写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

散歩道のカルガモ

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 岐阜市近郊にある自宅近くをカメラを持って散歩するのが日課になっているのですが、夏になってこのコースで見かける野鳥が少なくなり、最近は毎日出かけることが無くなりました。

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 これではいけないと先日久しぶりに歩いてみたところ、川の中央に2羽の水鳥を発見しました。最近川で見かけるのは白いサギばかりで寂しかったのですが、久しぶりにカモの仲間です。
 写真がその2羽のカルガモで、番でしょうか、のんびりと日向ぼっこをしているようです。
 カルガモは最近、この辺りでも水のある水田や小川でよく見かけるようになり、オシドリマガモと違ってそれほど人を警戒しませんから親近感があります。
 下の小さな写真は、散歩の途中の道端に最近よく咲いている花で、淡いピンク色がきれいですね。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Sony 70-300 SSM G。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 背景は近くのリゾートホテル

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 このブログ上で野鳥をご紹介するために、最近度々登場しているホテルの話題です。
 中米の国ベリーズの最大の都市は、内陸部にある首都のベルモパンではなく、カリブ海に突き出た岬全体に広がっているベリーズシティです。
 空の玄関である国際空港や、カリブ海に面する海の玄関もこのベリーズシティにあり、商業の中心地となっていますし、ベルモパンに遷都する前は首都であった頃の名残りである、いくつかの政府機関がまだ残っています。

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 そのベリーズシティから車で西に20分ほどの所に、この国最大の都市に最も近いリゾートホテルが今日の写真の背景になっています。
 ホテル敷地は、この国最大の河川であるベリーズ川のほとりにあり、川の両岸はマングローブに覆われ、その様は街に近いにもかかわらず、さながら深いジャングルを思わせます。
 ホテルの庭には写真にある通りハンモックが吊るされ、木陰で涼むことができるのですが、蚊に弱い人は虫対策が必要です。
 背景に写っているベリーズ川は、今雨期であることから増水し、濁った水が庭のすぐ先まで来ています。
 下の小さな写真の背景は、芝生がきれいに刈り込まれたホテルの庭で、所々に大きな樹があり、様々な種類の野鳥が訪れます。日本名ホエザルもここでよく見られます。

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 もう一枚の小さな写真は、ホテル敷地内で見かけた緑色が美しいグリーンイグアナで、水のある川べりは彼らの楽園で、ここに1時間もいれば何匹ものイグアナを見ることができます。
 ベリーズに滞在当時、週末にこのホテルのレストランで食事をし、庭で野鳥を見ながら過ごした日々は懐かしい思い出です。
 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.0、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ 自宅庭の Yellow -throated Warbler (イエロースローテッド ワーブラー)

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 4年ほど前に仕事で中米の国ベリーズに着任し、その後1週間ほどして、これから最低でも2年間ベリーズに滞在する期間中の住まいとなるタウンハウスに引越ししました。
 そこは市の中心部から車で10分ほどの住宅地にある、大きな敷地を持つ集合住宅で、我々が住むタウンハウスのほかに、20戸ほどの2階建てのアパートメントもありました。

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 広い敷地にたくさんの魚と亀がいる大きな池があり、庭木はヤシを中心とした樹が、なぜかまばらに植わっているだけです。
 この庭木の少なさについてこの敷地のオーナーは、整地の際に使った土が良くなく、植物が育たないとのことで、聞くところによれば、埋め立ては建設用廃材が主だったそうです。なるほど。
 そんな庭木の少ないさみしい庭ですが、それでも野鳥がたくさん訪れることに驚き、この地の自然の豊かさに感激したものです。
 今日の写真は、敷地内のヤシの木を訪れた Yellow -throated Warbler (イエロースローテッド ワーブラー)で、喉の黄色が目立つ、姿の美しい鳥で、この鳥も人をあまり怖がりません。

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 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ソニー α7Ⅱ+Nikkor 35mm F2.8 の試写

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 デジタルカメラのミラーレス機は、レンズの取り付け部であるマウントから、カメラボディのセンサーまでの長さであるフランジバックが短いのが特徴です。これは光軸を変えているミラーが無いためで、構造的にはライカのレンジファインダーカメラと同じです。

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 この短いフランジバックを活用して、これまでに世に出た様々なレンズを、アダプターを利用して取りつけることができます。このアダプターさえあれば、理論的には星の数ほどあるレンズ総てを楽しむことができるのです。
 今日ご紹介するレンズは、フィルム時代に登場したマニュアルフォーカスのニッコールで、日本のカメラと共にその優秀さを世界史知らしめた、日本の光学界の金字塔的存在です。そのレンズを現代のデジタルカメラで、しかも絞り優先、手振れ補正付きで使えるのですから、これはもう痛快な出来事です。
 更には中央部拡大のピント支援機能もありますから、勘に頼らない恐ろしく正確なピントで誰もが撮ることができるのです。
 写真は岐阜市近郊にある自宅近くの神社の境内で、空梅雨に咲いているアジサイを背景にしました。この日は曇り空で、更に木が茂っていて暗かったのですが、このカメラは、このぐらいの悪条件をものともせず、素晴らしく先鋭な画像を作ってくれます。
 無論、ニッコールの定評であるピントの切れる優秀なレンズがこれを支えているのは言うまでもありません。先鋭感と良いボケ味、それに伴う立体感、リアル感とも文句なしです。

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 撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Nikkor 35mm F2.8。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換算35mm、ISO320、F4.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ ホテル近くの Black-and-white Warbler (ブラックアンドホワイト ワーブラー)

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 今日の写真は、昨日のこのブログ上でご紹介した、ベリーズ最大の都市から車で20分ほどの郊外にあるリゾートホテル周辺の、道路わきで見かけた Black-and-white Warbler (ブラックアンドホワイト ワーブラー)で、名前の通りの姿をしています。


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 この鳥を見かけるのは樹の幹や枝であることが多く、そこに付いている虫を探しているようですが、その動きが常に速く、撮影場所が暗いことが多いこともあって、なかなかしっかり写真に捉えることができません。
 今日の大きな写真は、場所が比較的明るかったことから、大きな被写体ブレ無く撮れています。
 ただこの鳥のありがたいところは、この国の他の多くの鳥と同じく、人をあまり警戒しないことから、人と出会っても遠くへ飛んで行ってしまわないため、後を追って撮影ができることです。
 余談ですがこの鳥に限らず、ベリーズで野鳥を撮影に成功するチャンスは、日本とは比べものにならないほど多くなるのです。

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 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

ベリーズ とても小さな Common Tody-Flycatcher (コモン トディフライキャッチャー)

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 中米ベリーズの最大の都市は首都ではなく、海岸に位置するベリーズシティで、それでも人口は6万人という小さな町です。

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 そのベリーズシティから車で西に20分ほど走ると、この国最大の河川であるベリーズ川のほとりに、緑に囲まれたリゾートホテルがあり、ここまでくると日本でホエザルと言われるホーラーモンキーが出没し、道路からでも注意していれば見つけることができます。
 ホテル内にはホーラーモンキーが良く現れ、人の姿が見えてもそれほど気にすることもなく、敷地内にある木の葉を自身のしっぽだけで枝にぶら下がり、黙々と食べる姿を見ることができます。
 今日の写真はそのホテルの周辺を歩いていた時に出会った Common Tody-Flycatcher (コモン トディフライキャッチャー)で、大きさはハチドリ程度の小さな鳥です。
 動きが速く撮りずらいのですが、この鳥も他のこの国の鳥たちの例にもれず人をそれほど警戒しませんから、近くまで寄ることができます。
 巣作りは草木の葉の繊維を使って、アフリカのハタオリドリのような吊り巣を器用に作ります。

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 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

コスタリカ 背景は公園の巨木

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 中米コスタリカの首都サンホセの市内郊外に、広々とした森林公園があり、そこには子供たちのためのプールや、サッカーコートが南面も取れるような大きな芝生広場があります。

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 また公園外周は散策道が整備されており、市街地近くであるにもかかわらず規模は小さいながらも、植物が密生したジャングルを体験することができます。
 ただこの公園、これだけの広さを持っておりながら、休日であってもなぜか訪れる人は少なく、広場はまだしも散策道には人が少ないため、あまり治安が良くないようです。
 サンホセに住んでいた頃、ある日この公園を訪れ、ジャングルの中を散策をしていたところ、我々の後を30mほど離れて、つかず離れず一人の男が付いてきました。
 2回目の公園訪問の時にも同じことが起きたため、我々が不審に思ってその男に近づき、跡をつける理由を尋ねると、彼は公園の関係者で、防犯のための見張り役だとのことでした。我々が外国人で、高価そうなカメラを所持していることから心配して付いてきてくれたのです。
 海外では公共の公園といえども事件は起きていることから、油断することなく行動する必要があるのですね。
 今日の写真はその公園での2枚で、公園の一角に巨木が茂る林があり、それを背景にしました。大きく育った歴史のある木にはどことなく威厳を感じます。

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 使用機材のカメラはSony α700に、レンズは Minolta AF24-105/f3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 200、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。