写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 伊良湖岬のウミアイサなど

 今日の写真は今月13,14日と渥美半島を旅行した際に出会った野鳥たちの続きです。1枚目は昨日の当ブログに掲載したオスと同じ群れにいたウミアイサのメスです。オスと同じように盛んに潜っていました。

 2枚目は上記の写真と同じ群れにいたやはりメスですが、こちらは彼女とは顔つきが異なり、また首から胸にかけての色が違います。多分こちらが若く、もしかしたら去年生まれの若鳥かもしれません。顔つきが好奇心旺盛の、おしゃまな若い娘らしく見えます。それに比べて上のメスはいかにも経験豊富な落ち着いたお母さんという感じに見えます。同じようなメスがこの群れにもう一羽いましたから、彼らは夫婦とその娘たちかもしれません。

 3枚目はフェリー乗り場で出会ったのと同じ個体かもしれないメスです。彼女とは灯台近くで出会ったのですが、2か所の距離はそれほど離れていません。オスに出会えなかったのは返す返すも残念でなりません。できればもう一度近いうちに海岸地方を尋ねてみたいものです。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/3,200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

 

日本 2024年3月14日 伊良湖岬の野鳥たち

 2024年3月14日の写真は渥美半島の先っぽにある伊良湖岬で出会った野鳥たちです。この日は昨日までの強風が収まりかなり穏やかな海となり、空は晴天で風の当たらない日向では暖かい日となりました。でも空気はまだ冷たく春を感じることはできませんでした。さて1枚目は伊良湖岬灯台の近くにいたウミアイサのオスですが、この鳥は初めて見ました。カワアイサに似ています。赤色の目が印象的です。水の中に頭を入れ餌となる魚を探していたようで、見つけるとすぐに潜っていました。

 2枚目はイソヒヨドリのメスです。昨日もメスしか見られ無かったのですが今日もやはり同じでした。ここから数十キロ離れた海岸でもイソヒヨドリを見かけたのですがやはりメスでした。今回はついていなかったようです。

 これが伊良湖岬灯台です。この灯台に続く道は、この写真の通り大きな石を並べた形でできており、その様はなかなかの景観です。ここへは車が入って来ませんから海を見ながらの散歩にぴったりです。石にはたくさんの短歌を彫った石が埋め込まれていました。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 100、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 渥美半島の野鳥たち

 2024年3月13日の今日は愛知県の渥美半島の先端、伊良湖岬に来ました。お天気は終日晴天だったのですが風がものすごく強く、時にはあおられてよろめくほどでした。今日はその旅先で出会った野鳥などをご紹介します。1枚目は岬の先端に近い海岸で撮ったもので、強い風に翻弄されながら舞っていたミサゴです。はじめは近かったのですが、カメラを取り出すのが遅れたために遠ざかってしまい、こんなに小さくしか撮れませんでした。久し振りのミサゴだったのに残念です。

 2枚目は岬の先端近くにある伊勢湾フェリー乗り場にいたイソヒヨドリのメスです。近くにオスはいないかと探しましたが見つかりませんでした。今回の旅では何とか美しいオスを撮りたいものです。今日の強すぎる風は、鳥撮影にとって条件が悪すぎました。

 3枚目は、1枚目の写真のミサゴに出会った海岸です。ずっとずっと遠くまで砂浜が続いていました。ただ海は大荒れでした。

 4枚目は伊勢湾フェリー伊良湖岬の港から鳥羽に向かって出てゆくところです。この写真では波が穏やかに見えますが、波しぶきが陸に向かって常に飛んで来ていました。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 100、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 散歩道上空の野鳥たち

 中米の国ベリーズユカタン半島の付け根にあり、日本の四国ほどの大きさの国土に人口わずか23万人ほどと、人の密度が非常に少ないのです。また国土全体の標高が低く湿地などが多いことから開発は進んでおらず多くの自然が残されています。これはこの国最大の都市であるベリーズシティでも同じで、日頃の生活の中でも野生をとても身近に感じます。今日の写真は週末の日課にしている自宅周辺の散歩の際に見かけた野鳥たちです。1枚目は一生のほとんどを空中で過ごすと言われているグンカンドリです。この国に来て、空にいつもこの鳥が飛んでいるのを見て驚いたものです。

 2枚目は日本のトビより少し小さいくらいのラーフィングファルコンです。その名の通り鳴き声がまるで笑っているように聞こえるのは、オーストラリアのワライカセミと同じです。通常は郊外の原野でよく見られるのですが、こうして時々市内の上空に現れます。

 3枚目は朝と夕方に空を横切って群れで飛んで行くシロトキです。赤いくちばしと顔がとてもきれいな鳥で、いつも自宅上空を通過することから毎日彼らに出会うのを楽しみにしています。写真は夕方6時半頃の撮影です。

 4枚目は散歩の折り返し地点である近くのベリーズ川支流に架かる橋です。この辺りは満潮時に川が逆流しまが、橋の上から見ているとその流れに乗って多くの魚が泳いでいるのが分かります。ただし雨季には水が濁るため見えません。川の両岸はマングローブの林に覆われています。

 カメラはSONY α77Ⅱ、レンズはSony 70-300 G OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 9.0、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2024年3月11日 文殊山の野鳥たち

 2024年3月11日の今日、一面に霜が降りてとても寒い朝でしたが、日中は青空が広がり暖かい日となりました。明日は雨との予報のため迷わず自宅近くの文殊の森公園に出かけ、いつも通り山頂まで登りました。その間の登山道で出会った野鳥たちが今日の写真です。1枚目、2枚目は久し振りのヒガラです。盛んに木の芽をついばんでいました。4~5羽ほどの群れでしたが、彼らが数は少ないながらも群れでいるのを初めて見たのではと思っています。同じところにエナガも数羽いましたが、いつも間にかいなくなっていました。

 ヒガラを見た後に少し離れたところで出会ったのが、このルリビタキのメスです。この冬にはメスにはよく出会うのですが未だにオスに出会えていません。これまではオスとの出会いの方が多かったのですが。

 登山道中腹にある野鳥観察小屋から見た今日の中央アルプスです。新たに雪が積もったようで山頂が少し前よりひときわ白く見えました。雪の山脈はいい景色ですね。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 自宅隣の野鳥たち

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティは、カリブ海に突き出た半島状の扇状地で、標高が非常に低い土地の上にあります。よって市内のあちこちに水場が多くあり、雨が少し長く降ると道路や敷地がすぐに冠水してしまいます。当時住んでいた自宅の周辺の同様でした。しかしその分市内であっても日常的に多くの野生たちに出会うことができました。今日の写真は自宅の2階のバルコニーから撮影したものばかりです。その自宅バルコニー側の隣は、道路を挟んで空き地があります。そこはかつてコンクリートブロックを作る小さな工場でしたが、この写真の時点では移転し空き地となっていました。1枚目はヘラサギで、美しいピンクの羽毛を持っています。この鳥を市内で、それも自宅から見るとは思いもしませんでした。ベリーズ以外ではナショナルパークで見る種類です。

 2枚目はタイガーヘロンですが、こちらは自宅周辺で度々見ることができました。でもベリーズ以外、例えばコスタリカでもナショナルパークまで出向かないと見られ無いような種類なのです。赴任当初この鳥を自宅周辺で見た時は何かの間違いかと思いました。

 3枚目はブロック工場が移転した跡地に残された不良品のブロックの上の、日本でいうところのイソシギです。数日前のこのブログに登場しています。ここは海がすぐ近くですから様々な種類が見られます。

 4枚目はバルコニーから見た朝焼けの東の空です。朝焼けも夕焼け同様に素晴らしい景色を見せてくれることをここで知りました。
 カメラはSONY α57、レンズはSony DT55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2024年3月9日 散歩道の野鳥たち

 2024年3月9日は、わずかな雪が積もり、ところどころ白くなった朝を迎えました。その後青空をのぞかせながらも一日中、時折積もるほどではない雪の舞う寒い一日となりました。こんなお天気であったことから自宅近くの文殊の森公園をあきらめ、午後に自宅周辺の散歩に出かけました。今日の写真はその時に出会った野鳥たちです。1枚目は梅の木に停まるムクドリです。彼らは10羽ほどの群れでした。

 2枚目は今は使われていない、とても広い農園のフェンス近くいたイカルです。現在この農園は草木でぼうぼうの荒れた土地を、重機を使って整地しています。これで中にいたキツネやアナグマなどの獣類、キジなどの鳥類は住処を、イカルなどは餌場を無くすことになります。農園跡地をに何に利用するのか、太陽光発電だとがっかりです。場合によってはこれまで毎年見られたイカルの大群が消えてしまうかもしれません。

 3枚目はやぶにいたホオジロです。別のホオジロでしたが柿の木の枝でさえずっていました。もうそろそろヒバリが現れてくると思います。今日はこの他にツグミカワラヒワ、モズに出会いました。

 散歩途中で根尾川の川岸に降り、しばらくカワガラスを探しましたが見つかりませんでした。写真は上流を見た風景ですが、山の高いところには雪が積もっています。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/5,00sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。