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セントルシア 世界遺産のピトン山 観光

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 カリブ海の島国セントルシアは、日本の淡路島ほどの大きさで、人口は約17万人ととても小さな国ですが、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
この国のこれまでの主力の産業はバナナでしたが、世界での競争力の衰えから、現在は観光にシフトしつつあります。
 島は熱帯地方に位置しますから、一年を通じて温暖で、また北東からの貿易風で過ごしやすい日が続きます。

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 島の東側は風が吹きつけることから波が荒く、海岸を楽しむビーチリゾートには適しませんが、それに反して西側は風下であることから波が穏やかで、理想的なビーチになっています。
 この島唯一の世界遺産であるピトン山周辺は、西側に当たり美しいビーチを楽しめ、またその景観は異質で、まるでメルヘンの世界のようです。
 ピトン山は鋭く三角形にとがった双子の山で、火山活動によってできたものです。特に写真の前方の山は傾斜が鋭く、まるで海から槍先が突き出るようにそびえています。

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 この山は二つとも上ることができる人気の観光コースですが、前方のものは傾斜がよりきつく、上級者向けとなっています。
 後方のものは前方に比べて登りやすく子供から老人まで、楽ではありませんが時間をかければ大丈夫です。ただ両方ともガイドが必要ですが、登り口の村で雇うことができます。
 後方の山の頂上は、3枚目の写真の通り一面がエアープラント覆われ、まさに緑一色の初めて見るような別世界です。
 登山は半日で済みますから、セントルシアを訪れた際には挑戦されることをお勧めします。

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 使用機材のカメラは Nikon Coolpix 5200。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.8mm、33ミリ版換算38mm、ISO 64、F4.8、1/683sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。