写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景はブラックオーキッドホテルから見るベリーズ川

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 中米の国ベリーズの最大の都市はベリーズシティで、カリブ海岸にあり、この国最大の河川であるベリーズ川の河口に位置しています。
 このベリーズ川は、ジャングルの中を蛇行しながら流れ下る自然豊かな川で、ワニやカワイルカ、ジュゴンらが住んでおり、両岸に迫る密林に、熱帯の美しい鳥たちやユカタンクロホエザルを見ることができますから、それらを楽しむための川をボートで遊覧するツアーがあり、外国からの観光客には人気の観光コースの一つになっています。

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 その川の中流部に位置する、ベリーズシティに最も近い国際レベルのリゾートホテル、ブラックオーキッドホテルがあります。ベリーズシティ中心部から車で30分ほどの距離です。

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 このホテルの敷地はベリーズ川に沿っており、広い庭のあちこちに大木がそびえ、その木ではグリーンイグアナやクロホエザルが緑の葉を食べているのを見ることができます。またきれいな野鳥もたくさんいますからワイルドライフ好きな方には楽しい場所です。
 また敷地のどこからでも眺めらるベリーズ川の流れは、自然の雄大さと力強さを感じさせてくれる景観です。

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 1枚目、2枚目がそのベリーズ川の景色で、その流れはいつまで見ていても飽きません。時々樹幹をきれいなインコが行き来します。
 3枚目は庭木のパームツリーの赤い、野鳥たちの好物の実で、その背後にはホテルの白壁の建物が写っています。
 4枚目はこのホテルの名前になっている、ベリーズの国花、ブラックオーキッド(ラン)です。ここはまた行ってみたいホテルの一つです。

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 使用機材のカメラは Canon IXY Digital 700。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.7mm、35ミリ版換算39mm、ISO ?、F 7.1、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

ベリーズ ベリーズシティの海岸線

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 中米の国ベリーズの私の勤務先は、この国最大の都市ベリーズシティの、カリブ海岸にある5回建てのビルの一室でした。
 その事務所の東側にあるバルコニーからの眺めは素晴らしく、3㎞ほどとその先の沖にマングローブの森がある水平線が美しく、乾期の風がない日には波がなく穏やかで、少し濁ったような緑色の海は心を癒してくれました。

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 写真の1枚目は、バルコニーから南側に見えるダウンタウンの海岸線で、ここには今でもカリブ伝統様式の木造の家がたくさん建っています。左端には中央銀行と7階建てのマンションが見えますが、これがこの街で最も高いビルだと思います。小さくてごみごみしていますが、全体にのどかでいい街だと思います。

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 2枚目は同じ方角の日没時、右端に見えているのがホテルで、内部にカジノやこの国唯一の映画館があります。着任時にはこのホテルにお世話になりますが、離任時にもお世話になりました。
 写真の3枚目は、陽が沈む時間にバルコニーから真東を見た風景で、水平線近くの茜色がきれいですね。水平線に見えるのはマングローブの森で、陸地はありません。さらに遠くにも見えていますから、いかにこの海が遠浅かよく分かります。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix F200XR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算30mm、ISO 200、F 9.0、1/340sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 隣の林の Squirrel Cuckoo(スキレル カックー)

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 中米の国ベリーズに滞在していた間は、この国最大の都市ベリーズシティの中心部から、車で15分ほどの距離にある住宅地に住んでいました。住宅地と言っても商業施設もたくさんあり、またこの国全体の人口密度が低いことから、どこも敷地は広々と取られていました。

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 自宅はタウンハウスで、敷地は広く倉庫などが併設され、一角には25mプールほどの大きさの池までありました。
 敷地の3方は道路に囲まれており、残りの1面はフェンスを堺にしてマングローブなどが茂る雑木林になっていました。3枚目の写真にプールとその隣の雑木林が写っています。
 ベリーズシティは都市でありながら、標高が低いことからあちこちに水場が多く、街中と言えどもたくさんの野生動物を見ることができました。自宅隣のマングローブ主体の雑木林でも、毎日のように様々な鳥や爬虫類に出会いました。

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 1枚目、2枚目の写真は、この隣の雑木林に来た Squirrel Cuckoo(スキレル カックー)で、初めて見たときは、あまりにも上手に枝から枝へ移ることから猿かと思いました。名前を調べてみると、リスカッコーとなっていますから、やはり皆同じようなイメージを持ったみたいですね。

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 使用機材のカメラは Sony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 魅惑の島サン・ペドロ

 今日の写真は、中米の国ベリーズカリブ海に浮かぶ魅惑の島、サン・ペドロです。

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 この島はこの国最大の都市ベリーズシティから、定員40人ほどの乗り合いボートで1時間半ほどの距離にあり、そのボートは毎日1.5時間ほどの間隔で運行されていますから、とても手軽に行けます。
 島は大陸棚の浅瀬にあり、周りはサンゴ礁で、水は透明度が高く、ビーチの砂は目が痛くなるほどの白さですから、サングラスは必需品です。
 この島は完全な観光の島で、ビーチにはどこまで行ってもずらりとホテルや別荘が立ち並び、そこの白い砂浜を歩くのはほとんどが白人で、現地の人やベリーズ近隣の国から来た人が土産物売りなどをしています。

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 写真は我々が初めてこの島を訪れたときに泊まったホテルです。1枚目がそのホテルのビーチで、ホテル専用の桟橋が見えています。
 島にはシュノーケリングやダイビングのツアーがたくさんあり、沖へボートで出て楽しむのですが、この桟橋付近でもたくさん魚がいますから、ツアーに参加しなくても手軽にシュノーケリングが楽しめます。
 2枚目はビーチからホテルの建物を見た図ですが、手前の草ぶきの建物はレストランです。こういった現地のトラディッショナルな建物は趣があっていいですね。南国のビーチにとても似合います。天国のような島でした。

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 使用機材のカメラは Fujifilm FinePix F200XR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算29mm、ISO 200、F 9.0、1/280sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 背景は川とジャングル

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 中米の国ベリーズの空の玄関口である、ベリーズシティ郊外のフィリップ・SW・ゴールドソン国際空港は、市街中心部から車で30分ほどの距離にあります。
 その間の道路は、この国最大のベリーズ川と並んで走る箇所が3㎞ほど続くのですが、今日の写真はその景色を背景にしています。その様子は、7月25日のこのブログ上でご紹介した写真を見ていただければ良くお分かりいただけます。

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 私はこの国に初めて着き、ベリーズシティへ向かう車の中からこの景色を見て本当に驚き、そして興奮しました。なぜなら川の向こうはこの写真の通りジャングルだったからです。
 空港からこの国最大の都市へ向かう途中がこの景色ですから、野生好きの私としてはこんなにワクワクする任地は初めてです。これなら街中に住みながらもすぐ近くにある熱帯のジャングルを楽しむことができるのではないかと期待したのです。
 果たしてそれは期待以上のエキサイティングな場所で、常に野生の自然を身近に感じながら過ごすことができた、あこがれの任地となったのです。
 ちなみに写真の背景となっている川面で、運が良ければワニ、カワイルカ、ジュゴンなどを見ることができます。

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 使用機材のカメラは Canon IXY DEGITAL 700。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.7mm、35ミリ版換算39mm、ISO ?、F 7.1、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 大きなバッタ

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置しますから、温帯気候に位置する日本とは気候はもちろん、植生や生き物の種類に違いを見出すことは少なくありません。
 今日の写真のバッタもその一つで、私は日本でこのような種類を見たことがなく、多分この中米を含む熱帯地方のバッタだと思います。彼らのサイズはとても大きく、最初見たときは思わず腰が引けました。測ってはいないのですが、頭から羽根の先まで10㎝近くはあります。

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 顔つきは仮面を冠っているよう不気味な感じですが、その顔は天空の城ラピタに出てくるロボットを思わせます。
 1枚目と2枚目、3枚目の写真は同じ種類だと思いますが、なぜか色が違います。オスとメスの差でしょうか。

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 彼らはある時期になると一斉に出てきてあちこちで見られるのですが、その数が多いせいか、道路で車にひかれているのをよく目にします。ところで、2枚目の写真のバッタ、後ろ足の一部が無くなっていますね。
 写真の撮影場所は、ベリーズシティに最も近いマヤ遺跡公園のアルツンハで、周りは緑濃いジャングルのせいか、野鳥や昆虫を多く見ることができます。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 自宅上空の White-tailed Kite(ホワイトテールド カイト)

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 中米の国ベリーズに住んでいた時の自宅は、この国最大の都市ベリーズシティの住宅地にありましたが、周りは空き地の多い広々とした場所でした。
 この街の地形は海に突き出た半島で、川によって運ばれた土が浅い海にたまってできた扇状地だろうと思います。よって標高は非常に低く、市内平均は50㎝もないのではと思っています。そのため市街中でもあちこちに湿地や水路があり、市の真ん中を大きな川が貫いて流れています。

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 これらの多くの水場のおかげで、街中であっても野生動物が多く、毎日の生活の中でそれらをよく目にします。
 今日の写真は、自宅のバルコニーから撮影した White-tailed Kite(ホワイトテールド カイト)で、一時期自宅周辺でよく見かけました。ところがこの鳥がよく停まっていた木が切り倒されてから、あまり見なくなってしまいました。このカイト、空中の一点に停止するホバリングがとても上手です。
 自宅のバルコニーからは様々な野鳥を見ることができたのですが、このカイトもその美しい姿に出会えるのを楽しみにしていた一種でした。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/2,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。