中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で2.5時間ほどのところにメイフラワー・ボカウィーナ国立公園があります。この公園の中にホテルが一軒あるのですが、周りは正真正銘のジャングルですから本物の野生体験ができます。ホテルはジャングルを切り開いた広大な敷地ですが、巨木は残されており、それがあちこちに林立しています。その木の太いこと、高いこと、目をみはるばかりです。
それにそれらの木にツタがびっしりと絡みついているのですが、その大きさや密生具合も半端なく、その迫力は見る者を圧倒します。日本であれば間違いなくしめ縄がまかれるはずです。これらの巨木は何百年も風雨に耐えながら生きてきたのでしょうね。
このホテルの敷地は前にも書いた通りジャングルのど真ん中にありますから、敷地内の木々に様々な野鳥が訪れます。ですからここではジャングルに分け入らなくとも敷地内を軽装で歩きながらバードウオッチングを楽しむことができます。この写真は巨木のある庭の近くの木に現れたリニエイテッド ウッドペッカーのメスです。頭をきれいに結ってあるみたいですね。あるいは毛糸の帽子でも冠っているように見えます。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO400、F 6.3、1/250sでした。すべての写真はクリックして大きく見ることができます。