岐阜市近郊にある自宅周辺は、山間部と平野部の境目に当たり、また谷の中央を根尾川が流れ、自然が変化に富んでいるせいか、様々な野生動物に出会うことができます。
シカやイノシシはもちろん、サルはたくさんいますし、ハクビシンやアナグマ、テン、キツネも見ました。こうした獣だけでなく、勿論野鳥の種類も豊富です。
今日の写真は、先日の2月7日の自宅周辺の散歩の際に見かけたキジで、私が生まれ育ったここからもう少し山間部に入った場所では、ほとんど見かけることはなかったのですが、この自宅周辺では本当にたくさん見かけます。
キジは昔から狩猟の対象にされてきたせいか、警戒心が非常に強く、人を見かけるとすぐに逃げ出すため、写真に撮るのが難しい種類です。
ところが時にはすぐ足元から飛び立つこともあり驚かされますが、こういう事態に出くわすと彼らは警戒心が強いのか或いは無警戒なのか分からなくなります。不思議な鳥ですね。
ところで、このキジに近いと思われるヤマドリを、いつもの散歩コースでこの冬、2回見かけました。通常ヤマドリは、キジが平野部にいるのに対して山地に生息している印象なのですが、最近は平野部に進出してきたのでしょうか。この鳥もなかなか写真に撮れません。
3枚目の写真は自宅周辺の風景で、これは典型的な日本の里山といったところでしょうか。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。