6月4日、今日も朝からいいお天気です。朝のうちに用事を済ませ岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどのところにある谷汲山華厳寺に行ってきました。岐阜県は新型コロナの特別警戒が解けて既にだいぶ経つのですが、華厳寺に人は少なく、少し予想外でした。
今日は伝統あるお寺の新緑を楽しむのはもちろんですが、それに加えて購入以降一度も使っていなかったコンパクトカメラの試写が目的でした。通常現代のコンパクトカメラは初めてでもどれも似たような操作で対応できるのですが、このカメラ、あまりなじみのないメーカーのものですから操作に戸惑いました。その一つがピント合わせのシャッター半押し操作の写真で、ほとんどの写真が人物にピントが合っていないという結果に驚きました。こんなことは今までになかったことです。どうやらシャッター半押しで人物にピントが合う前に動かしていたようです。つまりこのカメラ、ピント合わせに時間がかかるのです。
そんなことで8割がたの写真はダメでしたが、残った写真もピントぴったりとは言えません。しかしそれを除けば発色や露出はよく合っておりピントさえ気を付ければ魅力的なカメラだと思います。一つ気になったのは、ISO感度をAUTO‐HIに設定しておいたのですが、撮影結果はどれもISO64になっていました。私の操作間違いかもしれませんが不思議です。
谷汲山華厳寺は山間の古寺という雰囲気でとても趣があります。最近岐阜県の遺産に登録されました。古風なお店が並ぶ参道や大木のある境内はどこも撮影スポットが多く、参拝だけでなくカメラマンにも楽しめる場所だと思います。リコーのこのカメラ、センサーが1/1.7インチと大型であることもあり、今日の試写の限りでは画質に不満は感じません。
使用機材のカメラは RICOH GX200。1枚目の写真の撮影データは焦点距 5.1mm、35ミリ版換算 ? mm、ISO64、F 3.6、1/200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。かなり古い機種ですが写りは全く問題ありません。
