写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 庭を歩き回るトゲオツギオ

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 中米の国ベリーズでは、たとえ都市部の街中であっても野生動物を見る機会は多くあり、この国に住み始めた頃は毎日が驚きでした。
 一番最初に驚いたのは、自宅敷地内を巨大なトカゲが歩き回っているのを見たときでした。
 自宅敷地は広く、オーナーが商売しているハードウエア―店の大きな倉庫があり、20戸ほどの低層のマンションがあり、そして我が自宅を含む4戸の2階建てタウンハウスがあります。

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 巨大なトカゲである写真のトゲオツギオイグアナは、全長が1m近くまで成長し、集団で生活します。彼らは敷地内の倉庫の建物下や、なんと我が自宅の床下を隠れ家にしており、昼の暖かい日には日向ぼっこをします。時々玄関を開けたときに、のんびりと日向ぼっこをする彼らと鉢合わせしたりします。

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 彼らは草食で性格はおとなしいのですが、見かけは写真の通り、まるで恐竜の生き残りのような迫力があります。
 このイグアナの他に、体色の緑が美しいグリーンイグアナも敷地内を歩いていることがありますが、こちらは見た目が美しい分、驚くよりももっと近くで見たいという気になります。
 でも現地の人たちはどちらのイグアナを見ても、まるでカエルでも見るかのように全く気にしません。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6。大きな写真の撮影データは、焦点距離180mm、35ミリ版換算270mm、ISO 400、F9.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 電柱巣を作る Golden-fronted Woodpecker(ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)

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 中米の国ベリーズは国土面積が日本の四国とほとんど同じくらいですが、人口は36万人と非常に低く、そのためもあって土地の開発は進んでおらず、都市部も含めて多くの自然が残っています。
 土地の開発は人口の少なさと共に、国土全体の標高が低いことから湿地が多く、このことも開発を難しくしている要因だと思います。

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 一方で開発が進まないのは野生動物にとってはありがたいことで、彼らの生息機会が増えることになります。
 ベリーズで最大の都市は、カリブ海に半島の様に突き出ているベリーズシティですが、都市といっても、やはりここも湿地が多く、市内のあちこちに水場があり、そのため多くの野生動物が生息し、彼らが人間と共存している場面をよく見かけます。
 今日の写真はその一例で、街中に立つ木製の電信柱に巣を作っている Golden-fronted Woodpecker(ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)です。

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 ベリーズでは電柱は総て木製で、金属製は使われていません。キツツキたちは巣作りになぜかこの電柱を好んで利用し、都市部、地方を問わず多くの電柱にキツツキの穴がみられます。
 彼らにとって生木の自然の木より、こちらの乾燥した木の方が、たとえ人間の近くであっても快適なのかもしれません。現地の人たちも、電柱でのキツツキたちの子育てを邪魔するようなことはありません。いい関係ですね。

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 使用機材のカメラは Sony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 柿畑のイノシシ

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 今日のお天気はこれまでと打って変わって、まるで秋を思わせるさわやかな朝を迎えました。そんな陽気に誘われ、久しぶりに岐阜市近郊にある自宅周辺のいつもの散歩に出かけました。これまではあまりにも暑くて外を歩く気になれなかったのです。
 いつものように杉林に囲まれた国道沿いの歩道を歩き、そこから少し下って根尾川沿いの、両側から草が迫る狭い道を過ぎて、実が大きくなり始めている柿畑の道に入りました。

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 その舗装路を少し行くと、前方の柿畑の中に茶色の動物がいました。なんとそれはイノシシで、地面の草をついばんでいます。私は驚いて思わず立ち止まりました。
 イノシシは私が気付く前から私が近づいていることを知っていたようで、草をはみながら横目でこちらを見ています。その距離10mほど。しかし彼は慌てる様子は全くなく、私がカメラを向けても悠然と草を食べています。

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 それはまるでどこかの飼い犬が道端にいるかのように、自分がイノシシであり、人間と遭遇すればただでは済まないという緊張感はなく、この事態でありながらイノシシの振る舞いに野生動物という不自然さがありません。
 私もそっちがその気ならと意固地になり、普段通りに、写真は撮りはしましたが、彼を気にする素振りを見せないようにしてその場を去りました。
 ちょっと変な体験でしたが、その時の写真がこれらです。このイノシシ、体長は60㎝ほどで、まだ子供に見えましたが、この落ち着き様、以前人間に飼われていたのでしょうか。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離159.7mm、35ミリ版換435mm、ISO 400、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ コスタリカのオーパーツ

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 中米の国コスタリカで発見されている不思議な球体の石、これらはコスタリカでしか発見されておらず、何の目的で、どうやって作ったのか謎に包まれている、世界的に有名なオーパーツの一つです。
 大きさは直径2センチメートルから2メートルを超えるものまで様々で、最も重いのは25トンを超えるそうです。これらの石は現地の岩から削り出されたようで、その精度は球体の誤差が0.2%以下のものまであり、石器の時代にどうやってこれを実現したのか、本当に不思議な物体です。

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 この石球はコスタリカの密林で200個以上が発見されたそうで、それらは首都サンホセにある国立博物館にはもちろん多数が展示されていますが、市内の公園などにもモニュメントとして置かれています。
 1枚目の写真は、国立博物館の裏庭に置かれていた大型の石で、見た目にもその精度の高さがよく分かります。表面はわずかな凸凹はありますが、手触りで非常に硬い石であることが分かります。

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 2枚目は同じく博物館の中庭に置かれている石で、大きさは1枚目とほぼ同じです。中庭にはほかにも数個が置かれていますが、それらの中には精度が悪くいびつなものもあります。
 3枚目は博物館の内部に展示されている石で、大小さまざまなサイズがあります。右端に見えている大きな石は球ではなく円盤です。こちらは直径が2m以上あります。
 鉄器が登場する以前の石器の時代に、技術はさることながらこれを作るのは大変な労力だったと思いますが、そこまでしてどうしてこれを造ったのでしょうか。ミステリーですね。

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 使用機材のカメラは PANASONIC LUMIX FX01。大きな写真の撮影データは、焦点距離8.1mm、35ミリ版換算49mm、ISO 80、F 3.6、1/50sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ 古代の遺物

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 中米の国コスタリカには古代文明が存在し、その名残である遺物が多く発見されています。しかしマヤ文明のようなピラミッドは今でも見つかっていないことから、それらとは違う文明圏だったのでしょう。

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 現地のある人によれば、コスタリカは地理的にマヤ文明とインカ文明の中間点に当たることから、これら双方の影響を受けていると言っていました。因みに彼は考古学者ではありません。
 これまでに国内で発掘された陶器や金や石の細工物は、首都のサンペドロ市内に複数ある博物館に展示されていますから、誰でもそれらを見ることができます。

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 コスタリカの古代の遺物の中で最も有名なのが、ほとんど誤差の無い真球に近い真ん丸の石です。この石、大きさは色々で直径が1mを超えるものがあります。
 それらの中で球体の誤差がなんと0.2%と、驚異的な数値を誇るものがあります。石器の時代にどうやって、何の目的でこれを作ったのか、今でも謎のままです。
 それはさておき今日の写真の陶器は、サンペドロ市内のヒスイ博物館内に展示されていたもので、いずれも動物を表現したものを選んでいます。

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 1、2枚目が鳥、3枚目がウサギだと思いますが、これらのどれも遊び心が感じられ、その造形センスの良さに感心します。彩色も見事ですね。
 4枚目はヒスイの彫り物ですが、これも動物でしょうか。私にはキツネのように見えるのですが。
 しかしどうやって石器の時代にこの硬いヒスイを彫刻したのでしょう。不思議ですね。

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 使用機材のカメラは PANASONIC LUMIX FX01。大きな写真の撮影データは、焦点距離13.2mm、35ミリ版換算80mm、ISO 200、F 4.8、1/6sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 このカメラ、手振れ補正の利きは十分以上満足できるものです。

 

日本 美濃市のうだつのある町並み

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 昨日のこのブログ上で、自宅近くの谷汲山華厳寺参道にある伝統的日本家屋の家並みを話題にしましたが、その際に小京都と呼ばれる古い町並みが人気の飛騨高山に触れました。
 岐阜県は飛騨の大工に代表される匠の技が生きていることで有名ですが、高山に限らず日本家屋の古い町並みは他にもたくさんあります。

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 今日ご紹介するのは、岐阜市近郊にある自宅から車で1時間ほどの距離にある、美濃市のうだつのある街並みで、1枚目の写真にある通り、素晴らしく美しく保存されており、もちろんこれらの家は今でもお店や住居として使用されていますから、単なる飾りではありません。どうですか、この美しい町並み。まるでおとぎの国ですね。

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 これらの家々の詳細については、4枚目の写真にある通り、家の入り口横の壁にこのような案内板が設置されており、歴史や背景が分かりやすく説明されています。
 中には江戸時代中期!に建てられた家もあり、その歴史の長さと保存具合の良さに驚かされます。人々の家に対する愛情を感じるところですね。

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 このような伝統的な町並みは二度と造ることができず、また木造であるがゆえに火事に対して脆弱です。この貴重な文化遺産を守ることはとても重要なことだと思いますから、行政も一緒になって保存に取り組んでいただきたいと思っています。

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 使用機材のカメラは RICHO GR DEGITAL 2。大きな写真の撮影データは、焦点距離5.9mm、35ミリ版換算28mm、ISO 100、F 6.3、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 谷汲華厳寺の参道

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 岐阜市近郊にある自宅近くに、谷汲山華厳寺があります。このお寺は西国三十三番満願霊場ととして有名で、同寺の公式サイトによれば1200年の歴史を誇り、初詣はもちろん、春の桜、秋の紅葉の時期にはたくさんの人出で賑わいます。

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 このお寺にお参りするのは、歴史を感じさせる建物や境内の大きな樹木に感心しながら、同時に荘厳な気持ちになり、日本のお寺の醍醐味を味わううことができ楽しめます。
 でもこのお寺のお勧めはそれだけでなく、お寺の山門に至る参道に軒を並べる、茶店や土産物売りの店を見て歩くことの楽しみもあります。

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 歴史のあるお寺の参道らしく、それらの建物は純和風に統一されており、歴史あるお寺の雰囲気を壊すような造りを避けているように見えます。町並みを統一するための、この商店街の取り決めがあるのかもしれません。
 奈良や京都などの和風の古都に人気があるのは外国人だけでなく、日本人にも支持されています。
 岐阜県にも小京都と呼ばれる高山という人気の観光地がありますが、日本の歴史が垣間見える和風の町並みが今後も維持保存されることを願ってやみません。
 写真は総て華厳寺参道に並ぶ建物で、3枚目は比較的新しいお店ですが、美しい伝統の和風に仕立て上げられています。

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 使用機材のカメラは NIKON COOIPIX 5400。大きな写真の撮影データは、焦点距離5.8mm、35ミリ版換算28mm、ISO 50、F 3.1、1/77sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。