな良い気候の中での週末の日課としていた散歩の際に撮ったものです。1枚目は街中の大きな歩行者天国の端にある教会が背景です。街中のあちこちにそれぞれ特徴を持った協会がたくさんありますから、それらを見て歩くだけでも楽しい散歩ができます。

 2枚目は、サンホセは坂の多い街でそれがこの街の景観を特徴づけています。また古い建物が多く、新たに建て替えることは少なく大抵は再利用します。ですからいつまでも古い町並みが残されます。その街中の建物を見て歩くのもまた楽しみの一つです。

 1枚目の写真の撮影機材は Nikon Coolpix 5400です。1枚目の撮影データは焦点距離 8.0 mm、35ミリ版換算 39.0 mm、 ISO 100、F 7.0、1/233sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道の野鳥たち

 岐阜市近郊にある自宅の周辺を、真夏にはさぼりがちになりますが、1周が大体2.5㎞の道のりを毎日カメラを持って散歩します。そのコースは麦畑、柿畑、根尾川沿いの農道、杉林の国道沿いなどがあり変化に富んでいます。今日の写真はそんな散歩道で捉えた野鳥たちのご紹介です。撮影日は12月27日でした。1枚目はこの時期にまだ残っている熟した柿をバックにしたメジロです。構図がいいと思います。

 2枚目は根尾川沿いの農道にある建設廃材のための集積所のフェンスにいたモズのオスです。彼らは毎年この辺りで営巣するようで、5月ごろにここを歩くとすごい勢いで威嚇してきます。

 3枚目はモズと同じフェンスにいたジョウビタキのメスです。毎年ここで出会いますから、それらは同じ個体かもしれません。

 4枚目は柿畑の中に立つ電柱にいたトビです。この辺りでは特に冬の時期にトビの群れを見かけますが、この電柱ではノスリも良く見かけます。柿畑は彼らにとって良い餌場なのかもしれません。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/1,000sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 川岸のキツツキ

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市であるベリーズシティから、西に車で30分ほどの所に今日の写真の場所があります。ここはこの国最大の河川、ベリーズ川のほとりの小さな公園といえるほどの草地になっています。身近なところに川が流れていても岸に簡単にアクセスする場所がないことから、こういった場所は貴重です。週末に郊外へドライブした際にはここに立ち寄り、木陰に座ってバードウオッチングを楽しみました。1枚目、2枚目は川岸にある枯れたヤシの木に巣を作っているキツツキの仲間、ゴールデンフロンテッド ウッドペッカーです。背景にベリーズ川が写っています。

 このキツツキの巣の高さは非常に低く大人の背丈もありません。確かにこの巣には斜面になっていることから多少近づきにくいのですが、それにしてもその警戒心のなさには驚きます。親鳥がこうして食べ物を運んでいるところを見ると子育ての最中と思われます。

 キツツキの巣のすぐ近くで川を背景にした記念写真です。近くに団体観光客用の屋外昼食会場テントが設けられていますが、雨期になると辺りの水位は2m以上あがり、この公園のような草地は水に覆われてしまいます。

 草地にはこうした大型トカゲのイグアナがたくさん生息しています。草地に足を踏み入れると、あちこちでがさがさとイグアナたちを動き回る音がします。野鳥は人をあまり警戒しませんが、イグアナはとても敏感です。
 カメラはSONY α55、レンズはMinolta AF100-300 Apo 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 6.3、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2024年5月5日 庭のハエトリグモ

 2024年5月5日の子供の日は昨日に続いて快晴で、さわやかな一日でした。自宅近くの文殊の森公園に行き文殊山に登りました。連休中だけあって人出は多く、園内のバーベキューサイトも賑わっていました。今日はそんな一日に撮った写真をご紹介します。1枚目2枚目は自宅庭で出会ったハエトリグモの一種です。庭で見つけるクモの種類は本当に多く、見つける度に姿が違うように思われるほどです。ウィキペディアに依ればハエトリグモは世界に6000種がおり日本では105種が確認されているそうです。すごい数ですね。

 3枚目はやはり自宅庭のサクランボの木陰で咲いているセッコクにいたクモです。ハエトリグモよりさらに小さかったことからたぶんまだ子供でしょう。この種類は以前に見かけた気がします。

 4枚目は今日の文殊山登山の際に見かけたコゲラです。登りの時に見かけましたが下山の際も同じ場所で木をつついていました。巣穴でも掘っているのかもしれません。

 カメラはSONY α57、レンズはTokina AF100mm Macro 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO 400、F 4.0、1/160sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。