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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 太地町のクジラ博物館

 2023年1月18日から2泊3日の予定で南紀を旅行していますが、初日は太地町に向かいました。ここではクジラ博物館を訪ねるのが目的でした。太地町といえば環境団体から目の敵になさている場所です。なぜならこの地では伝統的にクジラ漁をしており、現代においてもそれが続けられているというのが理由です。IWC国際捕鯨委員会)で日本は管理されたクジラ漁を主張しているのですが多くの国はこれに反対しています。その大きな理由はクジラは高い知能を持った動物だからだというのです。日本は長い間調査捕鯨でクジラの実態調査を続けそれを基にして論理的に食糧確保のための捕鯨の必要性を説くのですが理解が得られませんでした。そこで日本はIWCを脱退したのです。日本はこの問題に真摯に向き合ってきたのですが、反対国は日本のデータを無視し続けているのです。さて、1枚目は博物館内で行われるイルカショーの一場面です。

 2枚目は1枚目の一部の拡大写真です。高いところまでジャンプしているイルカが美しいですね。捕鯨に反対する環境団体はショーに登場するイルカは、強制的にやらされている虐待だから止めろというのが彼らの主張です。では欧米で行われている品評会に登場する犬、動作の優雅さを競う馬たちはどうなのでしょう、犬やウアマがあれを自主的にやっているということなのでしょうか。

 3枚目はクジラ博物館の敷地内です。手前のプールがイルカ用、その向こうがクジラショーに使われる湾です。一番奥には水族館があり、全体にとても風光明媚なところです。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距11.3mm、35ミリ版換算31mm、ISO 400、F5.6、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。