写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 大阪城の美しい石垣

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 今日の話題は昨日に続いて大阪城です。
 大阪城を訪れて真っ先に驚くのはその素晴らしい石垣で、使われている石の大きさ、隙間の無い正確な積み方、角部の曲線の美しさなど、日本の石積みの技術が最高潮に達したその証明がこの大阪城なのだと思わせます。

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 場内の説明によれば、現在われわれがみている石垣は、豊臣秀吉が築いた石垣ではなく、のちに徳川幕府が造ったものだそうです。この辺りを詳しく知りたいのですが、それは後の課題にしておきます。
 今日の写真の一枚目と2枚目は、大手門右手の外堀の風景ですが、ここの石垣は角部はもちろん正確に積まれていますが、それ以外の場所も非常に規則正しく、面がピシッと合った見事な石垣で、名古屋城のものとは比べ物にならないくらいにきれいに積まれています。江戸城でもここまできれいには積まれていません。

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 それにしてもこの外堀の広さ、本当に驚きです。これを機械の無い時代に人が造ったことが信じがたいことです。
 これまで海外で素晴らしい建造物を見る毎に感動していたのですが、この城の石垣を見ると、エジプトやマヤのピラミッド、ヨーロッパの石造りのお城に決して引けを取らない偉大な建造物だと新たに感動します。
 3枚目は大手門の風景ですが、まさに時代劇の世界ですね。これからも大阪城を何度も訪れたいと思っています。

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 使用機材のカメラは Panasonic Lumix FX60。大きな写真の撮影データは、焦点距離4.5mm、35ミリ版換25 mm、ISO 125、F4.5、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

大阪城の驚愕の石垣

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 先日9月24日月曜日に、生まれて初めて大阪城に行きました。以前から行きたい場所の筆頭だったのですが、これまで機会がなく延び延びになっていたのです。
 当日は雨の予報で心配だったのですが、朝から青空が見え何とか晴れました。しかし予想が外れたのは良かったのですが、思った以上に暑くなり、場内を歩いただけで汗が出るような陽気でした。

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 ニュースでは、9月4日の台風の襲来で関空が大きな被害を受け、大阪への海外からの観光客が大幅に減り、観光関連の商売に大きな影響が出ているとのことでしたが、ところが大阪城には観光客が一杯で、天守閣への入城のエレベーター側には大変な行列ができていました。3枚目の写真のようにあっちもこっちもアジア人で一杯です。
 今回の大阪城訪問で一番感激したのは、江戸城に行った時もそうだったのですが、やはり石垣です。

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 1枚目、2枚目の写真は、桜門をくぐった正面にある石垣で、そこに使われている石の大きさに度肝を抜かれます。桜門の前にある大手門の近くにある巨石に驚いていた私は、これを見て更に驚愕したわけです。どうですかこの信じられないような大きさ。
 重機などの機械の助けがない時代に、人馬だけでこの石を遠くから運び、ここに据え付けたのですから、その労力と技術たるや生半可なものではないはずです。大体この大きな石を大阪城まで運ぼうとした発想そのものが脅威です。
 大阪城の石垣の石、それを見た今でもその事実が信じられれない気持ちです。これはどうしても不可能と思えてしまうのです。

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 使用機材のカメラは Panasonic Lumix FX60。大きな写真の撮影データは、焦点距離4.5mm、35ミリ版換25 mm、ISO 80、F4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

 
 

日本 アカトンボの雄はどっち

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 今日の写真は、3日前に岐阜市近郊にある自宅に近い、谷汲の自然公園へ出かけた際に見かけたトンボです。
 酷暑の夏が過ぎ、朝晩が涼しくなりだすと、どこから現れるのか、たくさんのトンボたちが気持ちよさそうに秋の陽の光の中を漂います。
そのトンボイたちは大半が後ろの胴体が赤い、多分これが一般に言われているアカトンボです。

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 1枚目の写真を見ると、胴体の後ろが赤色のトンボと赤色が全くないトンボが、多分交尾だと思いますがしています。この赤色の無いトンボは、やはりアカトンボなのでしょうか。
 だとするとこの場合、オスはどちらになるのでしょう。これが交尾であればオスは赤色の無い方と考えられます。すると秋の光の中を群れで飛んでいるあの赤いトンボは、すべてメスなのでしょうか。
 どちらにしても秋のアカトンボ、典型的な日本の秋ですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 自宅庭のグリーンイグアナ

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置することから、植生や動物種は日本と大きく異なります。街中にはヤシ科の木が多く、水辺にはマングローブが森を作り、垣根にはブーゲンビリアが一年を通じて咲き乱れ、ピンクや黄色のハイビスカスも絶え間なく咲いています。

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 当時ベリーズに滞在していた頃の自宅は、この国最大の都市であるベリーズシティの住宅地にあり、周りに高い建物はなく、水辺と緑の多い環境でした。
 その自宅周辺を週末に散歩するのが日課だったのですが、その散歩コースでよく見かけたのがトカゲたちでした。特に、グリーンイグアナ、トゲオツギオイグアナ、バシリスクなどのイグアナの仲間たちは数が多く、散歩すればこの2種以上は必ず見られるほどだったのです。

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 トゲオツギオイグアナは自宅敷地内に多数が生息しており、地盤が下がってできた自宅の床下の隙間が彼らの住み家になっており、太陽のある昼間にはそこから出てきて草を食べ、日向ぼっこをします。
 今日の写真は、このグリーンイグアナも自宅敷地内で見かけた1匹で、多分隣の敷地の森から自宅敷地内に入り込んだものと思われます。
 グリーンイグアナは木登りや泳ぎが上手で、おまけに足が非常に早く、人間が追いかけて捕まえるのはほぼ無理です。こうして美しいイグアナを見ると捕まえたくなるのですが、必ず徒労に終わると断言できます。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6 SAM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F10.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 なおこの写真、設定を間違えたことから写真の色が茶色に偏っています。
 

日本 毎回新発見のクモたち

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 今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅の庭で見かけたクモで、生まれて初めて見た種類です。
 通常クモは空中に巣を作ることから良く目立ち、それらはいずれも記憶にあるのですが、そういった巣を持たず地上を歩く種類は、普段の生活の中で目につきません。
 クモは昆虫に分類されず、独自の種類ですが、そのクモだけで日本に1200種が生息しているとのことです。クモだけでこの数字ですから、自然界の生物の多様性は本当にすごいですね。
 私は自宅の庭という狭い範囲で見かけるクモが、発見するたびにこれまで見たこともない種類であることに驚きを覚えるのですが、この種類の数を知るとそれも納得できます。

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 通常空中に巣を作るクモは体が大きく、地上にいるのは総じて小さいような気がします。それもあってか普段見かける機会が少ないのかもしれません。
 その体の小さいクモの写真を撮るのは結構大変で、望遠マクロレンズが必要だと思いますし、相手は小さく良く動きますからAFは必須だと思います。
 でもそれらのクモの姿かたちは千差万別で、見つけるたびに新しい種類ですから興味は尽きません。
 使用機材のカメラは Sony α330、レンズは Minolta AF50mm Macro F2.8。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換算75mm、ISO 400、F5.6、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 並んだマガモ

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 岐阜市近郊にある自宅周辺を、お天気である限り散歩するのが日課になっていますが、流石に真夏の間はしばらくお休みしていました。今年は一時期あまりに暑かったのと、散歩ルートの道が一部草に覆われてしまっていたのも足が遠のいた理由でした。
 散歩の楽しみは変わりゆく周りの景色や生き物を観察し、それをカメラに納目ることですが、しかし真夏には酷暑による苦労が多いものの、生き物との出会いの収穫が少ないため、もともとあまり気乗りがしない時期なのです。

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 これが秋の終わりになると、野山の景色は紅葉で一変し、散歩ルートの一部である川には北からの訪問者たちが現れ、散歩が俄然と興味深い、例えれば探検のようなわくわくするコースに変わります。
 今日の写真は去年の11月に撮影した2枚で、1枚目はオスがたくさん揃ったマガモたち。こうやって並ぶと、色のコントラストが強いせいか、まるでおもちゃのようです。
 2枚目は自宅近くのいつもの散歩コース風景で、左手に根尾川が流れており、冬の雪の日には必ず獣の足跡がみられる場所です。遠くに見える山の紅葉が既に終わりかけていますが、すがすがしい秋の一日です。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 おいしそうなキノコ

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 昨日の敬老の日に、自宅近くにある隣り町の運動公園に出かけました。そこは広いグランドや観覧席のある本格的な野球場もあり、その日は県内の秋の高校野球の試合をしていました。
 その試合のカードが、県内でも有数の野球の人気校の出場とあって、おかげで広い駐車場は車で一杯でした。

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 我々は野球が目的ではなく、この運動公園に整備されている山すその森の散策でしたから、駐車場から野生動物防止用の策を開けて森に入りました。
 散策道には所々にクマ注意の看板があり、少しいやな気分でしたが、以外にも散策道にはちらほらと人影が見え、それほど恐れることはないなと、勝手に思いました。
 森の中には先の台風21号の影響でしょうか、あちこちで大きな木が倒れていますが、それらのほとんどは杉の木です。杉は背が高いだけに、その分風に弱いのかもしれません。

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 さて今日の写真ですが、秋と言えば思い浮かぶものの一つにキノコがあります。そのキノコを散策道で見かけたのですが、それは今までに見たこともない白い大きなものでした。
 そのキノコ、よく見ると傘の白い部分が、まるで脱皮でもするかのようにむけていました。そしてその中はまるで、服を破いたら出てきたような、女性の乳房の乳頭のような色と形だったのです。
 これって食べられるのでしょうか。食べられるならいかにもおいしそうですが。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。