今日の写真は数年前に岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩した際に出会った野鳥です。散歩コースは国道の杉林沿い、根尾川沿い、柿畑の中、麦畑などの広い農地などとなっています。このコース全長は2㎞弱で歩いて30分ほどですが、それぞれのポイントで違った種類の野鳥を見ることができます。そのうちの一つである柿畑ではホオジロ、カワラヒワ、ツグミ、ムクドリ、モズ、アカゲラなどを見かけます。でもこの日は何とこの写真のヒレンジャクの群れに出会いました。ここでヒレンジャクに出会ったのは今のところ、これが最初で最後です。
この柿畑にヒレンジャクが好むような餌があるとは思えず、現に彼らは私が見ていた約1時間限りでは何もついばんではいませんでした。なぜ彼らがこの柿畑に群れていたのか今でもわからないままです。彼らは冬の冷たい雨に打たれて、時々群れで飛び立ち周辺を回った以外は、ほとんどの時間をこうしてじっとしていました。
上記の通りヒレンジャクを観察している間に、上空の高いところでトビが群れになって舞っているのを見ました。写真には大した数は写っていないのですが、この写真の倍以上はいたと思います。彼らは雨の冬空で何をしていたのでしょうか。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 200、F4.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
