今日の写真は、この中米B国の最大の都市を直撃したハリケーンが通過して10日ほど経ってから訪れた街の北側の海岸を背景にしています。
このハリケーンはカテゴリー1の、ハリケーンとしては最も威力の小さな勢力のはずだったのですが、通り過ぎた後の惨状は、とてもそのクラス分けからは想像できない程の景色でした。
市内の電柱は倒れ、屋根は吹き飛び、木々は無残にも幹や枝を裂かれたり、根が引き起こされたりしていました。
写真の背景にあるココヤシの木は風に強く、めったなことでは倒れたり枝が折れたりしないのですが、このヤシは枝が折れているのがお分かりかと思います。
そして同じく背景に海に伸びる桟橋が写っていますが、これは完全に破壊されていました。小さな写真で良く分かりますが、踏板が全部なくなっていました。
このハリケーンで犠牲者が出なかったのは幸いでしたが、もうハリケーンはごめんです。
カメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離15.0mm、35mm版換算の焦点距離73mm、ISO200、F4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。