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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 自宅近くにいたチョウゲンボウ

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 岐阜市近郊にある自宅周辺は、平野部から山間部に入る境目で、近くに低い山、遠くに高い山があり、割と広い谷間の中央を根尾川が流れ、その両側に田園が広がるといった変化に富んだ環境のせいか、一年を通して様々な野鳥が見られます。
 ただ最近、久し振りに再会した友達が言うには、自宅からもう少し山間部に入ったところで、ヤマセミはおろか、クマタカアカショウビン、ブッポウソオまで見たという話を聞き、野鳥は一通り見たつもりであった私は大きなショックを受けました。彼はアユ釣りのほかに、アマゴやヤマメ釣りで奥の谷間に入ることから、そういった珍しい野鳥に出会うチャンスが多いのだと思います。

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 この話で、私は自分の観察眼を見直し、更にはもう少し行動範囲を広げる必要がありそうです。
 さて今日の写真は、自宅すぐ近くの畑の広がる道路際の電柱の上にいたチョウゲンボウです。それは去年の12月29日、生まれて初めてこの鳥に出会ったのですが、まさか自宅すぐ近くにいたなんて、この出会いをにわかに信じられませんでした。

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 その日、私が農道から国道に出る時に、ほぼ頭上のすぐ近くの電柱の上から何かが飛び立ったのに気づきました。大きさからしキジバトかと思ったのですが、よく見ると色が全く違います。その鳥は近くの電線に停まったのですが、その時気づきました。これは小型の猛禽類だと。私の心臓は早鐘を打ち始めました。
 夢中でシャッターを切って、撮れたのがこの写真です。この後彼の後を追い、雄姿を沢山の写真に納めることができました。
 この鳥の名前が分かったのは、自宅に帰って図鑑で調べたときでした。今年の冬も会えるのを楽しみにしています。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。