2020年2月18日のこのブログ上で、ハヤブサがヒレンジャクを襲った記事を載せましたが、その時の内容に間違いがありましたのでここでお詫びと共に訂正させていただきます。先の記事では当日ハヤブサは私が根尾川の河原でヒレンジャクを撮ってた時に突然現れ彼らを襲ったのですが、急襲に失敗し獲物を得ることができなかったとお知らせしたのです。しかしその時の写真を再度よく見てみると、1枚目の通りハヤブサは足にレンジャクをつかんでいるではありませんか。お分かりでしょうか、レンジャクの頭がはっきりと見えています。
この日レンジャクたちは何故かヤドリギのある木ではなく近くの枝の少ない見通しの良い枝に停まっていたことから、いつもと様子が違うなと思いながら写真を撮っていました。多分彼らはハヤブサを警戒し広く視界の効く場所にいたのだと思います。
レンジャクたちはヤドリギの実を食べると喉が渇くのか、割と頻繁に近くの根尾川の水を飲みに行きます。彼らはどうしても近くに水場を必要とし、またヤドリギは鳥を媒介しますから河原の木に繁殖します。河原は開けており、狩りのスタイルにスピードを生かすハヤブサの餌場となりますから、そこに群れるレンジャクはハヤブサの格好の獲物となるのでしょう。レンジャクたちは必然的にハヤブサに襲われる運命にあるのだと思います。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
