写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 2024年4月20日 文殊山のオオルリなど

 2024年4月20日は、天気予報では曇りだったのに午前10時頃から太陽が照り付け、夏日の少し蒸し暑い日となりました。自宅近くの文殊の森公園に出かけ文殊山の野鳥観察小屋まで登りましたので、今日はその途中で出会った野鳥をご紹介します。1枚目は今この公園で最も多く見られるオオルリです。今日もあちこちでさえずりが聞こえていました。

 2枚目は、登山道を登り始めてしばらく行った桜並木の高い梢にいたオオルリのメスです。メスがここに居ればオスがそのうちに現れるだろうと待っていたら、エナガの群れが来てしまいオオルリを見失ってしまいました。以前にも同じことが起きているのですが、これは偶然なのでしょうか。

 3枚目は2枚目のオオルリのメスが居た桜並木で出会ったシメです。当ブログに掲載した通り先日4月18日にも見かけていますが、ここはシメのお気に入りの餌場なのかもしれません。現在青虫を食べているオオルリ、シメ、エナガをここで何度も見かけたのですから桜の木には青虫が多くつくのでしょう。

 4枚目は、現在公園のツツジ満開の時期を迎えており、あちこちでその美しい姿を見せてくれています。特に文殊山登山道途中にある四季の展望台には多く植樹されており、それらのツツジは大きく育って美しく見事です。そのツツジにハナバチが来ていました。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/800sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 木曽三川公園のチューリップ祭り

 岐阜市近郊にある自宅から1時間ほどの距離にある木曽三川公園に、4月18日の昨日行ってきました。この公園での春のイベントとしてのチューリップ祭りは毎年の恒例となっており地元では有名です。これまでは花の最盛期である桜の咲く前に訪れるのですが、今年は少し遅れたことからチューリップの花びらが大分落ちていました。それにしてもこれだけの数を管理するのですから公園側の苦労が偲ばれます。

 当日の人出は最盛期に比べて少なくなっていると思いますが、それでも赤ちゃん連れのお母さんたちや犬を連れた高齢者が多く目立ちました。それに外国語も多く聞かれたのは意外でした。2枚目の写真は人気の撮影ポイントの一つです。この日は雲っていた上に黄砂が多く見通しの悪い風景でした。

 木曽三川公園から帰宅した後、自宅周辺を散歩しました。野鳥には全く出会うことができなかったのですが、コースの一部でシャガがきれいに咲いていました。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離8.5mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F 6.3、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊山のオオルリ、キビタキなど

 昨日のこのブログ上で、その日に出会ったオオルリのオスとメスの写真を掲載しましたが、この日には他の種類の野鳥にも出会っていましたので、今日はその鳥たちのご紹介です。1枚目は昨日撮影したオオルリで、彼らには文殊山登山道の4か所で出会っています。それらが同じ個体なのか或いは別なのか分かりません。でもそれぞれの場所が遠かったことから違う個体の可能性が高いと思っています。今年はオオルリが多いのか、又は私の探鳥能力が上がったのか分かりませんが、よく出会えている感じがします。

 2枚目は今季2度目のキビタキです。美しい声でさえずっていました。撮影は、この場所は暗くまた木漏れ日が逆光になることから、なかなかピントが合わず苦労しました。シャッターチャンスは何度もあったのですが結局どれもうまく撮れませんでした。この写真もピントがいまいちです。

 3枚目は桜の木にいたシメです。この写真には写っていませんが彼は青虫をくわえていました。この時期にはあの太いくちばしをしていても動物性たんぱく質を摂るのですね。桜の花はすっかりガクだけになっています。

 4枚目は餌探しをしていたヤマガラです。巣作りを終え、メスは卵を産み抱卵を開始しているでしょう、一羽のみでの行動でした。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/500sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2024年4月17日 文殊山のオオルリ

 2024年4月17日は、未明までの雨が止み朝から快晴で、お昼には25度まで上がる暑い一日となりました。午前中に自宅近くの文殊の森公園に行き文殊山に登りました。その途中の野鳥観察小屋で1枚目の写真のオオルリに出会いました。ここでは既に一人のカメラマンの方が撮られていました。このオオルリポイントは出会える確率が高いためお勧めの場所です。オオルリはそれほど人を怖がりませんから撮影は難しくないのですが、でも彼らは大抵は暗いところにいることが多くまた、その暗い体色も相まって美しい瑠璃色をきれいに写すのが難しい鳥だと思います。2枚目は1枚目とは少し離れた場所でしたから別の個体かもしれません。

 3枚目は虫をくわえるオオルリのメスです。彼女はくわえた虫を盛んに枝に打ち付けていました。毛虫も鳥に見つかればなす術がないようです。

 4枚目は登山道脇に咲いていたヤマブキですが、この花は八重みたいです。通常ヤマブキは一重ですからこれは人によって植えられたのかもしれません。ヤマブキは雨上がりの濡れたのが特に美しいと思います。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道の野鳥たち

 岐阜市近郊にある自宅の周辺は、濃尾平野から山間部に切り替わる地点にあることから変化に富んだ地形で、豊かな自然にあふれています。そのため一年を通じて様々な野生を観察することができます。ここに住み始めた頃は彼らの存在に気付かなかったのですが、今では観察する術を身に着けたということなのか、多くの生き物に出会うことができるようになりました。自宅の周辺を毎日散歩するのですが、そのコースで上多くの野鳥たちに出会うことができます。今日の写真はそんな野鳥たちの日常風景です。1枚目は散歩コースの一部である根尾川沿いで、淵で羽を休めるマガモたちです。今日の写真の撮影は総て1月6日のものです。

 2枚目は散歩コースにある今は使われておらず荒れている大きな農園の中ある木に来たアカゲラのオスです。この場所に限らず柿畑や川沿いの大木でもキツツキをよく見かけます。身近にこんなに数多くのキツツキが生息しているとは知りませんでした。

 3枚目は最も身近な猛禽であるトビです。トビは身近すぎるためか普段注目されることは少ないのですが、見かけによらずエサ獲りには積極的で、すきをついて人の手からでも食べ物を奪う唯一の猛禽です。他にこんな猛禽は少ないと思いますから、この習性は外国人には受けそうですね。

 4枚目は電線に並ぶスズメです。最近スズメの数が減ったと聞きますが、確かに見かける機会が少なくなったように思います。スズメは益鳥であることが証明されていますからあまり数を減らしてほしくないのですが、原因は何のなのでしょうか。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

コスタリカ 背景は住宅の高い塀

 中米コスタリカに滞在していた間の自宅は、首都サンホセの市街地中心地部に近い住宅地にありました。自宅からその中心部まで歩いて20分ほどの距離でした。週末には市街地まで散歩しながら時には博物館に寄ったり、街の様子を観察し、そして中心部にある中華レストランで昼食を取りました。そのレストランは点心の品揃えが多く、またワゴンに載せて各テーブルを回ってくれることから名前が分からなくとも選択することができるのが便利でした。その中で小さな軟骨付きの肉が最高の一つでした。この散歩では街の風景を撮影し、また時には街角を背景にしたポートレート撮影も楽しみました。1枚目は自宅近くの高い塀を背景にしています。サンホセの住宅は思った以上に防犯対策が頑丈にされていました。住宅進入窃盗、強盗が多いのだそうです。

 サンホセ市内は道路が狭くごみごみした都市ですが緑が多く公園もあちこちにあることから人口の多い街にも拘わらず野鳥が多く日常的によく見られました。そしてここは熱帯地方に位置しますから、それらは日本では見られない種類の鳥たちばかりでした。2枚目はブルーグレイ タナガーです。

 3枚目はモットモットで、カケスほどの大きさで、尾の先がラケットのようになっています。とても美しい鳥で、人に興味を持つような行動をする少し変わった習性の持ち主です。自宅近くの公園で良く見かけました。

 カメラはSONY α700、レンズはSony DT18-200 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO 200、F 5.6、1/250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊山のカケスとイカル

 先日4月11日に、自宅近くの文殊の森公園に出かけ文殊山に登った時に、今季2度目のオオルリに出会い、その写真をその日のブログに載せました。この日は割と長い時間オオルリが見える範囲にいたことから、たくさんの写真を撮ることができたために、ブログは総てオオルリの写真となりました。しかしこの日に出会った野鳥は他にもいたのですが、それらが今日の写真の鳥たちです。1枚目はカケスで、私が文殊山の登山道を下っているときに、彼は鳴くことなく前方を横切り、ヒノキ林に入って行くのが見えました。そこで私は慎重に進み、この辺りだろうと思いながら彼を探し、そして見つけ撮ったのがこの写真です。撮影が済んだのち、彼は大きな声で鳴きながら林の奥へ去っていきました。

 この日はイカルにも出会いました。イカルはオオルリと同じ場所にいて、このイカルを撮ろうとしている最中にオオルリがすぐ近くにいることに気付きました。そこでオオルリを優先して撮影し、彼が去ってからこのイカルの写真を撮ったのです。文殊の森公園などの野鳥観察に出向いても、全くシャッターを押すことができないような出会いのない日があるのですが、この日はオオルリ、カケス、そしてイカルと満足できる結果となりました。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,600、F 5.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。