写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 橋の近くのカワアイサ

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 岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどの距離に、根尾川の河原沿いに大きな木の並木があり、それらの木にたくさんのヤドリギが寄生している場所があります。
 昨日1日に、そのヤドリギを中心に付近の河原を野鳥がいないかと歩いてみました。その河原の一部に畑があり、そこで人が作業しており、その近くの草むらを歩いていたら、すぐ近くからキジが飛び立ち、びっくりしました。近頃、普段の散歩コースでキジを見ていません。

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 またその近くに小川が流れていたのですが、そこからはチドリが飛び立ち、これまた驚きました。他にも飛び立った鳥がいたのですが、種類は確認できませんでした。この辺りにはたくさんの野鳥がいます。
 川面に目を向けると、こちらの岸辺にカワアイサのつがいが見えました。今までに経験したことのない距離でしたから、驚かさないように頭を低くして近づき撮った写真が今日の3枚です。

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 1枚目の写真の、緑色の頭がオス、茶色がメスです。彼らの主食は魚で、先端がかぎ状に曲がったくちばしの形がそれを物語っています。また川面が赤いのは、山の紅葉が映っているためです。
 3枚目は橋の柱脚近くを泳ぐ姿を遠くから捉えました。のどかな風景ですね。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 今シーズン初のノスリ

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 岐阜市近郊にある自宅周辺を、カメラを持って散歩するのが日課になっており、雨の日でない限り出かけています。目的は普段からの運動不足解消とともに、季節の移ろいを楽しむのと、趣味している野生動物や草花の写真を撮るためです。

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 11月が終わり、いよいよ明日から冬ですが、今年は寒さをあまり感じません。そのためか今頃なら良く見かける鳥たちとの出会いが例年より少ないような気がしますし、それに紅葉も1週間以上遅いのではと思っています。
 そんなことを思いながら歩いていた今日の散歩コース上で、向かっていた先の電柱の頂点から大きな鳥が飛び立ちました。多分トビだろうと思ったのですが、念のため、その鳥から目を離さず行き先を追いました。

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 その鳥は樽見鉄道の鉄橋にある塔の上に停まったので、写真に撮ってモニターで確認したところ、ノスリでした。それが今日の写真です。
 今シーズン初めて見るノスリは、紅葉した山を背景にして、しばらく佇んでいてくれたことから、秋らしい季節感のある場面を撮ることができました。
 彼は地上のヘビやネズミを探していたのでしょうか、私が立ち去るまでじっと周囲の地面を見つめていました。

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 3枚目は現在の散歩道の風景で、これが今年の紅葉の見納めです。
 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

日本 ヤドリギの群生

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 日本に冬鳥として渡ってくる鳥の中にヒレンジャクキレンジャクがいます。年によって渡来数にばらつきがあるそうですが、冬になったからといって一般的に見られる種類でないのですが、その姿は特徴的で何度でも見たい美しい鳥です。
 そのレンジャクたちが好む餌はナナカマドやヤドリギの実だそうですが、それならばこれらの木の場所さえ知っていれば、この美しい鳥に逢うことができる可能性が高まります。

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 先日物知りの友達から、岐阜市近郊にある自宅近くにヤドリギの群生地があると教えてもらい、早速今日出かけてみました。そしてそこで見た景色が今日の写真です。
 根尾川の河原に樹種は分かりませんが十本以上の木が並木を作っており、そのどれの木にもあふれるほどのヤドリギが寄生しています。これらの木はヤドリギのために立っているような様で、その景観には圧倒されました。

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 周りを見るとこの場所だけでなく、対岸の数本の木にも寄生しており、大きな塊が見え、また上流部の木にもあります。ここならお目当ての鳥たちに出会うことができるかもしれません。
 2枚目はヤドリギの詳細で、実がたくさんついています。、3枚目はこの場所から根尾川の上流方向を見た、素晴らしい秋の景色です。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 雨期に増える White Ibis (ホワイト イビス 日本名シロトキ)

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 中米の国ベリーズは熱帯地方に位置し、一年を通じて暖かく、季節は乾季と雨期の二つだけです。雨期には雨が多く、ハリケーンが襲来するのもこの時期です。
 反対に乾季になると雨が少なくなり、土地は乾燥して埃っぽくなり、陽射しが強く暑い日が多くなります。ベリーズは北回帰線の内側にありため、太陽は頭上を2度通り過ぎますから、晴れた日は陽射しが強烈なのです。
 この雨季と乾期の影響は野鳥たちにも当然ながら及び、彼らの行動が変わります。

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 例えば、元々標高が低く水場の多いベリーズシティですが、雨が多くなるとその面積は更に増え、水鳥たちの餌場が広がるため街中であっても、乾期の時より数が増え、また様々な種類の野鳥を見られるようになるのです。
 今日の写真は、ベリーズシティの住宅地にある自宅から、雨期の後半に数多くみられるようになる White Ibis (ホワイト イビス 日本名シロトキ)で、朝夕に自宅上空を通過します。毎日ねぐらと餌場を往復しているのでしょう。
 彼らは必ず集団で飛びますが、時には群れの数が50を超えるような時もあり、それらが規則正しく並んで高速で飛び過ぎる様は、思わず声が出るほど素晴らしい光景です。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 冬のイカル

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 岐阜市近郊の本巣市にある自宅の周辺は、平野部から山間部に移る開けた谷間で、中央を根尾川が流れ、平野部には水田や柿畑、野菜畑が広がる変化に富んだ農村です。
 こういった環境からか、一年を通じてたくさんの野鳥を見ることができ、日課にしている自宅周辺の散歩では、毎年のように新しい種類の発見があります。去年、それまでここで見ることを想像もしていなかったチョウゲンボウハイタカを発見したときは本当に興奮しました。

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 一年で最も多くの野鳥を見ることができるのは、山の食料が乏しくなる冬のシーズンで、この時は珍しいのや初めての鳥との出会いだけでなく、普段見慣れた野鳥でも、他の季節では起こりえないほど近くで見られる機会があることも特徴的です。
 例えば今日の写真のイカルは、自宅周辺ではとても数の多い野鳥ですが、冬のシーズン以外は鳴き声を聞いたり、遠くでその姿を見かけたりするのがせいぜいで、とても写真に撮れる距離に近づくことはできません。ところが冬になるとその距離がぐっと縮まるのです。

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 イカルは地味ながらも大変美しい鳥ですから、たとえ至近でも今日の写真の様な白い空が背景のシーンではなく、今年の冬こそは理想的な形でしっかりと撮りたいと思っています。
 今日の写真はいずれも去年の12月19日に、自宅周辺のいつもの散歩コース上で捉えものです。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 文殊公園山頂からの秋の眺め

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 先日11月24日は連休の中日でしたが、朝から空は青く晴れ渡り、3連休最高の行楽日和となりました。我々も岐阜市近郊にある自宅から車で15分ほどの距離にある文殊自然公園に、おにぎりの弁当を持って出かけました。

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 公園内は休日ですから普段より人出が多く、山頂に続く散策道で何人にも出会いました。中にはカメラを首から下げ、いかにも野鳥を探している人もいましたから、思わず声をかけたところ、コゲラを何度も見かけたとのことでした。私はドラミングを聞きはしましたが、残念ながらついに姿を見かけることはありませんでした。
 山頂に到着し真っ青な空を見上げると、おなかの白いタカ類を見つけ、すぐにカメラを構えたのですが、ピントを合わせることができず、撮り逃がしてしまいました。ハイタカより大きなおなかの白い鳥は何でしょう。オオタカでしょうか。その後何度も空を見上げたのですが、この日に猛禽類は二度と見つかりませんでした。

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 1枚目の写真は山頂から伊吹山、養老山脈方向を見た景色です。木々の紅葉と空の筋雲が気持ちいいですね。
 2枚目、3枚目は公園で目についた紅葉ですが、これらの赤い色は、まるで作り物かと思うほど本当に鮮やかで、青空に映えて綺麗でした。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F 8.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 今シーズン初めてのカシラダカ

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 今日の写真はこの秋初めて写真に納めたカシラダカです。場所は岐阜市近郊にある自宅近くの散歩道で、日付は11月15日、この時期にもう日本に渡来してきているのですね。これから春までここで冬を越すのですが、雪が少なく無事で過ごすことを祈っています。
 マガモはこのブログでお伝えしている通り既に到着しているのですが、このカシラダカと共に、この辺りでよく見かける冬鳥はアオジですが、まだ彼らの姿を見ていませんし、とても沢山渡ってくるツグミもまだです。

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 去年は自宅周辺で、初めてベニマシコ、ヒレンジャクソウシチョウを見かけて感動したのですが、今年はどうなるのか、今から楽しみです。できれば今シーズンも新たな珍しい鳥たちに出会えることを祈っています。
 野鳥に出会う確率を高めるために今できる準備として、ヒレンジャクキレンジャクが好むヤドリギやナナカマドの木の場所を一つでも多く確認しておかなくてはと思っていることろです。

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 2枚目の写真は、自宅周辺の散歩コースにある柿畑ですが、素晴らしい紅色に紅葉しています。
 そして晴天に誘われて上を向くと、真っ青な空を背景に外国の飛行機が飛んでいました。こんな田舎で味わうことのできる、小さな国際色のある出来事でした。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。