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日本 文殊公園のイカルの幼鳥

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 先週末に2日続けて、岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどの距離にある文殊の森公園に行ってきました。
 現在の季節は夏ですから山は当然濃い緑に覆われ、それらの枝葉が邪魔をして野鳥観察には難しい時期なのですが、しかし冬にここを訪れて見られる野鳥の数に比べて、この時期の方が数も種類も多いことを今回の訪問で感じています。

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 冬の広葉樹林であれば、木々が葉を落とし見通しが良くなることから野鳥を見つけやすくなるのですが、しかし彼らに出会える頻度は夏のこの時期に比べてかなり低いことが分かりました。
 私はこれまで野鳥撮影は冬に限られると思い込んでいましたが、今はそれが間違いであることに気づき、一年を通してチャンスがあるのだと思いなおしています。
 今日の写真は、巣立ったばかりのイカルの若鳥で、まだ羽毛が十分に生えそろっていません。
 1枚目の写真だけであれば、このこの若鳥の種類の特定ができなかったと思いますが、2枚目の写真の通り、ほんのわずかに親鳥のくちばし部分が写っており、これでイカルと判明しました。

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 今文殊の森公園では鳥たちの巣立ちの時期を迎えており、こういった幼鳥が良く見られますし、また冬には出会わないような種類の鳥たち、つまり夏鳥がたくさんいるような気がしました。
 3枚目は、羽が随分と傷ついていますが、この時期とてもたくさん見られるクロアゲハです。このチョウ、自宅のミカンの木に卵を産み付けますからあまり好きになれません。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。