岐阜市近郊にある自宅から、車で10分ほどの距離の所に市立の文殊の森公園があります。そこはいくつかの山を整備して散策道を設け、裾には宿泊できるコテージやバーべキュウテラスがあります。
散策道は山肌を縦横無尽に走り、途中に大きな石で作られた古墳があったり、頂上には砦跡があったりします。
その一つの山口城跡は梶原景時が1187年に開かれたと、4枚目の写真にある登山道の途中に立つ石柱に刻まれています。1187年はまだ、鎌倉幕府が開かれる前です。
その山口城は標高344mにあり、登り口が標高約20mですから320mほどを登ることになります。私は山口城まで、探鳥しながらゆっくり歩いて所要時間約1時間です。
その山口城の近くから東を見ると、今日の1枚目の写真のように晴れた日には御嶽山をとてもクリアーに見ることができます。冬の今は真っ白に雪をかぶっていますからより鮮明に見ることができます。
2枚目では、御嶽山の更に右側に雪をかぶった山脈が連なっているのが見えます。積雪量と方向からして南アルプスではないかと思っています。山々の名前は良く知りませんが方角からして間違いないでしょう。もしかしたら更に見通しが良ければその山脈の向こうに富士山が見えるはずです。
3枚目の写真は文殊の森公園に最も近い高い山である伊吹山で、標高は1377mですから積雪はそれほどありません。この積雪量を比べれば高さの違いは歴然ですね。因みに御嶽山は標高3067mあります。
それにしても霊峰御嶽山、美しい山ですね。また見に行きたくなりました。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。大きな写真の撮影データは焦点距113.7mm、35ミリ版換算310mm、ISO 400、F 8.0、1/2,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。