写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 散歩道上空の野鳥たち

 中米の国ベリーズユカタン半島の付け根にあり、日本の四国ほどの大きさの国土に人口わずか23万人ほどと、人の密度が非常に少ないのです。また国土全体の標高が低く湿地などが多いことから開発は進んでおらず多くの自然が残されています。これはこの国最大の都市であるベリーズシティでも同じで、日頃の生活の中でも野生をとても身近に感じます。今日の写真は週末の日課にしている自宅周辺の散歩の際に見かけた野鳥たちです。1枚目は一生のほとんどを空中で過ごすと言われているグンカンドリです。この国に来て、空にいつもこの鳥が飛んでいるのを見て驚いたものです。

 2枚目は日本のトビより少し小さいくらいのラーフィングファルコンです。その名の通り鳴き声がまるで笑っているように聞こえるのは、オーストラリアのワライカセミと同じです。通常は郊外の原野でよく見られるのですが、こうして時々市内の上空に現れます。

 3枚目は朝と夕方に空を横切って群れで飛んで行くシロトキです。赤いくちばしと顔がとてもきれいな鳥で、いつも自宅上空を通過することから毎日彼らに出会うのを楽しみにしています。写真は夕方6時半頃の撮影です。

 4枚目は散歩の折り返し地点である近くのベリーズ川支流に架かる橋です。この辺りは満潮時に川が逆流しまが、橋の上から見ているとその流れに乗って多くの魚が泳いでいるのが分かります。ただし雨季には水が濁るため見えません。川の両岸はマングローブの林に覆われています。

 カメラはSONY α77Ⅱ、レンズはSony 70-300 G OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 9.0、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。