今日の写真は、日本を代表する時計メーカーであるSEIKOの腕時計です。
私が初めて腕時計を買ってもらったのは、忘れもしない高校入学の時でした。その腕時計はSEIKO 5で、うれしくてうれしくて、いつもその動きに見入っていたのを思い出します。
それは確か21石のごく一般的なタイプで、同級生たちの多くが同じような時計をしていました。でもその中でほんの数人が石数の多いSEIKO 5 DXというのをしていました。
今から思うとそれほど意識したわけではないのですが、その時計が、自分のとは違う四角っぽいデザインのケースがカッコ良く見えました。21に比べて25という石数が多いのも高級なタイプなんだとあこがれたのかもしれません。
その後時を経て、ネットオークションが盛んになり、欲しいものは何でも手に入る時代になって、当時憧れたDXが気になりだしました。そして当然のごとくSEIKO 5 DXが私の手元に届いたのです。
このセイコー、50年近く前の生産ですが、今でも快調に時を刻んでおり、なんと一日一分と狂いません。既に当時、その工作精度は奇跡的な域に達していたのです。他にオメガやロレックスも持っていますが、実用性ではセイコーが最高です。いかにも真面目な日本らしい製品ですね。
カメラは、Sony Cyber-shot T30。大きな写真の撮影データは、焦点距離が6.3mm、ISO125、F5.6、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。それにしても、コンパクトカメラは接写に実に強いですね。