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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ メイフラワー・ボカウイーナ国立公園の鳥たち 4

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 先日10月6日にご紹介した、中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから車で2時間半ほどの場所にあるメイフラワー・ボカウイーナ自然国立公園で見かけた野鳥たちの続きです。国立自然公園の中にあるホテルの敷地はとてつもなく広く、密林であった時の余分な木は伐採したうえで大きな木は残してあり、更に実のなるヤシやバナナの木がありますから野鳥がたくさん集まりますし、その姿を見つけるのは容易です。通常ジャングルの中では、鳥たちの声が聞こえても枝葉に邪魔されてその姿を見つけるのは容易ではありません。そういったことからホテルの敷地内はバードウオッチングに最適なのです。今日のこれらの写真は総て敷地内で撮ったものです。
 1枚目はペイルビルド ウッドペッカーで6日にご紹介したキツツキとは種類が違います。こちらは首から上総てが鮮やかな赤色です。かつてアメリカテレビアニメの主人公ウッドペッカーのモデルだと思います。この姿、初めて見た時の印象は強烈です。

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 こちらはクリムゾンカラード タナガーで、黒色と赤色のツートンカラーがとても美しい鳥です。日本ではこんなに鮮やかな鳥にはお目にかかれませんから余計に印象が強くあこがれる種類です。しかし4年間のべリーズ滞在中見ることができたのは2回だけでした。このタナガーはしっかりとカメラに収めたかった鳥の一つです。

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 3枚目は日本名オオハシの一種、カラードアラカリです。このホテル敷地内ではよく見かけましたが、ベリーズシティ郊外でも運が良ければ出会うことができます。しかしさすがに市内では見ることは難しいでしょう。アラカリは動作がとてもひょうきんで愛嬌のある鳥です。

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 4枚目は全長が34㎝の中型のインコで、多分ジャングルでしかお目にかかれないレッドローレッド パロットです。高い丘の上から見ているとこの派手な色のインコが木々の上を飛ぶさまはここが熱帯のジャングルであることを実感します。

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 これは我々が泊まった公園内にあるホテルの敷地風景です。よく手入れされており、木々が少ないため遠くまで見通しが良く野鳥を発見しやすくなっています。この敷地内だけでも本当にたくさんの動植物に出会えます。もう一度訪れたいホテルの一つです。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。