中米の国ベリーズに住んでいた頃、自宅はこの国最大の都市ベリーズシティの中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。周辺には住宅はもちろん、スパーマーケットやいくつかの商業施設が幹線道路沿いに並んでいます。自宅はタウンハウスでその敷地は広く、庭木はココヤシやアーモンドの木など少ないのですが植わっており、中央には25mプールほどの池がありました。そんな割と殺風景な庭でしたが、ここを訪れる野鳥の種類や数は多く、鳥好きには興味が尽きません。
この写真は毎日定期的にこの敷地を訪れる Yellow-throated Warbler （イエロースローテッド ワーブラー）で、のどの黄色が目立つ美しい鳥です。
彼は敷地内にある街灯の灯りに誘われてきた虫が、朝になってもまだそこに残っていないかと探しているようで、器具の隅々まで丹念に見て回ります。このワーブラーもこの国に住む他の野鳥と同じく彼らは人をそれほど恐れませんから、ゆっくり近づけばかなり近距離で撮影できます。
彼の餌探しはこの街灯だけでなく自宅玄関前にある植木にも必ず立ち寄りますから、そこでも近距離で撮影することができます。その写真はまたの機会にします。
使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
