写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ アルツンハ遺跡と野生

 中米ベリーズユカタン半島の付け根に位置し、古代マヤ文明の圏内にありますから国中の至る所にその遺跡が残されています。今日の舞台となっているアルツンハ遺跡公園もその一つで、この国の最大の都市であるベリーズシティに最も近い遺跡として多くの観光客が訪れます。遺跡は紀元前に及ぶものもあり園内のいくつかのピラミッドはきれいに復元され、古(いにしえ)の面影を垣間見ることができます。1枚目の写真はアルツンハ遺跡公園内の小型のピラミッド背景にしています。ベリーズの復元されたピラミッドはどれも頂上まで登ることができます。

 国内の遺跡公園はどれもジャングルの中にあり、周辺は深い緑に覆われています。ここアルツンハ遺跡公園は最大の都市に近いこともあり近くには集落がありますが、それでも野生にとって十分な緑は残されています。よって園内でも野鳥などに出会う機会が多くバードウオッチングの場所としても有名です。2枚目はこの国で最も多く見かけるトロゴンの仲間、ブラックヘッディッド トロゴンです。背中の青色とおなかの黄色のコントラストがとてもきれいです。

 3枚目は少しカラフルなカエルですが、中米から南米にかけては多種のヤドクガエルが生息していますから、うかつには触れません。鮮やかな赤色とか黄色、紫色のカエルには絶対に触ってはいけません。

 4枚目は1枚目の写真の背景になっているピラミッドで、園内では4番目の高さですが、きれいに修復されています。ピラミッドは中央の広場を囲むように配置されており、背後は御覧の通り深いジャングルとなっています。

 カメラはSONY α57、レンズはSony DT55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離75mm、35ミリ版換算112mm、ISO 400、F 9.0、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。