今日の写真の背景は、カリブ海の島国セントルシアの、この国唯一の世界遺産、ピトン山です。世界遺産に指定されているのは、形が珍しい三角形の尖った双子の岩山だけでなく、周辺の海や森も含まれています。現地ガイドの解説に拠れば、この辺りは大きなカルデラを形成しているそうなのです。
このピトン山の近くに、地獄谷のような硫黄が噴き出る一帯があり、周辺には温泉も湧き出ています。このピトン山の成り立ちは火山活動に拠るのですが、今でもその名残が見て取れます。このピトン山周辺は、美しい景色と温泉が楽しめる多くのホテルが立ち並び、この国の重要な観光資源となっています。
今日の写真は、それらのうちの一つのホテルの庭での一枚です。このホテルに滞在して、背後の高い方のピトン山に登りましたが、結構厳しい登りでした。苦労するだけの甲斐あって、頂上からの眺望も素晴らしいのですが、頂上そのものの様子は想像を超えた景観で、いい思い出になりました。
カメラはOlympus E500に、レンズはキットで付いてきた Zuiko14-45。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換38mm、ISO100、F7.1、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。