写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 首都カストリーズのディレック ウオルコット公園

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 カリブ海の島国セントルシアは国土面積が日本の淡路島ほどで、人口は16万人と小さな国ですが、しかしこの国は観光地として欧米では有名で、毎年シーズンには特に欧米から多くの観光客が押し寄せます。首都は島北部に位置するカストリーズで、人口は6万人ほどと小さいのですが、大型クルーズ船が市内の港に着岸すると街に観光客が溢れます。その市内中心部にディレック ウオルコット公園があります。これはこの国出身のノーベル賞作家の名を取って命名されました。公園入口にその人物の写真が誇らしげに掲げられています。この国ではもう一人経済学でノーベル賞受賞者がますから人口比率から言えば驚異的なことで、これは国民の大きな誇りとなっています。

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 ディレック ウオルコット公園に1枚目の写真の通り500年を超える樹齢の巨木があり、この公園の象徴となっているのですが、園内にはこの写真のような形の美しいフランボイヤの木があり、毎年木いっぱいに花を咲かせます。これらの木は大きな木陰を作り、南国の暑い日差しを遮ってくれます。花の背後の右に写っている白色と茶色の建物は国立博物館です。

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 ディレック ウオルコット公園の周辺は市内一番のビジネス街で、写真のように1階が商店で2階以上が事務所といった建物が多くあります。歩道には各建物から庇が出されており、歩行者のための日陰を作り、この国特有の急な強い雨から守ってくれます。建物はカリブ様式が多く、異国情緒があります。

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 使用機材のカメラはPanasonic Lumix FX1 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 5.5mm、35ミリ版換算 35 mm、 ISO 50、F 2.8、1/200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 背景はベリーズ川支流の川岸

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 中米の国ベリーズに滞在していた期間、自宅はこの国最大の都市ベリーズシティにあり、市街地中心部から車で15分ほどの距離の住宅地にありました。ベリーズシティは川が上流から土砂を運んできてできた扇状地で、カリブ海に半島状に突き出しています。市内の標高は低く至る所に水場があり、よって日常生活においても様々な野生たちが活動する豊かな自然を見ることができます。
 1枚目の写真は週末の日課にしていた自宅周辺の散歩の折り返し点である橋の上での一枚です。市内であるにもかかわらず川の両岸にはマングローブが茂り、水中にはカワイルカやクロコダイルが生息しています。

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 橋の下で釣りをしていた現地の少年たちで、彼らに竿はなく手に糸をもって釣りをしますが、それがこちらのスタンダードなやり方です。

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 これは橋の近くの道端にいたまだ十分に飛べない野鳥の雛です。ほかでこの鳥が種類の全く違う鳥から餌をもらって育てられているのを見たことがありますから、托卵の習性があるようです。川で釣りをしていた少年たちがこの鳥を持って帰りました。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 8.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 散歩道のグリーンヘロン

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 中米の国ベリーズに住んでいた期間、自宅はこの国最大の都市ベリーズシティの中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。ベリーズシティは市内全体の標高が低く、あちこちに水場あり、そのため街中でありながらも自然豊かな土地で、市内にマングローブの林があるのは珍しくありませんでした。
 このような土地でしたから野生動物は多く日常生活の身近な存在で、それがしごく当たり前のように人と動物が共存する夢のような街がベリーズシティだったのです。

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 今日の写真は、週末の日課にしていた自宅周辺の散歩の際に出会ったグリーンヘロンで、日本で最もこれに近い種類はササゴイです。彼は狩りの名人で、これから捕らえた獲物を飲み込もうとする場面です。

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 捕らえた魚を丸飲みし終えたところです。くちばしの周りには獲物の血がついており、野生の生々しさを見ることができます。ベリーズシティは市内であっても水場が多くあり、そこに魚がたくさん住んでいますから、その魚を捕るグリーンヘロンも多く、こういった弱肉強食の場面は日常茶飯事なのです。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 7.1、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 背景はベリーズズーの熱帯植物

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 中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから内陸に向かって車で1時間弱の距離に、この国唯一の動物園ベリーズズーがあります。ここは動物園であると同時に園内はまるで植物園のように様々な植物が自然にか、それとも植えられているののか分かりませんがたくさんあり、そちらの面でも楽しむことができます。よってついついそれらをバックに写真を撮りたくなってしまいます。

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 動物園内はたくさんの動物たちが檻の中で飼われていますが、それぞれの檻は広く、また開放的に作られていますから動物たちが窮屈そうには見えません。檻の外にも動物たちが集まっていますから、そちらも見逃さないように注意する必要があります。これは織の外にいた人をほとんど恐れないフライキャッチャーです。

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 こちらも檻の外にいたロビンで、美しい鳴き声で朝早くからさえずります。園内でこのロビンは、なぜかいつも決まって同じ場所で見かけます。彼の好物の餌がそこにあるのでしょうね。

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 園内で見かけたトンボです。普段あまり見かけない種類ですから決まった時期に短期間だけ現れるのかもしれません。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 6.3、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 背景は谷汲山華厳寺の境内

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 岐阜市近郊にある自宅から、車で10分ほどのところに西国33番札所として有名な谷汲山華厳寺があり、春の桜、秋の紅葉、初詣は多くの人でにぎわう自宅近くでは一番の人気の観光スポットです。長い参道には多くの茶店があって日本独特の風景が楽しめ、境内は大木が茂り夏の避暑には最適ですからよく訪れます。またフォトジェニックな景色が多いこともあって新しく入手したレンズの試写にもよくここを利用します。

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 今日の写真は総て華厳寺でのもので、1枚目が本堂に続く急な階段を登りきったところ、2枚目は参道の終点にある山門の前です。山間部の田舎のお寺にこんなに立派な門があるのかと驚きます。

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 これは境内の小川に架かる太鼓橋状の石橋です。背後にもう一つの赤い欄干の橋が見えています。これらの写真は古いマニュアルフォーカスのレンズを使って、その描写を楽しもうと撮ったものですが、当時の廉価なレンズながら素晴らしい写りです。これらのレンズ、デジタル時代になって再評価されてもいいのではと思います。

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 使用機材のカメラはSONY α7Ⅱ、レンズは Tamron 35-70 F3.5-4.0。1枚目の写真の撮影データは焦点距離50mm、35ミリ版換算50mm、ISO 320、F 5.6、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。なお写真のカメラには別のレンズが装着されています。

ベリーズ 自宅周辺のトカゲたち

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 中米の国ベリーズの最大の都市はベリーズシティで、カリブ海に突き出た扇状地で半島の形状をしています。よって市内全域の標高は低く至る所に水場があり、そこには様々な生物が生息しています。爬虫類であるトカゲも数は多く日常生活の中でよく見かけます。今日の写真はそのトカゲの仲間たちをご紹介します。

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 1枚目、2枚目は自宅周辺でもよく見かけるアノールで、オスだけだと思いますが、あごのところに扇形に開くひだを持っており、それが濃いオレンジ色でとても美しく、それを見せてくれるまで思わずじっと待ってしまいます。彼らは個体差はありますが、それほど人を恐れません。

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 こちらは自宅の床下に住んでいるトゲオツギオイグアナで、この国に住む大型イグアナのうちの一つです。大きなものは全長1mほどになりますが、これが庭先をのそのそ歩いているのですから面白いですね。

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 大型イグアナのもう一つの種類はグリーンイグアナですが、そちらは木の上にいることが多く自宅隣の雑木林でよく見かけます。それに対してトゲオツギオイグアナは木に登ることはなく常に地上で草を食べています。またこちらのイグアナの方が人に良く慣れます。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ アルツンハ遺跡のトカゲ

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 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離に古代のマヤ遺跡を修復保存しているアルツンハがあります。ここは国内にいくつかあるマヤ遺跡の中で都市に最も近いことやアクセスが良いことなどから人気の観光スポットになっています。アルツンハは遺跡としては中規模で、園内にいくつかあるピラミッドはきれいに修復されており、そのどれにも頂上まで登ることができます。

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 アルツンハ遺跡群は周辺をジャングルに囲まれていることから野鳥を観察するに適した場所で、バードウオッチャーの人気の高い場所でもあります。また今日の写真のように昆虫や爬虫類にも出会う機会の多いところです。

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 この写真はこのアルツンハ遺跡群の中で最も有名なピラミッドの頂上で、ちょうど欧米からの観光客が訪れています。このピラミッドから国宝級のヒスイで作られた頭部が発見されています。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。