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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 島のフランボイヤ(火炎樹)

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 カリブ海の島国セントルシアは日本の淡路島ほどの大きさしかありませんが、常夏の気候と美しい海、島中央部のジャングルなど自然の変化に富んでおり、更に比較的治安がよく観光施設が充実していることから世界中から観光客が集まります。またイギリスなどからリタイヤした人が移り住んだり欧米人の別荘が多いことも特徴的です。
 首都はカストリーズで、そのダウンタウンに最も近い高級住宅地が今日の写真の場所で、欧米人が高い割合で住む地域でもあります。住宅はそれぞれ趣向が凝らされ、色使いも日本では見られないものですが、この国にはよく似合います。

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 この写真は6月初めの撮影ですが、4月から8月にかけて咲くフランボイヤが美しい花をつけています。この国は野生、庭木、並木ともフランボイヤの木が多く、季節には島を赤く彩ります。この花が咲くといかにもここが南の島であることを思い知らされます。

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 フランボイヤは熱帯の木ですから日本では見られないと思いますが、沖縄にはあるかもしれません。フランボイヤはなぜか海岸や湖畔に多く、水のない内陸ではあまり見られません。例えば中米のベリーズでもカリブ海沿いには多く見られるのですが、内陸に行くほど見る機会が少なくなるように思います。ただ内陸でもケニアのキスムのようにビクトリア湖畔の町ではまた多く見られます。

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 使用機材のカメラは Panasonic Lumix FX1。1枚目の写真の撮影データは焦点距 10.0mm、35ミリ版換算 60mm、ISO50、F 3.7、1/200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。今ではもう見られなくなった古い機種ですが、写りは全く問題ありません。