コスタリカの首都サンホセに住んでいた頃、自宅は割と静かな住宅街にあり、近くには大きなショッピングモールがありながらも緑が多く、野鳥が意外にも多く見られる場所でした。
その自宅から街の中心部のダウンタウンまでは、歩いて40分ほどと適度な距離であったことから、毎週末の午前中に昼食を兼ねて散歩するのが日課になっていました。
その散歩のコースは変化に富んでいて途中には、赤い屋根と白い壁の美しい教会、現在展示場として使われるレンガ壁の倉庫、そしてもう使われていない歴史的な鉄道駅などを過ぎると、まばらに木が植わった都市公園があります。
その公園は国家公園と名がついており、園の周辺には国立図書館、国会議員会館、憲法裁判所、文化会館などがあり、そして園の中央には、独立の時の様子を表した大きな彫刻がそびえています。
今日の写真はその園内で撮った2枚で、テーブルやその周りに、チューリップフラワーと呼ばれるオレンジ色の花が落ちた様子は、いかにもトロピカルな雰囲気を感じさせます。
他にもここには、これまで見たこともない変わった花の咲く木がたくさんありましたから、何度訪れても興味深い公園でした。
使用機材のカメラは NIKON COOKPIX P4 。大きな写真の撮影データは、焦点距離12.9mm、35ミリ版換算62mm、ISO 50、F4.4、1/171sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
このカメラ、ずんぐりしたボディでスマートさに欠けていましたが画像は悪くなく、描写性能優先の質実剛健というタイプした。