写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

コスタリカ トゥルトゲーロ国立自然公園にて

 中米のコスタリカは東はカリブ海、西は太平洋に挟まれた南北に細長い国土で、その最も細いところは100㎞程しかありません。しかし国の中央を高い山脈が背骨のように走り、この中央の高い山と海に挟まれた地形が世界有数の自然環境の多様性を生みだしています。コスタリカ北部のカリブ海側は広い湿地を形成しており、他とは違った自然環境が広がっています。この地は世界の湿地を守るラムサール条約で保護が指定されています。今日の写真はその保護区であるトゥルトゲーロ国立自然公園を訪れた時のもので、1枚目は集落の店の前にあったウミガメの模型です。この公園はウミガメの産卵場所として世界的に有名です。写真の模型はよくできており大きさは勿論、細部まで本物そっくりな仕上がりでした。涙まで流しています。

 2枚目は公園内で宿泊したホテルの庭にいたグリーンイグアナです。全長は長い尻尾も含めると2m以上はありました。中南米には非常に多くのイグアナが生息しており、食料にもなっています。

 3枚目は船で湿地のツアーに出かけた際に見かけた幹につかまる小型のコウモリです。日本の日常生活でコウモリを見ることは少ないのですが、こちらではごく普通に見ることができます。

 4枚目はこの公園内の、大量のウミガメが産卵することで有名なビーチを訪れた時に見かけたブラウンペリカンです。このツアーに参加したのは12月でしたが、ウミガメの産卵は8月ぐらいまでですから既にシーズンは過ぎていました。

 1枚目の写真の撮影機材は Fujifilm Fine Pix F100。撮影データは焦点距離 11 mm、35ミリ版換算 50 mm、 ISO 200、F 11.0、1/170sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。