岐阜市近郊にある自宅近くで、お天気にもよるのですが、運動不足の解消を目的とした毎日の散歩を日課にしています。しかしただ歩くだけではつまらないことから、コースで出会う野生動物や草花の撮影をしようと、望遠レンズをつけたカメラを毎回持ち歩いています。
そうした中でこれまでに様々な野鳥たちに出会いましたが、中には本当に珍しい種類や、或いは一般的な種類でも背景の美しい場面に遭遇したりと、自然を相手にしたカメラライフを楽しんでいます。
私が思う美しい野鳥の種類の中でキジはベスト5に入り、写真に収めたいと思う鳥の一つですが、しかし彼らは警戒心が強くなかなか思うように撮らせてもらえません。
散歩道でキジに遭遇することは頻繁にあるのですが、いつもキジが先にこちらに気づいて飛び立ってしまい、せっかくの貴重な出会いを生かすことができていません。キジは狩猟の対象になっていることからなのか、長年の経験でしょう、人間を異常に警戒しています。
でも一方でキジは物事に集中するタイプなのか、いつも私のすぐ近くから飛び立つことが多いのですから、警戒心が強いのか、注意が散漫なのか、判断に迷います。
そんなキジですが、ある日のいつもの散歩コースで珍しく私が先に彼らを見つけました。そこは根尾川に沿って歩く草地の道で、両側には背丈より低い笹などが茂った場所です。
私は彼らを見つけるなり素早く笹薮の陰に身を隠し、頭を少し出してカメラを構え、シャッターを押しました。それが今日の3枚ですが、キジとの距離があったことや、途中の草などに遮られ、どの写真もばっちりとはいかなかったのが残念です。
また彼らもいつもと何か違うと感じていたのか、警戒した素振りが見られ、すぐに草の中に紛れてしまいました。キジの撮影は難しいですね。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 200、F4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。