中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどのところにアルツンハ遺跡公園があります。ここには古代マヤ族の遺跡が修復・保存されており、その中にいくつかのピラミッドがあります。今日の写真はそのアルツンハで撮ったものです。このアルツンハは都市に最も近い遺跡であり道路が舗装されアクセスが良いことから観光スポットとして人気があり、北米からの大型クルーズ船が寄港する日は多くの観光客でにぎわいます。1枚目の写真はこの国で最も有名なピラミッドを背景にしています。このピラミッドは地元ビールのラベルのロゴになっていることから誰でも知っているのです。
2枚目は上記の有名なピラミッドを遠くから眺めた景色で、この公園の広場の様子が分かる写真です。ピラミッドは広場を中心に取り囲む語りで配置されており、それぞれは総て違うデザインで造られています。この遺跡公園の遺跡は比較的修復が進んでおり、当時の面影を偲ぶことができます。なお総てのピラミッドは頂上まで登ることができます。
国内にある他の遺跡公園もそうなのですが周りは深いジャングルに囲まれています。この写真はピラミッドがある場所から200mほど離れた大きな池に通じるジャングルの道です。遺跡近くにも池はあるのですが、それは小さく乾季には干上がることもあったかと思います。なお大きな池には大型のカワセミがいましたから魚も豊富だったろうと思います。
この遺跡公園はジャングルの中にあることから多くの野生を見ることができ、バードウオッチングの場所としても有名です。バードウオッチャー憧れのトロゴン、大型のキツツキ、猛禽類などはかなりの確率で出会うことができました。写真は園内の梢にいたインコの仲間、オリーブスローテッド パラキートです。
1枚目の写真の撮影機材は Fujifilm Fine Pix F200EXR。撮影データは焦点距離 8.1 mm、35ミリ版換算 42 mm、 ISO 200、F 10.0、1/240sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。