今日の写真も昨日と同じ紅葉を背景にしたスナップポートレートです。一年に一度訪れる美しい日本の紅葉の時期には、風景写真として色付いた野山や木々を撮るのは大きな魅力ですが、また、それを背景とした人物写真も魅力的なテーマです。
背景も人物も美しく捉えるのはなかなか難しく、その場の光の具合を確かめながら試行錯誤するのですが、カメラがデジタルになったおかげで、撮った写真をその場で確認できますから、フィルム時代のような失敗はなくなり、自分の思う理想的な写真を撮ることができるようになりました。カメラマンにとっては本当にありがたい時代です。
しかし失敗が少なくなったというそれだけで良い写真が撮れるものではなく、作画を助けてくれる訳ではありませんが、その作画こそが写真の面白さだと思います。写真に限らず何かを作り出すのは楽しいと同時に難しい仕事ですね。
今日の写真の背景は昨日と同じ場所ですが日が違います。秋の光は軟らかく、人を撮るには程よい強さですね。
カメラはSony α700に、レンズはMinolta AF24-105 F/3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離105mm、35ミリ版換算157mm、ISO200、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。