岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどの所に、いくつかの山全体を公園化した文殊の森自然公園があります。この公園の目的はもちろん市民の憩いの場の提供ですが、それ以外に保安林や動植物の保全があります。
園内の山の斜面は急で、真っすぐに登れる角度ではありませんから、整備されている園内の散策道は蛇行を繰り返したり、木製の土止めで階段が設置されたりしています。
そのうちの1本に、園内の整備に使われる、自動車が通れる広さの舗装された道路があり、これを登れば幼稚園児から高齢者まで無理なく頂上にたどり着けます。
園内の山頂の一つに山口城跡があり、そこの標高が345mですから、それよりも低く最も到着しやすい四季の森展望台は300mほどの標高で、ここから濃尾平野や鈴鹿山脈、伊吹山などが良く見渡せます。
この公園には毎月最低一回は、運動不足の解消と探鳥を目的に来ているのですが、以外と野鳥に出会う機会が少なく、いつも残念な思いをしています。沢山出会える環境と思うのですが。
今日の写真は、昨日の2月10日訪れたときに出会ったシメとシジュウカラで、この日写真が撮れたのはこの2種だけです。他にメジロと、確認はできなかったのですが空を横切った猛禽類も見たのですが撮れませんでした。
3枚目は園内の散策道から見える、左端に岐阜駅前のビルと、右端に名古屋の駅前ビル群が写っている風景です。もう少し空気の透明度が高ければ良かったのですが。
もしかしたら条件さえ良ければ、ここから東側に富士山が見えるのではと思っています。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。