中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティは、カリブ海に突き出た半島状の扇状地で、標高が非常に低い土地の上にあります。よって市内のあちこちに水場が多くあり、雨が少し長く降ると道路や敷地がすぐに冠水してしまいます。当時住んでいた自宅の周辺の同様でした。しかしその分市内であっても日常的に多くの野生たちに出会うことができました。今日の写真は自宅の2階のバルコニーから撮影したものばかりです。その自宅バルコニー側の隣は、道路を挟んで空き地があります。そこはかつてコンクリートブロックを作る小さな工場でしたが、この写真の時点では移転し空き地となっていました。1枚目はヘラサギで、美しいピンクの羽毛を持っています。この鳥を市内で、それも自宅から見るとは思いもしませんでした。ベリーズ以外ではナショナルパークで見る種類です。
2枚目はタイガーヘロンですが、こちらは自宅周辺で度々見ることができました。でもベリーズ以外、例えばコスタリカでもナショナルパークまで出向かないと見られ無いような種類なのです。赴任当初この鳥を自宅周辺で見た時は何かの間違いかと思いました。
3枚目はブロック工場が移転した跡地に残された不良品のブロックの上の、日本でいうところのイソシギです。数日前のこのブログに登場しています。ここは海がすぐ近くですから様々な種類が見られます。
4枚目はバルコニーから見た朝焼けの東の空です。朝焼けも夕焼け同様に素晴らしい景色を見せてくれることをここで知りました。
カメラはSONY α57、レンズはSony DT55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。