仕事をリタイヤしてから、岐阜市近郊にある自宅の周辺をカメラを持って散歩するのが日課になっています。この辺りは平野部から山間部に切り替わる地点に位置していることから、その分地形が変化に富んでおり、緑も多いことから一年を通じて様々な野鳥と出会うことができます。時には普段見られないような珍しい種類に出くわすことがあります。今日の写真はその珍客のヒレンジャクです。撮影日はみぞれが降る1月10日でした。
レンジャクは毎年自宅から車で10分ほどの距離にある根尾川の河原の柳の木に来るため、その場所は有名で近隣は勿論、遠くからカメラマンが集まります。柳の木にはびっしりとヤドリギが寄生していることから、その実を食べに訪れるのです。しかし今日の写真はそこではなく自宅近くの散歩コースである柿の木畑で出会いました。彼らは人をそれほど恐れないことから、他のカメラマンに気兼ねすることなくずいぶんと近くまで寄ることができました。でも今でも不思議に思うのは、近くにヤドリギとかモチの木とか、彼らの餌らしきものはないようなのに、彼らはどうしてここに居たのかということです。
3枚目は、ヒレンジャクが群れていた柿畑の近くの電柱にいたノスリです。ノスリは冬季には散歩の度に出会うことができます。この辺りが彼の縄張りなのでしょうね。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 200、F 4.0、1/500sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。