写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園のビーチ

 カリブ海の島国セントルシアは、日本の琵琶湖ほどの大きさで600㎢強の国土面積しかない小さな国ですが、セントルシアが乾季で北半球が冬となる観光シーズンには世界中から観光客が集まります。無論人々にとってサンゴ礁の常夏の海は大きな観光目的の一つですが、そのほかに世界遺産であるピトン山や島中央部の深いジャングルは人気の訪問先です。今日の写真はこの国一番の観光スポットであるロドニーベイの北端にあるピジョンアイランド国立公園で撮ったものです。1枚目は公園内にある丘の上の、かつてのイギリス軍が造った砦の遺跡近くから園内のビーチを背景に写しています。

 2枚目は1枚目の写真の背景となっているビーチです。桟橋に横づけされているのは大型クルーズ船からのはしけで、それに乗って来た乗船客はここでシュノーケリングを楽しむためにいったん上陸し小型のボートに乗り換えて海岸沿いに移動します。

 こちらの大きな船が観光クルーズ船で、この島に寄港する中では中型の部類で、はしけで上陸しているのはこの船からの乗船客です。その向こうには小型の観光クルーズ船、手前には映画パイレーツカリビアンに登場したブラックパール号そのものです。

 2枚目の写真でビーチにピンク色に見える植物は、遠くから見ると日本の桜を思わせるもので、初めて見ると一瞬驚くのですが正体はこれです。名前は知りませんが4月ごろになると一斉に花を付けます。

 使用機材のカメラはSony 100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距50mm、35ミリ版換算75mm、ISO100、F5.6、1/160sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。