写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は街近くの川とジャングル

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市はベリーズシティですが首都ではありません。それは約100年前にハリケーンによる大きな災害を受けたことから首都を現在のベルモパンに遷都したからです。ベルモパンは内陸部にありベリーズシティから車で約1時間の距離にあります。遷都して既に100年ほどが建つにもかかわらず町の規模は未だに小さく田舎の感じは否めません。一方のベリーズシティは今でも商業の中心地となっており賑やかです。空の玄関である国際空港はベリーズシティ近くにあり、車で約20分の距離です。その空港とベリーズシティの間の道路には、この国最大の河川であるベリーズ川と並行して走る区間があり、1枚目の写真の背景がそれです。広い川の向こうに、いかにも熱帯らしいジャングルが見えています。川向うから野生の声が聞こえるこの風景が大好きでした。この大自然の風景がこの国最大の都市近くで見られるのですから驚きです。

 1枚目の写真の風景が見られる道路沿いに一軒のレストランがあり、当時そこでよくお茶をしました。夜になるとパブになり、近くの米軍基地の関係者がよく利用していたようです。その敷地の一角に鳥小屋があり多くの種類のインコが飼われていました。この写真のインコはホワイトフロンテッド パロットで、この国で2番目に数の多いインコの仲間でベリーズシティの街中でもよく見られました。ハトほどの大きさです。

 3枚目の写真は川沿いの木の上にいたもので、この国で最も多く見られるインコです。名前はオリーブスローテッド パラキートで、ホワイトフロンテッドより少し小型です。

 1枚目の写真の撮影機材は Fujifilm FinePix F60fdです。1枚目の撮影データは焦点距離 12.5 mm、35ミリ版換算 57 mm、 ISO 100、F 3.5、1/340sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。