写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズの人を恐れない野鳥たち

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 ベリーズに着任して1週間後に住宅が決まって住み始めたところ、自宅敷地内だけでも様々な鳥たちに出会うことができたことは既にはお話ししました。そして、その野鳥たちが人間をそれほど恐れず、非常にフレンドリーであることから、近くで彼らの写真が撮れることに驚いたことも既にお知らせしたとおりです。

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 この国で1か月ほど過ぎたある日、初めての遠出として、車で30分ほどの郊外にあるリゾートホテルに行ってみました。

  その敷地はこの国最大の川の岸にあり、川の両岸にはマングローブを中心に木がうっそうと茂り、街にこんなに近いのにまさにジャングル然としています。そしてそこにはなんと野生の黒ホエザルが度々現れました。でも後で分かるのですが、この辺りではそれは日常の出来事だったのです。

 今日の写真は、そのホテルの庭で出会った小鳥で、この鳥はどこにでもいる、この国では決して珍しい種類ではないのですが、驚いたことに人をあまり恐れません。特に餌付けをしている訳ではもちろんありません。

 この鳥は日本の雀より小柄ですが、その小さな鳥がここまで大きく撮れてしまいます。むろんこの写真、トリミングはしていません。 下の小さな写真は少しトリミングしています。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6,3、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

自宅庭のサクランボ

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 岐阜市近郊にある自宅庭には、様々な実の成る木を植えていますが、これまでに収穫できたのはびっくりグミと夏みかんだけです。これれ以外にナツメ、ブルーベリー、ハッサクなどがありますが、こちらはまだ収穫できていません。これ以外にスモモも植えたのですが、植えた場所が悪く邪魔になったことから途中で切ってしまいました。

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 これまでの経験で、びっくりグミは育ちが良く、すぐに実をつけてくれますから収穫の成功率は高いと思うのですが、一方で育ちが良すぎるため、枝を掃うためのメンテナンスが大変かもしれません。

  夏みかんも時間はかかりましたが、今年初めて収穫し食べることができました。でも土がやせているせいか、甘みは少なくすっぱかったのですが、それでも初の収穫でしたから感激して食べました。

 さて、もう一つの実のなる木は今日の写真のサクランボです。これまで何回も実はなったのですが、大きくなる前に落ちてしまい収穫できませんでした。でも今年は今日の写真の通り、実はまだついており、赤く熟してきています。その実の数はものすごく、ごらんのとおり木いっぱいにすすなり状態です。

 ついに今日、この実を採って食べてみたところ、赤く熟したのは甘く、サクランボの味がしました。市販のように紫色ではなく、実も小ぶりですが、確かにサクランボの味です。ついに食べることができました。感激です。

 下の写真は、木の大きさを見てもらおうと全体を撮った写真です。あいにくこの冬の写真しかなかったことから載せたのですが、木の幹の直径は約20センチです。

 でもこのサクランボ、ヒヨドリたちが狙っており、毎日何羽も訪れかすめていきます。彼らを追い払う手段はないものでしょうか。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sigma AF300mm Apo Tele Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F6.3、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 

背景は街中の野生の川(中米ベリーズにて)

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 中米の国ベリーズに滞在していた頃に住んでいた家は、この国最大の都市の住宅地にあって、周辺は水場が沢山あったことから自然が豊かでした。緑はもちろん多かったのですが、人と共に暮らす野生の生き物たちの多さに驚きました。

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 そんな野生豊富な自宅周辺を楽しむためと、日ごろの運動不足の解消を兼ねて毎週末に自宅周辺を散歩したのですが、その時には必ず望遠ズームレンズを付けたカメラを携帯し、生き物たちとの思わぬ遭遇に備えていました。

  散歩の折り返し地点は近所を流れる川で、その川は街中とは思えないほど両岸にうっそうとマングローブが茂り、まるでジャングルの中を流れているようで、何度見ても飽きない景色でした。

 この散歩で生き物たちを撮る楽しみとともに、この自然豊かな街中の川を入れたポートレートもまた写欲をそそるテーマでした。

 今日の写真はその川を背景に撮った二枚ですが、緩やかな流れの水面に映ったマングローブの緑色がきれいですね。

 上の大きな写真は、川を背景に日陰で、下の小さな一枚は日当で撮っていますが、比べるとだいぶ雰囲気が違います。日陰の一枚はしっとりと落ち着いた静的な印象で、日当の一枚には活気を感じます。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離210mm、35ミリ版換算315mm、ISO 400、F6,3、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズの自宅敷地で見る Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)

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 昨日のこのブログは、中米の国ベリーズに着任してから1週間後に、今後住む家がベリーズ市内に決まり、週末に引越ししたその自宅敷地内で、早速美しい鳥たちに出会った話題でしたが、今日はその続きです。

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 日本でキツツキはそう簡単にみられる種類ではなく、ましてや写真に収められる機会も限られていますが、ここベリーズでは、そのキツツキがこの国最大の都市の市街地に立つ電柱に巣を作るほど沢山生息しており、もちろん自宅敷地でも見られます。

  今日の写真は Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)のメスで、自宅敷地から隣の雑木林の中にいたのを撮りました。この林ではその後たくさんの野鳥や、その他の生き物たちを見ることになります。

 下の小さな写真は、やはり敷地内で見かけたハチドリですが、この他に更に数種類のハチドリを敷地内で見ることができました。

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 使用機材のカメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

自宅敷地の野鳥たち(中米ベリーズにて)

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 私が初めて中米の国ベリーズに赴任して、鳥関連で最も驚いたのが、美しい鳥たちが人間の生活圏で共に生きているということでした。

 着任して最初の1週間は街中のホテルで過ごしたのですが、その間でも緑色の美しいインコ、電柱に停まるキツツキ、街の空を舞うグンカンドリたちを目撃し、その様は、ここはまさに野鳥たちだけに限らず野生動物たちの楽園ではないかと思いました。

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 今日の写真は、市内の住宅地に今後住む家が決まって、ホテルから引越ししたその週末に、自宅敷地内で見かけた Vermilion Frycatcher (バーミリオン フライキャッチャー)で、この鳥を敷地内で初めて見たとき、こんなに美しい鳥が、自宅庭のような身近にいるのかと感激しました。

  そして更に驚いたのは、その鳥たちの多くが人間をあまり警戒することなく、よって、容易に彼らに近づき近くで写真が撮れることでした。日本では到底考えられないことです。

 下の小さな写真のかわいらしい黄色の鳥も、やはり自宅庭で出会った野鳥で、こちらも人間を怖がりませんでした。

 この後、この同じ自宅敷地内でさらに美しい鳥たちと出会うことになります。

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 カメラはSony α55に、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

背景はヤシの木陰 (ベリーズ)

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 中米の国ベリーズに住んでいた頃、週末の過ごし方は土曜日に車で出かけ、日曜日は自宅近所の散歩をして過ごしました。

 車で出かける場所の選択肢はそれほど多くなく、何年か繰り返して絞られたのは次の4つでした。

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 一つ目がピラミッドへ登って、普段の運動不足を補いながらのバードウオッチングを楽しむアルツンハのマヤ遺跡公園、二つ目が、自宅から最も近い近いジャングルで、橋の上からジャングルを流れる川を眺め、ホーラーモンキーの鳴き声を聞いた後、広いプールで泳ぐ Bacab Eco Park (バカブエコパーク)コース、三つ目が、季節になると大きな湖に何万という水鳥が集まり、野生の魅力と美しさが楽しめるクルックドツリー野生生物保護区、そして四つ目が、ベリーズが世界に誇る美しいサンゴ環礁での海洋リゾートコースです。

  今日の写真は三つ目のコースで、クルックドツリー野生生物保護区内にある村内の道を歩きながら、バードウオッチングや、村人たちの暮らしを見たりして過ごした時の一枚です。

 野生生物保護区は季節が外れると水鳥がぐっと減りますから、湖畔もですが村内を歩きながら陸の鳥を探します。そんな時陽射しが強く暑いですから、涼を求めてこうして木陰で一休みします。背景の熱帯植物がきれいですね。

 下の小さな写真は、花びらが非常に厚く見える、赤と黄色のコントラストが美しい、ここではどこでも見られる道路わきでも咲く花です。

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 カメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離160mm、35ミリ版換算240mm、ISO 400、F7.1、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 

ミツバチの仲間たち

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 春になって野に花が咲くと、たくさんの虫たちが現れ、我々の目を楽しませてくれます。そしてその虫たちを花と一緒に写真に撮るのは楽しい作業です。

 岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩しながら、道端の目についた虫たちを撮るのですが、そんな中でこれまで見たこともない種類に出会うことがあります。虫に興味のある方たちならそれほど珍しい種類ではないかもしれませんが、私にとってはどれも初めて見る虫ばかりです。

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 今日の2枚は、やはり散歩途中で見かけた種類で、上の大きな写真はタンポポに長いくちばしを差し込んでいますからミツバチの仲間なのでしょうね。見かけは我々を刺すアシナガバチのような怖い形ですが。それに写真をよく見ると、口元には牙のようなものがありますから肉食もするのかもしれません。このハチ、どう見てもおとなしいミツバチには見えません。

  下の小さな写真も、タンポポに取りついて蜜を吸っているように見えます。体はとても小さく、そして全体が黒色です。これもやはりミツバチの仲間でしょうか。

 このような虫の写真は、50㎜焦点距離の標準マクロレンズではなかなか難しいと思いますが、そんな時、300㎜の望遠マクロレンズは重宝します。それにこのレンズ、今日の写真を見てもお分かりの通り描写に文句ありません。

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 カメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sigma AF300mm Apo Tele Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。