中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから、最も近いマヤ遺跡が今日の写真のアルツンハです。
このアルツンハのマヤの古代遺跡公園の入り口ゲートを通って中にに踏み込むと、辺りはジャングルで緑が濃くうっそうとしていますが、園内は切り開かれ、所々に大きな木がありますが、それらはまばらで地上は短い草に覆われています。
また周りに高さ2~3mほどの小山があちこちにあり、それらが崩れたように石に覆われていますから、多分これらは遺跡の一部で、復元されないままになっているものと思われます。
それらを過ぎて先に進むと、大きな芝生に覆われた広場の入り口にたどり着きますが、そこで撮ったのが今日の大きな写真です。この広場に向かって四つのピラミッドが建っているのですが、その中で最も低いのが背景に写っています。
初めてここを訪れたときは、ここから正面が見える、綺麗に復元された2つのピラミッドのどちらかを背景に、誰もが記念写真を撮りたくなるだろうと思います。それはとても絵になりますから。
下の小さな写真は、この広場を囲む中で最も高いピラミッドの上から、先ほどの最も低いピラミッドを撮った一枚です。背景のジャングルが、ピラミッドをより神秘的なものにしているように見えます。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT 55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離80mm、35ミリ版換算120mm、ISO800、F9.0、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。