写真生活 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 キリン草とハエ?

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 秋になると咲く花の中に、野原でよく見かける黄色の背の高いキリン草があります。岐阜市近郊にある自宅近くにも多く見かけ、特に休耕している畑や田んぼにはこれでもかというくらいに咲き誇っています。

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 自宅周辺のいつもの散歩コースに河原の道があるのですが、ここにもキリン草は例外なく繁茂しており、それを見るともなく歩いていると、花の上で小さな虫が蜜を吸っているようです。
 何者かと顔を近づけてけ見ると黒いハエらしいのですが、残念ながら衰えた目ではその姿を詳細に捕らえられません。そこでカメラを向け撮った写真が今日の一枚です。
 この写真を見た印象はハエですが、これまで見たことがないタイプです。しかし私はハエとアブ、それにミツバチなどの間の厳密な違いを知っているわけではないので、これは本当は何なのか分かりません。

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 この種類の特定について一番の疑問は、ハエが蜜を吸うのだろうかと、更にもう一つはそれ以前の問題として、そもそも本当にこれは蜜を吸っている場面なのだろうかです。
 それらはともかくこの写真の虫、どことなく幾何学的な変わった眼を持っています。どこかのテレビコマーシャルにあるように、自然って知れば知るほどに不思議が湧いてきますね。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

セントルシア 背景はピジョンアイランド公園の遺跡

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 カリブ海の島国セントルシアは、面積が日本の淡路島ほどの小さな国で、人口は18万人弱、その半分以上が島の北部の狭い地域に住んでいます。
 島の北部の中心はロドニーベイ地区で、この国きっての観光地となっており、大きなヨットハーバー(マリーナ)、たくさんのホテルやお店、レストランが並んでいます。更にもう少し北に行くとゴルフ場が広がり、あちこちに欧米人の豪華な別荘が建っています。

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 またこのロドニーベイには、この国で最も長いビーチがあり、ハイシーズンには外国人であふれていますが、そのビーチの端っこにピジョンアイランド国立公園があります。
 公園に入るには入場料が必要なことから、園内は比較的安全で、のんびりとトロピカルな気候と美しい海を楽しめるのですが、それに加えて、ここにはかつてイギリス軍が造った軍の施設が遺跡となって残っていますから、興味のある人にとっては、文化的な欲求も満足させてくれるかもしれません。
 今日の写真はその遺跡を背景にした一枚で、遺跡の石積みは力強いのですが、長年の風化で痛みがひどく、見るたびにこのまま朽ちてしまうのかと心配です。公園側は何とかしたいようですが、メンテナンス予算が十分ないとのことです。貴重な歴史の証拠なのですが。
 下の小さな写真は同じ遺跡を少し離れて撮った一枚です。常夏の気候と美しい緑、この中に軍の施設というのは違和感がありますが、今は平和な観光資源となっています。

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 使用機材のカメラはOlympus E520に、レンズは Zuiko Digital 14-42。大きな写真の撮影データは、焦点距離32mm、35ミリ版換算64mm、ISO 100、F4.7、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

日本 散歩道の赤トンボ

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 岐阜市近郊にある自宅近くの私の散歩コースは、川沿いの小道や柿畑と変化があって散歩に適しているのですが、ただ歩くだけということができない私は、いつも望遠レンズをつけたカメラを持って出かけます。
 冬の時期には様々な野鳥たちに出会えるのですが、夏から今の時期は野鳥の姿が消える上に、周りの草が大きく伸びて見通しが悪くなり、また木には葉が茂っていることもあって、野鳥を見かけることはほとんどなくなります。もちろんカラスやスズメはいますが、撮る気になりません。

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 そんなことからこの時期、散歩コースで気になるのは、野鳥よりむしろ道端で見かける身近な花や虫たちです。
 今日の写真は、コース上で見かけた赤とんぼで、風に吹かれて羽が頭を覆った場面しかチャンスがなく、またトンボのいる葉が風に揺れていたのですが、うまい具合に頭にピントが合っていました。でもこの一枚を得るために5回ほどシャッターを切り、この一枚だけがピントピッタリでした。

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 2枚目は柿畑の道路にいたカマキリで、カメラを近づけると、いつものように威嚇のポーズをとります。さすがに肉食昆虫ですが、どこまで気が強いのかと感心します。
 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 飛び過ぎるアオサギ

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 今年は夏からこれまで雨が多く、散歩の機会が少なかったのですが、それに加えてこの時期は野鳥に出会うことは非常に少なく、ただ歩くだけというのが苦手な私は、ますます散歩に出る動機が少なくなっているこの頃です。
 それでも雨の日が続いた晴れ間には家の中でじっとしておれず、カメラを持っていつものコースを歩きます。しかしながら鳥の姿は見えず、よって道端の花や虫に注意が行きます。

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 そんな中、近くをアオサギが飛び過ぎたことから、それを捕らえたのが今日の写真です。アオサギは体が大きいことから、少々遠くても撮ってみると意外とみられる写真になることがあります。この点はトビも同じで、野鳥が少ない時期にはありがたい被写体となってくれます。
 ところで、近頃アオサギの数が増えているのではと思っているのですが、私の気のせいでしょうか。最近は大きなアオサギの鳴き声が、自宅近くの山林辺りから聞こえてくることがあるのですが、こんなことはこれまでなかったことです。

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 その鳴き声を聞いた時、ガチョウかなと思いましたが、後に飛びながら鳴くアオサギを見て、その声の正体を知りました。
 野生動物が増えるのは歓迎ですが、人々の生活に影響がないことを願っています。というのも、兄の家の庭にある池の魚をアオサギが捕っていたそうですから、増えすぎるのはシカやイノシシと同じく問題の種になってしまいますから心配です。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

セントルシア 遺跡砦にて

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 このブログ上で10月16日にお話しした、カリブ海の島国セントルシアの話題の続きです。
 この島最大の観光地のロドニーベイ地区にあるピジョンアイランド国立公園は、かつてイギリス軍が造った軍の施設が遺跡として保存され、この国有数の観光名所となっています。
 しかし、メンテナンスの予算が十分でないのか、石積みのあちこちに痛みがみられ、遺跡が崩れかかっているのは残念です。

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 その遺跡の最大の見どころが、園内の2つの丘の一方にある見張り台の砦です。非常に急峻な崖の上に建てられており、四方は低いのですが非常に厚い石壁で囲まれ、床は石畳となっています。そして一角には地下に通ずる弾薬庫かと思われる部屋があり、またその近くに水を貯めるためと思われる、井戸のような大きな穴が作られています。それらの施設を見ると、当時の砦としての機能が想像されます。
 大きな写真には、四方を囲む低い石壁と、背後に地下室用の屋根の一部が見えています。下の小さな写真は、この砦にいくつかある大きな大砲が一門写っており、写真からもこれが非常に重い物であることが想像できます。
 この重い大砲を、四方が崖のようなこの砦の上に引き上げたのですから、戦争に費やす人のエネルギーはすごいと改めて思います。
 今は、そして多分昔からも、砦からの眺めはこんなにも美しく平和な景色ですが、ここで戦争をしなくてはならなかった時代に生まれた人々を心から不憫に思います。

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 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Sony DT18-70。大きな写真の撮影データは、焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 100、F10.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 

スズメバチの狩り

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 1週間ほど前のことですが、秋晴れの下、岐阜市近郊にある自宅周辺をカメラを持って散歩しました。この時期、野鳥を見かける機会は少なく、精々モズかヒヨドリ、トビぐらいしか出会うことはありません。
 その散歩の帰り道、郵便局近くに美しい花が咲いているが目につき、これを撮っていたところ、その花に、あまり見かけない蜜を吸う虫を見つけました。あまり好きな姿ではありませんでしたが、とりあえず数枚写真に収めました。それが2枚目です。

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 その虫を何気なく見ていたところ、すぐ近くに恐ろしい大型のスズメバチがいることに気づき驚いたその数秒後、スズメバチが先ほどの虫を襲い掛かるように捕まえました。
 狩りに成功したスズメバチは、花の茎に後ろ足1本をかけて体を支え、残った5本の足で獲物の虫を抱え込み、大きなあごの牙で虫を挟んでいます。その様子が今日の大きな写真です。
 虫は必死にもがき、しばらく1分くらいでしょうか、格闘の末、スズメバチの足を振りほどき飛び去りました。しかしスズメバチはそれを追うことなく、しばらく1本足でぶら下がっていました。

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 絶体絶命と思われたのに、なぜ虫は逃げることができたのか、またスズメバチはどうして追わなかったのか、スズメバチは初期の目的を達成したから逃したのか、多くの疑問の答えは分かりませんが、その後そのスズメバチは、また他の同じ虫を物色するかのように、花の蜜を吸う虫を追っかけていましたが、しばらくすると遠くに飛び去りました。
 間近に見たスズメバチの狩りでしたが、相手がスズメバチだと興味があってもあまり深追いはしたくないですね。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

セントルシア 背景は砦遺跡

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 カリブ海に浮かぶ島国セントルシアは、熱帯地方に位置して一年中暖かく、年間通してブーゲンビリアやハイビスカスなど、原色のトロピカルな花が咲いていて、私が想像する熱帯の島のイメージにピッタリ合っています。
 国土面積は日本の淡路島ほどですが、火山活動でできた島ですから地形は険しく、島の中央部には高い山もあり、その多くは密林に覆われています。

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 今日の写真の、この島の有数の観光名所ともなっているピジョンアイランド国立公園は、名前の通りかつては島だったのですが、今は本島と繋がっており、その「島」全体が公園になっています。
 園内にはこの島の領有権を争った当時に、イギリス軍が造った軍の施設が遺跡となって残っており、各所に石造りの立派な建物があります。
 大きな写真の背景は、小高い丘の上に建つ島の見張り台で、そこには当時の、口径20㎝ほどの大砲が何門も置かれている砦ともなっています。

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 この見張り台は、写真からも想像できると思いますが、どの方向からも断崖のごとく登りが非常にきつく、よくこんな場所に砦ができたものだと感心します。
 下の2枚の小さな写真は、この見張り台からの景色で、2枚目が園内にあるもう一つの丘のピーク、3枚目がその反対方向のカリブ海です。
 見張台からどちら見ても美しいカリブ海の風景で、平和そのものですが、過去にここで戦闘が行われたとは、現代ではまさに夢のような出来事としか思えません。

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 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Sony DT18-70。大きな写真の撮影データは、焦点距離20mm、35ミリ版換算30mm、ISO 100、F10.0、1/100sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。