今日、岐阜市近郊にある自宅の近くを、いつもの日課にしている散歩のため、家を出たのが午前9時少し前でした。
散歩コースは、自宅を出て国道に沿って北に向かうのですが、その道路の端に幅1mほどの農業用水路があります。その用水路の向こうは笹薮になっているのですが、その歩道を私が歩いていると、人に驚いたいた野鳥が笹薮の中に逃げ込みました。
通常はその鳥たちは藪の奥に隠れてしまうため、写真に撮れないことが多いのですが、今朝はどういうわけかそれほど遠くに逃げず、おまけに私の見える位置の草木に停まりました。
私は多分いつもこの辺りで見かけるアオジかカシラダカだろうと期待せずにカメラを向けると、赤い体色が目に留まりました。
その鳥はアオジでもカシラダカでもなく、なんと今日の写真の通りベニマシコだったのです。自宅からわずか十数メートルの距離でベニマシコに出会うとは、驚きです。
この冬はいつもの散歩コース上でベニマシコに初めて出会い、その後やはり散歩で何度か見かけているのですが、こんなに自宅近くで見かけたのは初めてです。
彼らにはここしばらくは出会っていなかったことから、新たな餌を求めてどこかに行ってしまったのだろうと思っていたのですが。
今から思うと、この自宅近くの場所で、これまでに何度か出会っていたのでしょうが、私はそれをベニマシコだとは全く思いもよらず、種類を確認することなく見逃していたのでしょう。バードウオッチングに先入観は禁物ですね。
3枚目の写真は、すこし分かりにくいのですが、そこにいた別の一羽とを同時に写そうとしたものです。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 1,000、F4.01/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。