写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア ピジョンアイランド国立公園にて

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 カリブ海の島国セントルシアは、東インド諸島に属しており1年中温暖な気候で、11月から4月頃までの観光シーズンには多くの観光客が訪れます。
 この島国はサンゴ礁の美しい海だけでなく、島中央部のうっそうとしたジャングル、世界遺産に登録されたピトン山を楽しみに訪れる人も多いのです。また火山島らしく温泉もありますから、熱帯の島としては意外な楽しみもあるのです。

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 その観光の中心ともいえるのが首都のカストリーズから北に20Km ほどにあるロドニー湾を囲うエリアです。そこにはこの島で最も長いビーチがあり、それに沿ってホテルやレストランが建ち並び、また東インド諸島最大のマリーナ(ヨットハーバー)もあります。
 そのロドニー湾の端に、今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。そこには整備されたきれいな広い芝生、登山気分が味わえる丘、かつてイギリス軍が建設した施設の遺跡、そして熱帯魚と共に泳ぐことができる美しいビーチがあります。

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 大きな写真は、プチ登山気分が味わえる丘の頂上に続く芝生エリアで、ここから大西洋やカリブ海の美しい海を眺められます。
 2枚目は国立公園から見るこの島の最北端で、多くの別荘や高級リゾートホテルが見えます。
 3枚目は波の静かなカリブ海側に面したリゾートホテルの全景や、手前に公園内のビーチが見えます。この海の色、美しいですね。

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 使用機材のカメラはCANON PowerShot Pro 1 。大きな写真の撮影データは、焦点距離16.8mm、35ミリ版換算69mm、ISO ?、F44.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。このカメラ、素晴らしい画像を見せてくれます。

ベリーズ 都市部の Wood Stork (ウッド ストーク)

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 今日の写真は、中米ベリーズの最大の都市であるベリーズシティの郊外にある住宅にかつて住んでいた頃、週末の日課になっていた自宅周辺の散歩の際に見かけた Wood Stork (ウッド ストーク)で、手前には Tricolored Heron (ツリカラード ヘロン)が写っています。

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 このウッドストークは大きな体を持ち、その体長は日本でおなじみのシラサギを上回ります。シラサギは首が長く全体に細身ですが、こちらはがっしりした体型ですからとても大きく感じられ、空を飛ぶ姿は非常に迫力があります。
 普段はこの市内の住宅地辺りでは見かけないのですが、雨期の水の多い時期にはこうして現れることがあります。

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 初めてこのウッドストークを見たのは、ここから車で1時間ほどの所にあるクルックドツリー野生生物保護区で、広い湖に群れている姿でした。その印象はいかにも野生の鳥でしたが、それがまさか都市内の自宅近くで見かけるとは思いもよらず、最初自分の目を疑いました。
 その後注意していると、自宅周辺で数回見ることができ、時には群れであったり、また時には優雅に大空を舞っていたりと、割と身近な鳥であることが分かりました。
 それにしても都市内でこんな野生の姿を見ることができるのですから、このベリーズシティはすごいですね。ここでは都市内でも毎日がエコツーなのです。

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 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 散歩道のアオジ

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 今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅近くの散歩コースで見かけたアオジの多分メスです。アオジカシラダカとよく一緒にいる鳥で、カシラダカと思って撮ってみると、実はアオジということが良くあります。
 アオジは図鑑によれば留鳥或いは漂鳥で、北海道と本州に分布し、夏でも見られるとありますが、散歩コースで見られるのは晩秋から早春までです。

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 アオジは他の鳥に比べて警戒心が多少低く、割と近くまで寄れて撮れる、カメラマンにはうれしい種類で、今日のこの写真も、他のカシラダカは遠くに飛び去ってしまったのですが、彼女はこうして藪の中の地上に近い枝に停まっていてくれました。
 オスはメスに比べて顔が黒いのですが、不思議なことにこの散歩コースで、そのオスにまだ一度もお目にかかれていません。もしかしたら夏毛と冬毛があるのでしょうか。
 撮影時期は、この12月18日のこの周辺で雪が少し積もった日でした。雪が降りだすと途端に多くの野鳥たちに逢うことができるようになりますから、散歩が楽しみです。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 

コスタリカ 背景はジャングルの緑

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 以前、仕事でコスタリカに赴任することになり、そのコスタリカエコツーリズムが盛んで、動物や野鳥の撮影の機会が大いに期待できることから、そのためのレンズを滞在中に購入しました。野生動物が目的ですから当然望遠ですが、単焦点では融通が利かないことから望遠ズームとしました。

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 それが今日の写真を撮影したレンズですが、最望遠端である300㎜はF8.0まで絞っても期待したほどの解像力に達しません。その原因は、最初自分の手振れのせいかと思ったのですが、どんな撮り方をしてもやはりだめで、その性能には少々がっかりしました。もしかしたら個体差のある「はずれ」のレンズだったのかもしれません。
 ところがこのレンズ、200㎜以上は緊急用以外使う気になりませんが、70㎜から200㎜以下の描写は素晴らしく、とても同じレンズとは思えないほどに高性能なのです。

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 ですから70~200㎜のレンズと割り切って使えば、解像力、発色、ボケ具合、質感描写など期待を裏切らない素晴らしいコストパフォーマンスを発揮してくれ、特に肌の描写は秀逸だと思います。
 写真の場所は、コスタリカの首都サンホセの郊外にある東公園で、広い敷地に芝生のサッカーコート、子供用のプール、キャンプやバーべキュウ―サイト、巨木の林立する森、そしてジャングルの中の散策道などがあります。
 写真はその散策道で、光の当たるジャングルの深い緑を背景に日陰で撮りました。1枚目の写真は立体感、臨場感が良く出ていると思います。

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 使用機材のカメラはSony α700に、レンズは Sigma AF70-300 DG Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離90mm、35ミリ版換算135mm、ISO 400、F4.0、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 また3枚目の写真は、焦点距離180㎜、35ミリ版換算270mmで撮っています。

日本 水面を飛ぶカワアイサ

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 今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅近くの、散歩コースにあたる根尾川で見かけたカワアイサで、メスの2羽が川上に向かって飛んでいる場面です。
 この写真のすぐ下流に川岸の片方が崖になった淵があり、そこにはいつもマガモカワアイサ、時にはオシドリカイツブリなど水鳥たちが岸で休んだり、水面に浮いたりしています。

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 以前、私がその水鳥たちを見ようと散歩道に立ち止まると、彼らは警戒し飛び立つことが多かったのですが、最近はこちらの動きを警戒しつつも水に浮いていることが多くなりました。
 しかしオシドリはその中で最も警戒心が強いらしく、今でもすぐに飛び立ってしまいますし、その次に飛び立つことが多いのが今日の写真のカワアイサです。

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 その今日のカワアイサ、飛び立ちはしたのですが、行先はすぐ上流で、どこかに飛び去ってしまうということではありませんでした。
 彼らは少しづつ人間に慣れてきているのでしょうか。それならうれしいのですが、しかし、あまり慣れてしまうと人間に簡単に撃ち取られてしまうかもしれませんから、それは心配です。
 それにしても、鳥たちの飛ぶ姿は美しいですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F6.3、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 このカメラ、ピントが素早く合いますから、今日のような咄嗟にカメラを向けたような場面でも、しっかりピントを合わせてくれる頼もしい性能の持ち主です。

日本 背景は公園のサルスベリ

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 岐阜市近郊にある自宅から車で15分ほどの所に、広々とした敷地を持つ緑地運動公園があります。これは揖斐郡大野町が持つ施設で、一部には傾斜のゆるい山すそを利用した散策道もありますから、森林浴の散歩にも適しています。
 この散策道ですが、針葉樹林のほかに広葉樹林もありますから一年を通じてバードウオッチングが楽しめそうです。でもまだ2回しか訪れていないことからはっきりとは言えないのですが。ただ先日訪れた際にはキツツキのドラミングを聞きました。

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 さて今日の写真ですが、数年前の初秋に撮った2枚で、アクセントに百日紅の花を入れてみました。1枚目の写真は、16:9のワイド画面にトリミングしてあります。
 サルスベリ百日紅と書き、その名の通り美しい紅の花が長い間咲き続けます。またつるりとした木肌や緑の葉がきれいであることから庭木によく使われています。このサルスベリ、海外でも庭木や街路樹として見かけます。

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 使用機材のカメラはFUJIFILM FinePix F11 。大きな写真の撮影データは、焦点距離8mm、35ミリ版換算38mm、ISO 80、F4.5、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 
 このカメラ、フジフィルムの名機と言われるだけあっていつも素晴らしい画像を提供してくれます。他のメーカーでも600万画素機には素晴らしい機種が多くありますが、1/1.7インチ前後のセンサーで、これくらいの画素数がコンパクトカメラとしてのバランスが良かったのかもしれません。

日本 イカルたちの木

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 今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅近くの散歩道で出会ったイカルたちです。
 この木には冬になるとイカルやシメ、カワラヒワなどが停まる彼らのお気に入りの場所なのです。多分この木が非常に高く、また周りに同じような高木がないことから安全で、見晴らしの良さが人気の秘密だろうと思います。

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 この木は周りをフェンスで囲った農場の中の、そのフェンスから離れた位置にあるため近づけず、たとえたくさんの野鳥がいても今日の写真のこの程度にしか撮れません。もう少し近い場所でも撮れるのですが、そこでは背景が空になり、鳥たちが真っ黒に写ることになってしまいます。
 ところで、野鳥たちはあるグループを作って冬を越しますが、その一つのグループが今日の写真のイカルやシメたちで、もう一つがカラ類の、シジュウカラヤマガラエナガたちです。
 それぞれのグループのメンバーは体の特徴や食性が似ており、分類上近い種類なのでしょうね。そんな似通った仲間たちと過ごすことで厳しい冬を生き延びるのだろうと思います。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。