今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩した際に出会った野鳥たちです。自宅は濃尾平野から山間部に切り替わる境目に当たり、そのため多様な自然環境であることから多くの種類の生き物たちに出会うことができます。仕事を退職し自宅に戻ってからは毎日のように自宅周辺を散歩するのが日課になっています。その際には必ずカメラを携え、生き物や道端の草花、それに集まる昆虫などを撮ります。冬の時期になると夏に比べて鳥に出会う機会が増えることから、雪のある日は午前と午後の2回散歩に出かけたりします。さて1枚目はある冬の日に散歩コース途中にある柿畑で出会ったヒレンジャクです。通常は根尾川の河原に生えている木に寄生したヤドリギのそばで見かけるのですが、ここで出会うのは珍しいことです。
この日のヒレンジャクの群れは30羽以上で、雪やみぞれが降る寒い中で柿の木の枝に停まり、時折飛び立って周辺を旋回して元に戻ったりしていました。ハヤブサを警戒していたのかもしれません。彼らは猛禽類の標的になるようで、以前レンジャクがハヤブサに襲われていたのを目撃していまず。
3枚目は散歩コースにある根尾川沿いの灌木にいたアオジです。冬になるとここで多くの個体を見ることができます。アオジの群れの中には時々クロジやミヤマホオジロが混じっていることがありますから注意して観察する必要があります。
4枚目は柿畑の中にある電柱の上で獲物を探しているノスリで、冬になると必ずこの周辺に現れます。彼は猛禽であることは確かですが、顔つきが優しいせいで、もう一つ迫力が足らないのが惜しいところです。飛ぶ姿は魅力的なのですが。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 200、F 4.0、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
