中米コスタリカの首都サンホセの市内郊外に、広々とした森林公園があり、そこには子供たちのためのプールや、サッカーコートが南面も取れるような大きな芝生広場があります。
また公園外周は散策道が整備されており、市街地近くであるにもかかわらず規模は小さいながらも、植物が密生したジャングルを体験することができます。
ただこの公園、これだけの広さを持っておりながら、休日であってもなぜか訪れる人は少なく、広場はまだしも散策道には人が少ないため、あまり治安が良くないようです。
サンホセに住んでいた頃、ある日この公園を訪れ、ジャングルの中を散策をしていたところ、我々の後を30mほど離れて、つかず離れず一人の男が付いてきました。
2回目の公園訪問の時にも同じことが起きたため、我々が不審に思ってその男に近づき、跡をつける理由を尋ねると、彼は公園の関係者で、防犯のための見張り役だとのことでした。我々が外国人で、高価そうなカメラを所持していることから心配して付いてきてくれたのです。
海外では公共の公園といえども事件は起きていることから、油断することなく行動する必要があるのですね。
今日の写真はその公園での2枚で、公園の一角に巨木が茂る林があり、それを背景にしました。大きく育った歴史のある木にはどことなく威厳を感じます。
使用機材のカメラはSony α700に、レンズは Minolta AF24-105/f3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 200、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。