写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 散歩コースの不明な鳥

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 岐阜市近郊にある自宅周辺は、山や川のある自然豊かな場所です。ですから自宅の窓からも近くを訪れる野鳥や、時にはサルやテンなどの獣を観察することができます。
 お天気の良い日は周辺の散歩に出るのを日課としているのですが、その時には必ずカメラを持ち出します。それは散歩コースの途中でたくさんの野鳥に出会うことができるため、それをカメラに収めたいからです。

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 こうした散歩を繰り返えし、より一層周りを観察していると、これまで見逃していたと思われる動物たちを発見できるようになりました。これまでこんな身近にキツネやテンなどが生息しているのを知りませんでした。
 野鳥についても同様で、これまで思いもしなかった種類に出会っています。例えば、空を舞っているのはトビだけでなく、時にはオオタカだったり、ハイタカだったり、ノスリであることを知りました。
 また、自宅すぐ近くの根尾川に、マガモカワアイサがいることを知ったのは、ほんのここ数年のことです。

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 散歩などを通して周りをより注意深く観察することによって、身近に本当にたくさんの生き物たちが生きていることを知るようになったのです。
 さて今日の写真ですが、今年1月13日の雪のある日の散歩で見かけた鳥ですが、これの種類を特定できていません。手持ちの図鑑には載っておらず、似た様な鳥も見当たりません。ベリーズにはこれによく似た鳥がいたのですが。
 3枚目の写真は、この不明の鳥と同じ木の近くにいたヒヨドリです。明らかにヒヨドリとは違いますね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 青空のマガモ

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 岐阜市近郊にある自宅は、濃尾平野から山間部に入る境目にあり、清流根尾川が流れ、その周りの低い山の秋の紅葉が美しく、川沿いの平野部には豊かな農地が広がっています。
 天気の良い日は普段の運動不足の解消を目的に、自宅周辺の散歩に出るのですが、その間に様々な野鳥に出会えることから必ずカメラを持ち歩きます。

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 その散歩コースに、河原から根尾川の淵が見える場所があり、そこにはいつもマガモカワアイサの群れが羽を休めていました。私が通ると初めの頃は警戒して飛び立つことが多かったのですが、回を重ねるごとに彼らは慣れたのか、飛び立つことはなくなりました。
 そんなことで私は勝手に、彼らとの信頼関係ができたものと喜んでいたのですが、ある日からその淵でぱったりと彼らを見なくなりました。
 思い出すにそういえば、見なくなったのはその辺りからの数発の銃声らしき音を聞いてからだと気が付きました。彼らは銃で狙われたのかもしれません。中には命を失った仲間がいるのかもしれず、そうであれば今期、もう二度とここに姿を見せることはないでしょう。

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 彼らが消えた真相は分かりませんが、どちらにしても野鳥を対象にした狩猟には絶対に反対です。彼らが人や作物に被害を与えたわけではなく、この狩猟は完全に人間の趣味のためのものですから、それが目的で野生の命を奪うのはどう考えても理不尽です。キジやカモがどうして個人の趣味のために命を狙われなければならないのか、狩猟を趣味にする人は考えたことがあるのでしょうか。
 さて今日の写真は、根尾川の上空、真っ青に晴れた空を飛ぶマガモのつがいです。彼らは根尾川の淵から飛び立ったのではなく、川下から川上に向かって、私の上空を飛び過ぎている場面です。
 彼らを見つけて素早くカメラを向けたのですが、彼らのスピードは速く、後ろから追いかけるのが精一杯でした。
 3枚目は淵から少し下流にある瀬で羽を休めている場面で、リラックスしている様子が伺えます。でも今は、彼らはもうここにはいません。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 200、F7.1、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 ツグミの好物

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 ヘビやワニなどの爬虫類、ライオンなどの大型哺乳類は食いだめができることから、いつもいつも餌を採る必要がありませんが、空を飛ぶ鳥たちはそんな訳にはいきません。
 彼らは飛ぶことによるエネルギーの消費が大きいことから、常に補充する必要がありますが、同時に飛ぶためには常に体を軽くしておく必要があります。

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 そのためには食べたものを早く消化してエネルギーに変えること、食物を体内に貯めないことが求められますから、常に餌を食べ、その食べた物を排泄するという周期が短くなります。よって鳥たちは暇なくいつも餌探しをすことになるのです。
 鳥たちがのんびりしているのは羽繕いをする時ぐらいで、それ以外は常に餌を探しています。空を飛べることは大きなアドバンテージですが、一方でそのための大きな代償があるということですね。

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 さて今日の写真ですが、ツグミが大きなミミズを捕らえようとしている場面です。大きな写真で、ツグミのくちばしの真下にミミズが見えています。
 これまでツグミを観察していると、彼らはミミズが大好物で、常に地上を歩きながらそれを探しています。でも雪のある時は草花の実も食べます。
 写真の大きなミミズであれば、一日にこれ一匹で足りるのでしょうか。多分足りないのでしょう、なぜなら彼らは常に餌探しをしていますから。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 200、F4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 谷汲梅林公園のジョウビタキ

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 岐阜市近郊にある自宅の近くに、西国三十三番満願霊場であり、春の桜、秋の紅葉で有名な谷汲山華厳寺(www.kegonji.or.jp/)があります。
 そのお寺は自宅から近いこともあり、四季を通じてしばしば訪れ、お参りと共に写真を撮るのは楽しいひと時で、時には参道や境内に現れる野鳥との出会いもありますから、私の好きな観光スポットの一つです。

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 その華厳寺に到着するほんの少し手前に、今は廃線となったかつての名鉄谷汲駅があり、現在そこに昆虫館があります。
 この昆虫館はあるコレクターが集めた昆虫標本を展示してあるのですが、種類が非常に多いことから一見の価値があると思います。近くにこういった博物館があるのは文化的でいいですね。
 その昆虫館の駐車場の奥に、花梅を中心とした梅林公園がありますが、普段あまり人がいないようで、そのためかここではよく野鳥に出会います。これまでにアオゲラ、イカルなどを間近で写真に収めることができました。

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 今日の写真はジョウビタキですが、この写真もやはり昨日訪れたその梅林公園で撮ったもので、今年初めて撮影したオスの写真です。今年はなせかオスをあまり見かけません。
 2枚目はオスの近くで見かけたジョウビタキのメスで、例によって警戒心が薄く、かなり近くで撮ることができました。
 3枚目は梅林公園の様子です。春の初めには花梅でこの公園がピンク一色に染まります。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ 背景は歩行者天国の坂道

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 中米のコスタリカに住んでいた頃、住まいは首都サンホセの、ダウンタウンに歩いて30分ほどの住宅地にありました。
 コスタリカは赤道近くに位置する熱帯の国ですが、サンホセの標高が600m以上と比較的高いことから、いくら暑い日でも気温が30度を超えることはなく、一年を通じてとても過ごしやすい気候です。
 四季があって美しい変化を楽しめますが、その分厳しい酷暑や極寒の季節がある日本とはだいぶ違います。

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 毎日がそんなお天気で、街中であっても熱帯特有の美しい花が一年中咲くことから、休日は外に出て歩きたくなります。そんな恵まれた環境も手伝って、普段からの運動不足を補うため、週末は良くダウンタウンに散歩に出ました。
 散歩コースはダウンタウンの真ん中にある広く長い歩行者天国を通るのですが、そこは商店や人通りが多くにぎやかで、様々な意味で何度歩いても飽きない場所なのです。
 今日の写真はそんな歩行者天国の長い坂をを背景にしていますが、そのにぎやかさを感じていただけるでしょうか。
 ところでこの写真、背景が大きくぼけすぎているためか、街中にいるという現実感、臨場感がありません。まるで大きな絵画の前に立っているかのように見えます。

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 使用機材のカメラはCANON EOS Kiss X2、レンズは Siguma AF18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離73mm、35ミリ版換123mm、ISO 200、F7.1、1/180sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 
 

日本 こちらが先に見つけたキジ

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 岐阜市近郊にある自宅近くで、お天気にもよるのですが、運動不足の解消を目的とした毎日の散歩を日課にしています。しかしただ歩くだけではつまらないことから、コースで出会う野生動物や草花の撮影をしようと、望遠レンズをつけたカメラを毎回持ち歩いています。

 そうした中でこれまでに様々な野鳥たちに出会いましたが、中には本当に珍しい種類や、或いは一般的な種類でも背景の美しい場面に遭遇したりと、自然を相手にしたカメラライフを楽しんでいます。

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 私が思う美しい野鳥の種類の中でキジはベスト5に入り、写真に収めたいと思う鳥の一つですが、しかし彼らは警戒心が強くなかなか思うように撮らせてもらえません。
 散歩道でキジに遭遇することは頻繁にあるのですが、いつもキジが先にこちらに気づいて飛び立ってしまい、せっかくの貴重な出会いを生かすことができていません。キジは狩猟の対象になっていることからなのか、長年の経験でしょう、人間を異常に警戒しています。
 でも一方でキジは物事に集中するタイプなのか、いつも私のすぐ近くから飛び立つことが多いのですから、警戒心が強いのか、注意が散漫なのか、判断に迷います。

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 そんなキジですが、ある日のいつもの散歩コースで珍しく私が先に彼らを見つけました。そこは根尾川に沿って歩く草地の道で、両側には背丈より低い笹などが茂った場所です。
 私は彼らを見つけるなり素早く笹薮の陰に身を隠し、頭を少し出してカメラを構え、シャッターを押しました。それが今日の3枚ですが、キジとの距離があったことや、途中の草などに遮られ、どの写真もばっちりとはいかなかったのが残念です。
 また彼らもいつもと何か違うと感じていたのか、警戒した素振りが見られ、すぐに草の中に紛れてしまいました。キジの撮影は難しいですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 200、F4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 ヒレンジャクの好物

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 今日の話題は昨日の、日本の冬鳥ヒレンジャクの続きです。
 ヒレンジャクは手持ちの図鑑「ヤマケイポケットガイド野鳥」に拠れば、キレンジャクによく似ているが、尾の先は赤い。
 北半球の亜寒帯の亜寒帯で広く繁殖するが、ヒレンジャクの分布はアムール川下流に限られているため、渡来数はキレンジャクよりずっと少ない。

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 群れで行動し、木の実を食べる。好物はヤドリギで、食べると粘着性のある糞と共に種子が運ばれる。とあります。
 このように、キレンジャクよりずっと少ないヒレンジャクを30羽以上の群れで見られたのですから、本当に幸運だったと思います。また彼らの好物でであるヤドリギがどんな見かけか知らないことから、今のうちに見つけておいて、次回の出会いの可能性を高めたいと思っています。
 このヤドリギキレンジャクが好物のナナカマドも知っておく必要があります。

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 いつもの散歩コースでヒレンジャクを見かけたことから、少なくとも彼らの好物のヤドリギは近くにあるに違いないと思いますから。
 ということでヤドリギをインターネットで探したところ、ここに乗せたお借りした写真(https://plaza.rakuten.co.jp/stephen1969/diary/201712100003/
の通りで、なるほど言葉の通りの樹ですね。この樹なら散歩コースにありますから、実のなる頃には注意して見なくては思っています。 それにしてもキレンジャク、美しい鳥ですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 200、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。