中米コスタリカの首都サンホセの郊外に、広い森林が中心の東公園があり、そこには子供用のプール、サッカーコート、キャンプやバーべキュウサイトなどがあり、そして公園の多くは散策できる熱帯雨林に覆われています。
その公園の中央に位置するところに広大な芝生の広場があって、その隣には大木が林立する林があります。
その大木はこの国でよく見られるポロと呼ばれる木で、地元の人によるとコーヒー農園ではコーヒーの木のための適当な陰を作るため、良く植えられたとのことです。
コスタリカはコーヒー栽培が盛んですから、このポロの木はあちこちで見られ、時期になるとオレンジ色の美しい花を咲かせます。ですから、ああこんなにも沢山植わっていたんだと、改めて気づかせてくれます。
そのポロの木は、いったいどこまで大きくなるのかと思わせるほどの大木になり、この東公園ではその巨木ぶりを見ることができます。その幹は太いだけでなく空高く伸び、その天を目指す様は爽快です。
ただこのポロの樹、シロアリに弱いらしく、時々巨大な木が根元近くからぽっきりと折れ、その幹の大半が大きな空洞になっているのを何度も見ました。シロアリってこんな巨木を倒してしまうのですからすごいですね。
今日の写真は、その東公園のポロの林が背景になっています。そうそう、ポロの木にはたくさんのランが着生しています。
使用機材のカメラはSony α700、レンズは Minolta AF24-105。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換52mm、ISO 200、F7.1、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。