中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの距離にアルツンハ国立公園があります。ここは古代のマヤ遺跡が残されており当時の人々の暮らしを偲ぶことができます。園内にはいくつかのピラミッドが復元された姿で残されており、そのどれにも頂上まで登ることができます。この遺跡は大型クルーズ船が寄港するベリーズシティに最も近く、またアクセスが良いことからこの国有数の観光スポットになっています。さらにここは周りがジャングルに囲まれており、野生動物に出会えることからバードウオッチャーにも人気の場所となっています。1枚目の写真は園内の一つのピラミッドの上で撮ったものです。手で触れることのできるこの石積みが何百年も前に、当時の人々の手で造られたものであることを思うと感慨深いものがあります。
2枚目以降の写真はこの公園を訪れた日に出会った野鳥たちです。これはこの国で見られる4種類のトロゴンのうちの一つであるビオラセウス トロゴンです。これはメスですがオスはとてもきれいな体色をしています。
こちらは街中でもよく見られるゴールデンフロンテッド ウッドペッカーです。多分この国で最も良く見かける数の多いキツツキで、街中の電柱に巣を作ったりしますが、一方でジャングルでも見かけることのできるといったように、どこにでも住むことができる習性を持っています。
こちらはオリーブスローテッド パラキートで、この国で最も数の多いインコの仲間です。ベリーズシティの街中でも見ることができ、このアルツンハ公園では毎回のように出会うことができます。
使用機材のカメラはSony α550、レンズは Minolta AF100-300 Apo, F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距200mm、35ミリ版換算300mm、ISO800、F11.0、1/400sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
