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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 道路端の野鳥たち

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 中米の国ベリーズの、この国最大の都市はベリーズシティで、カリブ海に突き出たような半島に‪位置しています。
 そのベリーズシティを含め、ベリーズの国土はほとんどが平野部で、その標高が極端に低いことからあちこちに水場が多くあります。特に海岸地方は湿地帯が広がっており、そのため開発が進んでいません。
 内陸部に入っても見渡す限りの地平線が続くばかりで山がなく、それどころかブッシュの中に水場が目立つほどなのです。草原や森の見た目は水場でなくとも、分け入ってみると足はずぶずぶと沈んでいくといった具合なのです。

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 こんな国ですからどこへ行っても緑に覆われ、自然の豊かさを感じ、野生動物の王国的なイメージの大地が広がっています。
 ベリーズシティから内陸部方向の西へ向かうと、所々に樹木が茂る森がありますが、大部分は放牧地のような草原が広がっています。でもそこに牛や馬は見当たらず、どのような土地利用をされているのか分からない大地が広がっています。
 そのあたりの道路沿いに、ぽつりぽつりと民家がみられ、道沿いに樹木が良く繁ったところで今日の写真の野鳥たちに出会いました。この辺りは野鳥の種類や数が濃く、注意深く見ていると必ず、いつものおなじみの種類や見たこともない鳥たちに出会うことができます。

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 1枚目はトロゴンの1種ですが、メスであることからそれ程派手な体色をしていません。でもベリーズシティのような街中では見られない美しい種類です。
 2枚目がとても珍しい鳥で、ベリーズ滞在中に見たのがこの時一度だけでした。これもメスで割と地味な体色ですが、近くにオスがいました。
 3枚目は、街中でも見られるおなじみのフーデッド オリオールに見えますが、実は尾に黄色があるイエローテールド オリオールで、フーデッドよりは珍しい種類です。

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 使用機材のカメラは SONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換450mm、ISO 800、F6.6、1/400sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。