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ベリーズ 背景はアルツンハ遺跡

 中米の国ベリーズには古代のマヤ遺跡が国内のあちこちに残されており、この国の貴重な観光資源となっています。その中の一つであるアルツンハはこの国最大の都市ベリーズシティに最も近い遺跡であり、アクセスが容易なことから人気の観光スポットで海外から多くの観光客を言集めています。ここではいくつものピラミッドが修復され、それらのどれにも頂上まで登ることができるようになっています。気の遠くなるような時間をさかのぼる古代の遺跡に、自分の手で触れながら登ることができるのは感動ものです。1枚目はこの遺跡公園のなかで最も有名なピラミッドの頂上で撮った一枚です。背景の右側にはまだ修復が進んでいないここで最も高いピラミッド、左側には修復が進んだ低いのですが美しいピラミッドが写っています。

 2枚目の写真は、1枚目で頂上にいるピラミッドを下から撮ったもので、きれいに修復されているのが分かります。このピラミッドでは子供の頭ほどの大きさのヒスイでできた頭部の彫刻が発見されており、現在それは国立銀行の金庫に保管されています。国立博物館にはその模型が展示されていますので、その精巧な作りの面影を知ることができます。

 3枚目はピラミッドのある遺跡群から近くの池に続くジャングルの中の道です。池は直径が100mほどあり、当時の人々の水源となっていたのでしょう。この道を歩くと様々な野鳥の声が聞こえてきます。このアルツンハ遺跡公園はバードウオッチングの場としても有名なのです。
 撮影機材は Fujifilm Fine Pix F200 EXR。撮影データは焦点距離 10.0 mm、35ミリ版換算 46 mm、 ISO 200、F 11.0、1/110sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。