岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩で、近頃は毎日寒く、朝は氷点下の日が多く、時には昼でも雪が舞ったりしているせいか、多くの種類の野鳥によく出会います。
散歩コースの一部に、柿畑の中を突っ切る農道があるのですが、そこからいくつかの木に残る柿の実が見えます。柿の実が多い頃はそうでもなかったのですが、近頃その実が残り少なりなり、よって野鳥たちはその貴重な食料をめぐる取り合いが始まっています。
今日の写真はそんな柿の実を食べようと集まっているツグミたちです。ツグミは地上に降りて餌となる虫やミミズを探すのですが、同時にこうした果物も好物のようです。
ツグミは冬鳥として寒い国から日本にわたってくるのですが、渡り鳥の多くがそうであるようにシーズンによって渡りの数に違いがあるそうです。
そういえば今年は、ツグミが去年に比べてとても多いような気がします。先日ツグミがタカに襲われるのを見ましたが、タカにとってツグミは餌ですから、このエサが豊富であればタカの繁殖数が増えるのだろうかと、ツグミには悪いと思いながらも考えてしまいます。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。